« 見出しに見る「勘違い」(その478) | トップページ | まだ 30℃ を超えないが,今年初めての 「かき氷」。 »

2019年6月18日 (火)

大谷翔平選手のサイクル・ヒットの米国の報道。

6月13日,フロリダでの レイズ戦で,エンゼルスの大谷翔平選手が 7回 4打席目の シングル・ヒットでサイクル・ヒットを達成し,大きく報道されました。

スポーツ専門チャンネル ESPN の電子版,June 14,2019 付けの 見出し “Shohei Ohtani is baseball's forgotten wonder” (「大谷翔平は 野球の忘れられた奇跡」 あるいは 「大谷翔平は 野球界が忘れかけていた天才」)の記事を読んでみました。

拙訳と共に転載します。

******************************

Some fans love cycles. Some are indifferent to them. Some get annoyed whenever an announcer says a player is a "triple away from the cycle," as if Chief Wilson or Willie Wilson or even Mookie Wilson were up and a triple was actually in the realm of possibility.

サイクル・ヒットが好きな人がいるし,そうでない人もいる。 人によっては アナウンサーの 「あと三塁打が出ればサイクルヒット達成」という実況のたびにイライラする人もいる。たとえば,チーフ・ウィルソンウィリー・ウィルソン,さらには ムーキー・ウィルソンでさえ 三塁打が出ず,サイクルヒットを達成できなかったときのように。

In the top of the seventh inning Thursday, Shohei Ohtani wasn't a triple away from the cycle, but merely a single away, having homered in the first, doubled in the third and tripled in the fifth for the visiting Los Angeles Angels.

木曜日の7回トップで、大谷翔平は,サイクル・ヒットまで 残すは三塁打ではなく,単なる シングル・ヒットだった ー ロス・アンゼルス・エンゼルスの遠征先で大谷は1回にホームラン,3回に二塁打,5回に三塁打を打っていた。

In a terrific eight-pitch duel against Tampa Bay Rays reliever Hunter Wood, Ohtani fell behind in the count, worked it full with two good takes, fouled off two fastballs -- one inside, one away -- and then saw the first slider of the at-bat and lined a soft single into right-center.

タンパ・ベイ・レイズのリリーフ・ピッチャー,ハンター・ウッドとの息をのむ 8球の戦いで,大谷は フルカウント後,2つの速球(一球は内角,他は外角)をファウルし,その後の最初のスライダーを見て バットで捉え,ライト中央にライナーのシングル・ヒットを打った。

It's OK to admit that when Shohei Ohtani hits for the cycle, it feels like a much cooler achievement. Even Rays fans gave him a standing ovation:

大谷翔平が サイクル・ヒットを達成したとき,それが極めてクールな業績のように感じても不思議ではなかったが,レイズ ファンでさえ彼をスタンディング・オベーションで祝福した。

Ohtani's cycle in the Angels' 5-3 victory also served as a nice reminder that last year's two-way sensation is still worth paying attention to, even if he's only hitting this season as he recovers from Tommy John surgery.

5対3で エンゼルスが勝った試合での大谷のサイクル・ヒットは,たとえ彼が トミー・ジョン手術からの回復段階として今シーズンは打撃だけであっても,昨年の二刀流の興奮を まだ心に止める価値があることを思い出させた。

Maybe only half his superpowers are in effect for now, but he's back to being one of the game's most exciting players.

たぶん彼のスーパーパワーの半分だけが今のところ成果を出しているが,彼はゲームの最もエキサイティングなプレイヤーの一人に戻っている。

Ohtani's production at the plate as a rookie was a revelation as he hit .285/.361/.564 with 22 home runs in 326 at-bats.

去年,新人のバッターとして 大谷は 326打席で22ホームラン,.285 / .361 / .564(打率/出塁率/塁打率)の成績を残した。

He didn't have enough plate appearances to qualify for the official leaderboards, but his .564 slugging percentage would have ranked fourth in the American League behind only Mookie Betts, J.D. Martinez and Mike Trout, and his .925 OPS would have ranked sixth, behind those three plus Jose Ramirez and Alex Bregman.

彼は,公式のリーダーボードに掲載されるのには打席数が不足していたが, .564のスラッグ率は ムーキー・ベッツJ.D.マルティネス および マイク・トラウトに次いで アメリカン・リーグで4位であり,OPSOn Plus Slugging,出塁率+長打率)の .925は,前述3人 に ホセ・ラミレスアレックス・ブレグマンを加えた5人に次ぐ 6位だった。

Ohtani didn't make his 2019 debut until May 7, and when he got off to a slow start -- .237 and two home runs in his first 19 games -- we kind of forgot about him. We have short memories in baseball.

大谷は今年 2019年は 57日まで出場しなかった、そして 彼はゆっくりとしたスタートを切って –  最初の19ゲームで 打率 .2372つのホームランを打った 我々は彼を忘れていた。 私たちの野球における記憶は長くは続かない。

There were new sensations to devote our highlight watching to. Of course, it didn't help that the Angels were 26-29 at that point and once again looking more like a .500 team than a playoff contender.

我々にはハイライト・ウォッチングに専念する新しい感覚があった。 もちろん、それは,その時点で 2629敗であったエンゼルスが,プレーオフの候補はもちろん,勝率 .500のチームに戻すことの助けにはならなかった。

After his 4-for-4 performance against the Rays, Ohtani is now hitting .281/.350/.512 with eight home runs. The designated hitter has been particularly hot the past 10 days or so:

レイズ戦での4打席4安打のパフォーマンスの後,大谷は現在 8つのホームランを含んで 0.281 / .350 / .512の成績だった。この指定打者の 最近10日間ほどは特にホットだった。

(転載了)
***********************

あまり日本での野球報道を見ませんが,打者の成績は 「打率」,「打点」,「ホームラン数」くらいと思っていました。
敢えて加えれば 「得点圏打率」,「出塁率」でしょうか。

米国の報道では 「ホームラン数」,「打率/出塁率/塁打率」,「OPSOn-Base Plus Slugging)=出塁率+長打率」を打者の評価すべき成績として示しています。

それにしても 三塁打を残して これを達成する難しさは分りますが,シングル・ヒットもそれほど容易ではなさそうです。ボールが外野手の後ろに転がった場合,一塁で止まって,それ以上 走らないことは団体競技として 許されないでしょうから ・・・ 。

|

« 見出しに見る「勘違い」(その478) | トップページ | まだ 30℃ を超えないが,今年初めての 「かき氷」。 »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 見出しに見る「勘違い」(その478) | トップページ | まだ 30℃ を超えないが,今年初めての 「かき氷」。 »