見出しに見る「勘違い」(その485)
「文大統領 『金正恩氏を信じる』,『日本は国内政治に歴史を利用するな』」 2019/6/27 中央日報・日本語版
‘文在寅大統領は6月26日,3回目の米朝首脳会談が開催される見通しについて 「今やその時期が熟しつつあると考える」と指摘した。文大統領はこの日、聯合ニュース,AFP,APなど国内外七つの通信社による書面インタビューでこのような考えを示し 「韓半島(朝鮮半島)平和プロセスはすでにかなり進展した。朝米交渉の再開を通じて次の段階に進むだろう」とも予想した。文大統領は「金正恩国務委員長による非核化の意志を信じる」,「(金正恩氏は)非常に決断力と柔軟性のある人物だ」と非常に高く評価した。文大統領は27日,主要20ヶ国・地域首脳会議(G20サミット)が開催される大阪で中国の習近平・国家主席と首脳会談を行い、翌28日にはロシアのプーチン大統領と首脳会談を行う予定だ。
文大統領は韓日関係の最大の懸案である強制徴用判決問題について,韓国政府が提示した「韓国と日本の企業が出資した基金の設置」が解決策になると主張した。しかし日本は「韓日協定違反」との理由でこれを拒否している。文大統領は「韓日関係発展のためには歴史問題を国内の政治に利用してはならない」,「歴史問題は韓国政府が作っているのではなく,過去の不幸な歴史のために生じた」などと主張した。G20首脳会議では韓日首脳会談が行われないが、文大統領は「いつでも対話のドアは開かれている。G20の機会を利用するかどうかは日本に懸かっている」との考えも示した。
・・・ ’ と報じています。
これほど ものの分らない男に国の行く先を託す韓国人の勇気に感心します。
日韓協定は歴史問題ではありません。日本にとって 歴史問題は存在しません。韓国政府が作らないのなら誰が歴史問題を作っているのでしょう。
「【社説】国民の安全を守る最高責任者が金正恩を信じるとどうなるか」 2019/6/27 朝鮮日報・日本語版
‘文在寅大統領は6月26日,7ヶ国の通信社による合同のインタビューで 「核ではなく経済発展を選択し、未来に進んでいくというのが金正恩国務委員長の明確な意志だ。私は金委員長の非核化の意志を信じる」と述べた。・・・
金正恩氏のいわゆる「非核化の意志」は韓国政府が昨年早々から保証し続けてきたが,米国の全ての情報機関トップらは「金正恩氏は核を放棄しない」と一致して主張している。一昨日には米国防情報局(DIA)のロバート・アシュリー長官が改めて「金正恩氏は非核化の準備ができていない」と公の席で証言した。韓国国民の4人に3人も「北朝鮮は核を放棄しない」と考えている。このような見立てをする米国の情報機関トップたちや韓国国民は愚か者なのだろうか。
金正恩氏の「非核化の意志」が「うそ」だと誰もが確信したきっかけは,ベトナムで行われた 2回目の米朝首脳会談だった。金正恩氏は寧辺核施設を放棄する見返りに,北朝鮮に対する制裁の全てを解除するよう要求した。寧辺は北朝鮮が核開発を始めた場所という象徴的な意味合いはあるが,すでにくず鉄同然の古い施設であり,また寧辺のほかに規模がより大きく進んだ核施設がすでに存在するため,寧辺が占める割合は非常に小さい。そのよう事実をよく知るトランプ大統領は金正恩氏に「あなたは妥協する準備ができていない」と言い残して交渉会場を後にした。
ところが文大統領は26日のインタビューで「寧辺核施設の全てが検証され,完全に廃棄されれば,非核化は不可逆的な段階に進んだと評価できる」と述べた。文大統領は「非核化が不可逆的な段階にまで進展すれば,北朝鮮に対する制裁を解除すべきだ」と一貫して主張している。しかし北朝鮮がくず鉄同然の寧辺を廃棄するだけで制裁が解除されるのであれば,これは北朝鮮を核保有国にするのと全く同じだ。
一国の大統領は国民の安全を守る最高で最後の責任者だ。つまり彼以上の責任者が存在しない最後の最後だ。もちろん非核化交渉を進展させるために「信じる」と発言することも時には考えられるだろう。しかし文大統領は今,金正恩氏の意図や本心を正確に読み取り理解した冷静な交渉者になっているだろうか。あるいはもしかするとただの幻想に陥っているだけなのではないか。文大統領が金正恩氏であれば,経済開発を進めるため核を放棄するか、一度胸に手を当てて考えてみてほしい。’ とのことです。
まさしく 金正恩のスポークスマンでしかありません。ひょっとすると 北朝鮮の潜入スパイでは?と思わせる北朝鮮よりの発言です。
韓国国民がよく黙っているものです。
G20で 日本の首相が会談する相手ではありません。無駄です。
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