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2019年4月14日 (日)

黒服の謎。

「朝日新聞DIGITAL」 4月4日に 国際基督教大学学生部長・加藤恵津子さんの 「黒のスーツが染めた入学式 ICU学生部長が感じた違和感」というタイトルの文が掲載されていました。
その出だしにー
昨年の勤め先の大学の入学式の光景に目を疑った。新入生の 99%以上が『黒スーツと白シャツ』である。濃紺の人もいたかもしれないが,ベージュや茶のスーツ,青い柄の民族衣装などの目に入る色や形は3人程度だ。『国際』 をうたう大学を選んでくれた人々の初日の服装である。
  就活を行う日本の学生が、『リクルートスーツ』 と呼ばれる画一的な服装をするようになったのは1980年代,黒が定番化したのは2000年代初頭と言われる。・・・ 」とありました。

明治大学の入学式でもー
「7日午前,日本武道館(東京都千代田区)であった明治大の入学式は4千人近い1年生が並んだ。圧倒的多数は黒か濃紺のスーツで,薄いグレーのスーツと青色の民族衣装の女子学生が1人ずついた程度だった。」と報じられています。

2000年前後の関東勤務時代,就職活動中と一目で分る多くの黒スーツ姿を異様だと思っていましたがが,大学の入学式も同様の状態になっているようで驚きです。
入学して あっという間に(?)始まる就職活動,その時に為の 黒服でしょうか?

50年以上前の私の大学入学式は 男子は,ほぼ学生服で黒でしたが スーツの黒とは違います。

所謂,就活は経験しておらず,一応 試験と面接を受けましたが,面接でおかしなことを言わなければ合格する指定校(学部・学科)の要求人数内だったので会社訪問はしていません。
就職試験を受けに上京したときの格好は ・・・ 覚えていませんが,少なくとも黒スーツは持っていませんでした。
ひょっとすると学生服?いや,私が入学式で着た学生服は 叔父のお下がり(高校までは 材質が化繊だったので,大学に入って ウール100%が着たかったので 譲ってもらった)だったので 4年生まで(入社試験は おそらく,4年生の夏休み前,6月?)着用に耐えたとは思えません。
ひょっとすると ブレザーか,替え上着?黒のスーツなど考えたこともありませんでした。

入社式は 紺色が多かったと思いますが,私は チャコール・グレイに近いスーツで,黒ではありませんでした。

入社後は ミディアム・グレイ(ソリッド,グレン・プレイド,ヘリンボーン,ハウンドトゥース,・・・ )のスーツを一番多く着ました。
紺系統のスーツは 一着も持っていたことはありませんでした。

最近の黒服に対して 新聞は 「減点を嫌う社会を反映(?)」と理由を推定していますが 諸々の理由があって 簡単には言えないようです。
しかし,カジュアルから(ほぼ)フォーマルまで,それこそTPO に応じて適切に着ることができる知識をもって,ワードローブを偏らないで揃えるよう意識したいものです。
洋服屋さんの 確かな知識に基づくアドバイスが要求されますが,現在の洋服屋さん,大丈夫でしょうか?
私は 大学の4年間(1970年前後),毎月買っていた 「メンクラ」(MEN'S CLUB,婦人画報社刊)から得た知識が役に立ちました。

最近のファッション誌は,時折り本屋で立ち読みする程度ですが,かつての「メンクラ」のように カジュアルからフォーマルまでバランスよく,筋を通して紹介する方針を持っているものが少なく,偏っているような気がします。

私が 47年前入社して,驚いたのは 部内旅行(200名弱,最近は考えられない)で,普段 ジャンパーで通勤していた多くの人たちが,スーツにネクタイ姿で参加したことでした。(逆だろう!)
最近 TV番組で見た,宮崎の新婚旅行の映像で 新郎のほぼ全員がスーツにネクタイ姿だったので そういう時代だったのでしょうが,現代も 別の意味で 大して進歩してない気がします。

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