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2019年3月14日 (木)

英語を母国語としない国で最も英語力のある国は?そして 日本は?

Cover_pageEF English Proficiency Index (EF EPI)’「英語習熟度指標」という,成人の英語力による国別(当然,英語が母国語ではない国)ランキング報告があります。

2016年に 本ブログで 「English Proficiency Index’による国別英語力ランキング」と題して,2015年に発表された第5版を報告しました。

今回,紹介するのは 去年の10月に発表された 2018年の第8版,対象は 88ヶ国です。

この報告の解説部分を下に示します。

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METHODOLOGY
メソドロジー

EF English Proficiency Index は,ジャーナリスト,教育者,公務員 および ビジネスリーダーにより,権威ある情報源として引用が増加している。
EFは,英語教育に関する継続的な世界規模の議論に貢献している。

EF EPIの,この第8版は,2017年にEF標準英語テスト(EF SET)を受けた世界中の130万人以上の受験者からのテストデータに基づいている。

THE EF STANDARD ENGLISH TEST (EF SET)
EF標準英語テスト(EF SET)

EF SETは,オンラインによる英語の読解力とリスニング力のテストである。

これは受験者の言語能力を,共通欧州基準枠組み(the Common European Framework of Reference:CEFR)によって確立された6つのレベルのうちの1つに分類するように設定,標準化された,客観的なスコアのテストである。

EF EPI 2018スコアは,TOEFL iBT 2017スコア(相関係数:r = 0.82)および IELTS Academic Test 2016スコア(r = 0.71)と強く相関することがわかっている。 これらの相関関係は,これらのテストは異なるデザイン(テスト方法)と 異なる受験者プロファイルを持っているが,国際的な英語能力の同様の傾向を明らかにしていることを示している。

TEST TAKERS
受験者

EF EPIの受験者のサンプルは,語学学習に興味がある若い成人に回答者が偏っているが,サンプルは男性と女性の回答者間でバランスが取れており,幅広い年齢層の成人の言語学習者を表している。

 女性回答者が全サンプルの60%である。

成人回答者の中央年齢は 26歳である。

 

全回答者の86%が 35歳以下であり,99%が 60歳以下である。

 

男女回答者の平均年齢は等しい。

最低400人の受験者がいる都市,地域,国だけがインデックスに含まれているが,ほとんどの場合,受験者の数は これよりはるかに多い。但し,キューバ,カタール,モンゴル,アンゴラ,カメルーン,およびラオスは EF EPIの 前の版に含まれていたが,この版に含まれるのに十分な受験者がいなかった。

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そして結果はー

Rankng_01Rankng_02
上表は 88ヶ国を ‘English Proficiency Index’でランキングし,‘VERY HIGH’, ‘HIGH’, ‘MODERATE’, ‘LOW’,‘VERY LOW’ の5段階に分けて示しています。

1位は スウェーデン,日本は 過去最下位の49位で ‘LOW’です。
日本のランキングは下に示すように,2013年からしだいに下がっており,2015年までは ‘MODERATE’でしたが,2016年からは ‘LOW’です。

Japan_trend_20132018アジア各国のランキングは 下のとおりです。

Asia_ranking
アジアの1位は シンガポールで,世界でも 3位です。
シンガポールの公用語は英語なので,当然といえば当然ですが,シンガポール人は 英語だけを話す人は,おそらくおらず,人種に応じて中国語やマレー語を話すのに加えての英語なので このランキングに入っているのでしょう。

Asia_trend_2
上図は アジア各国の英語力の進歩の傾向を示しています。
日本は マイナス進歩です。
日本人の(若い人の)英語力は低下していると言えるのでしょうか。

世界の上位はほぼヨーロッパの国々です。
過去 8年の 上位5位は下表のとおりです。

Top_5_since_2011
北欧+オランダが 常に上位を占めています。

ヨーロッパで意外,かつ 驚きなのは,世界ランキングでのフランスの35位で,ポルトガル:19位,スペイン:32位,イタリア:34位,韓国の31位よりも下位です。
ヨーロッパ 32ヶ国中でも25位です。

フランス人は英語が分っていても フランス語を使い,わざと英語を話さない,と長く思っていました。
ひょっとすると 調査機関 EFEducation First)による英語力の調査自体が気に入らなくて真面目に受験してない,ってことはないでしょうね?

これはフランスでも田舎の受験者の影響が大きく,パリの受験者は そうでもないだろうと,都市別のランキングを見ました。(下記)

City_rankingしかし,リスボン,ソウル,マドリード よりパリは下位です,ローマ,東京よりは上位ですが・・・ 。

世界一の英語力のある,英語を母国語としない都市は アムステルダムで,納得です。
昔(40年前と35年前),出張時に歩き回ったとき,へたな英語で道を訊いても 誰でもよく聴き取ってくれて丁寧に答えてくれました。

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