« 「伊丹十三選集 第三巻 日々是十三」 を読んだ,全三巻読了。 | トップページ | 見出しに見る「勘違い」(その459) »

2019年4月 6日 (土)

野球ルール 「バントは『インフィールド・フライ』にならない」を知らなかった。

野球は 好きでも嫌いでもありません。
高校野球には 興味がなく,TV中継を観ることはありません。(ひょっとすると 伊丹十三氏の影響? 彼は若い頃 「高校野球が大嫌い」と明言しており,その理由として,高校球児とやらの顔つきが あまりに ・・・ だからと書いています。)
プロ野球は 広島カープの試合中継を時々 観ます。

ルールは 「アメリカン・フットボール」に比べれば,「サッカー」と同程度に知っているつもりでした。
しかし,先日 「広島カープ」の試合中継を観ていて 相手チーム(巨人か中日)の選手が,ノー・アウト(ひょっとするとワン・アウト),ランナー1,2塁でバントを試み,それがフライになって,カープの内野手がこれを捕球,アウトにしたとき,解説者が「バントは 『インフィール・フライ』には ならないんですけど・・・」と言ったのを聞いて,初めて知りました。
「バントは 『インフィールド・フライ』にならない」のです。これが野球を見る人間の常識か否かは 分りません。
カープの野手は それを知ってか知らずか,故意に落球して 2塁,3塁での併殺を試みるような姑息なことはしませんでした。
バントによる小フライでは 内野手に考える余裕がないから?

【復習】「インフィールドフライ」(Infield fly rule)とはー
「『無死または一死』で『走者一・二塁または満塁』の場面において 打者が打ち上げた飛球で,審判員が『内野手(内野に位置する野手)が普通の守備行為を行えば,捕球できる』と判断したものを,インフィールドフライという。インフィールドフライと判断した審判員は,直ちに上空を指差し 『インフィールドフライ』 とコールを行い,続いてアウトのジェスチャーとともに 『バッターアウト』 をコールする。また,いずれか一人の審判員がこのインフィールドフライのコールを行った場合は,他の審判員も同様のジェスチャーとコールを行い(コールを省略しているリーグもある),野手,走者および打者に対してこのプレイがインフィールドフライであることを知らせる。宣告を受けた時点で打者はアウトとなり,塁上の走者はフォースの状態から解除され,進塁義務がなくなる。また,インフィールドフライ宣告後はボールインプレイであり,審判員の宣告があってもプレイは続行される。」 とあって 「ライナーやバントでの飛球には適用されない。」と確かにありました。(米国で)バント飛球が適用除外となったのは 1920年だそうです。

間違いない,充分理解できる文章です。

この説明の中で 「『フォースの状態』から解除され,・・・ 」とあります。「フォース・アウト」は 定義はよく分りませんが,進む次の塁に球を送る,通常のアウトでしょうが,『フォースの状態』の定義が気になりました。 「フォース」は ‘force’ ?

フォースの状態】(“Force” situation)とはー (「スター・ウォーズ」とは関係ありません。)
「打者が投球を打つ等により打者走者となった場合,各走者が後ろの走者のために元いた塁を明け渡して,必ず進塁しなければならない状態を指す。」とあって,英語では  ‘a force is a situation when a baserunner is compelled (or forced) to vacate his time-of-pitch base—and thus try to advance to the next base—because the batter became a runner. A runner at first base is always forced to attempt to advance to second base when the batter becomes a runner.’ と書いています。
すなわち, “force” は ‘be forced to vacate his time-of-pitch base ・・・ ’ で,「自分のいる塁を打者に明(空)け,次の塁に進むことを強いられるbe forced)」からきているようです。

従ってー
 ・一塁走者は,打者が走者となった場合には,いつでも「フォースの状態」となる。
 ・二塁走者は,同様の場合,一塁走者がいるケースにおいて,「フォースの状態」となる。
 ・三塁走者は,同様の場合、一塁走者,二塁走者ともにいるケースにおいて,「フォースの状態」となる。

フォースの状態にある時,守備側は走者に触球するほか,その走者が進まなければならない(be forced to advance)次の塁において触塁すれば,その走者はアウトとなり,このプレイを 「フォース・プレイ」といい,「フォース・プレイ」によってアウトを取ることを 「フォース・アウト」というのです。
馬とは関係ないので 「ホース・アウト」ではありません,あくまで 「フォース・アウト」です。

70歳にして あまり,役に立たない勉強をしました。

|

« 「伊丹十三選集 第三巻 日々是十三」 を読んだ,全三巻読了。 | トップページ | 見出しに見る「勘違い」(その459) »

つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 「伊丹十三選集 第三巻 日々是十三」 を読んだ,全三巻読了。 | トップページ | 見出しに見る「勘違い」(その459) »