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2019年7月25日 (木)

最後の “Jack Purcell” ?

コンバースのスニーカー “Jack Purcell” を買いました。スタンダードの ‘White’,‘Canvas’,‘Low top’ のインドネシア製です。

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いつから “Jack Purcell” を履き始めたかはっきりしませんが,学生時代からだと 約50年間,絶えることなく保有していました。
但し,歳をとるに従って履く頻度が低くなったためか,現在まで持っていたのは 1996年頃に買ったと思われる,コンバースが製造を米国内から東南アジアに移す(2001年?)以前の ‘Made in USA’ で 20年モノです。
それ以前の現役時代,常に 新旧2足を維持し,旧は出張で 安全靴不要の現場に行く場合,作業用に履いていました。つなぎの作業服に合います。

最近,この20年モノを家人から 「汚いから買い替えたらー 」と言われ続けて 古希を過ぎて あと20年履くつもりで決心しました。

Dsc_2205Dsc_2207Jack Purcell” は,カナダ人バドミントン世界チャンピオン ‘John Edward "Jack" Purcell’ (1903~1991)が 1935年にデザインし,PF Flyers (the B.F. Goodrich Company)が1935年に売出し,1972に コンバーズ( Converse)が PF Flyers (現在は New Balance)がら, 商標権と共に 買い取りました。

英文 Wikipedia には ‘Converse “Jack Purcell” basketball sneakers are also popular, but more for their vintage fashion appeal than for athletic use.’ (スポーツ用よりも ヴィンテージ・ファッションとしてアピールしている。)

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新旧を並べると,爪先の ‘smile’ マークと共に ‘Jack Purcell’ の特徴である ヒールラベルの ‘blue tips’ ,通称 「青ひげ」部分が 20年以上履いて摩り減って消え,“Jack Purcell” ロゴ部分も危なくなっていました。
私の持っている,どんな服にも,コットン・スーツにさえ合わせられるスニーカーは この “Jack Purcell” を措いて考えられません。
「ジャンプ・スーツ作業服」から 「コットン・スーツ」までの “Jack Purcell for vintage fashion” です。

Bb 湘南ベルマーレの ‘Spring/Summer 2016 Official Style’ は,Brooks Brothersが提供するコットン・ジャケット/パンツでした。

 そして このときの 彼等の足元はー “Jack Purcell” でした。
 分っているスタイリストでした。
 
 因みに 男性月刊誌 ‘GOETHE’ に 「空前のスニーカーブーム到来!着こなしに差をつける白スニーカー9選」と題する記事がありました(ネット)。
挙げられていたのはー

OFFICINA SLOWEAR’  ¥58,000
VALEXTRA’  ¥86,000
MIPTARGAN’  ¥28,000
JOHN LOBB’ ¥130,000
BRUNELLO CUCINELLI’ ¥110,000
BROOKS BROTHERS RED FLEECE’ ¥13,000
DUNHILL’  ¥67,000
1PIU1UGUALE3’  ¥68,000
RALPH LAUREN PURPLE LABEL’  ¥80,000
知らないブランドが多く,確かに差をつけられる,スニーカーとは思えない立派な値段で,年金生活者は手が出ませんが,差をつけるつもりはありません。
私が買った 白スニーカー “Jack Purcell” はメーカー希望小売価格 ¥6,000(税抜)が 1割引きで ¥5,400 でした。

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