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2019年6月 7日 (金)

毎回 楽しみだった英国ドラマ「刑事フォイル」が終わった。

6月1日,英国のTV ドラマ 『刑事フォイル』(‘Foyle's War',2002~2015)の全28話のNHK BSプレミアによる放送が終了しました。
権威に媚びず,脅しに屈せず 正義を成す フォイルの静かな語り口に込められた強い意志と,練られたストーリーが面白く,録画もしましたが ほぼ生で観ました。

1999年の「007 ワールド・イズ・ノット・イナフ(The World Is Not Enough)で MI6Mのチーフ・スタッフ ビル・タナーを演じた マイケル・キッチン(Michael Kitchen)演じる警視正(Detective Chief Superintendent),そして戦後は MI5のエージェント 「クリストファー・フォイル」Christopher Foyle)が遭遇し 解決する,戦時中から戦後にかけての混乱するイギリスの世情を反映する複雑な事件が描かれていました。

1作1作 丁寧に作られており,時代考証は 帝国戦争博物館(the Imperial War Museum)のお墨付きです。

下表が 全28作品のリストです。

List

事件が発生した 年月の設定を明確にし,その時期における英国の状況と他国との関係も劇中に描かれで真実味を増していました。
特に,戦勝国でありながら 終戦から 2年経っても尚,配給制度が続いていたことなど勉強にもなりました。

このドラマで使われた当時の品物の正確を期す執着さは相当なもので,それにコストがかかり過ぎて 番組が終了したとの話もあります。
ここでは 全28話で登場した,印象深い車を紹介します。

1936-wolseley-14_56

1936 Wolseley 14/56” , サマンサ・スチュアート(Samantha Stewart),通称 「サム」を運転手として,フォイルが一番多く乗っていました。

1929-bentley-45-litre

1929 Bentley 4½ Litre All Weather Saloon by Salmons
1936-rollsroyce-25_30-hp-mann-egerton

1936 Rolls-Royce 25/30 h.p. Mann Egerton
1936-rover-14-hp-sports-saloon

1936 Rover 14 hp Sports Saloon
1939-morris-eight-series-e

1939 Morris Eight Series E
1940-hillman-minx-phase-i

1940 Hillman Minx Phase I”。 ヒルマン・ミンクスは,いすゞ自動車が トラック製造から乗用車製造に進出するため,1950年代から60年代にかけて ノックダウン生産方式で製造・販売しており,60年ほど前の子供の頃,その昔,T型フォードに乗ったことがあるという母方の祖父が乗っていました。これが外車なのか国産車なのか議論した記憶があります。
尚,型フォードは前進・後進のシフトが容易(しくみは分りませんが)で,縦列駐車が楽だったと祖父が話していました。
記憶が正しければ 祖父は 70代になって車の運転を止め,免許証は返納せず,ホンダ・スーパーカブに乗り代えました。
「これだと 自分が怪我するだけで 人を傷付ける可能性が低い。『スーパーカブ』はよくできている。」と,かつては ハーレー・ダビッドソンのサイドカー付きにも乗っていた祖父は言っていました。
1942-ford-gpw-jeep

1942 Ford GPW 'Jeep'” 
1946-jaguar-35-litre-mkiv
1946 Jaguar 3½ Litre [Mk.IV]

1948-mg-tc

1948 MG TC 。(これは ちょっと年代が合わない。)
登場人物が乗る車のみならず,チラッと見える車,バスや救急車まで 手を抜かず 半世紀以上前の車を配置し,抜かりがありませんでした。

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