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2019年8月25日 (日)

Brooks Brothers ,日本上陸 40年を祝ってー

1818年 米国で設立し,去年 200周年を迎えた世界最古のアパレル・ブランド,Brooks Brothers が 海外一号店として日本に店を開いたのが 1979年で,今年 40年記念として各種の祝いの行事をやっています。
アメリカン・ファッションの雄で,ボタンダウン・シャツ,ナチュラル・ショルダー,ノーダーツ,三つボタン中一つがけのサック・スーツ(Ⅰ型スーツ)の創始メーカーで,日本のメーカーの模倣のオリジナルとして,1979年以前から その名を知っていました。
始めて 買ったのは 1980年代初め開店した広島そごうなのは覚えていますが,何を買ったのかは覚えていません。シャツ,スーツ,スポーツ・コート,ブレザー,パンツ,アウター・コート,タイ,セーター など 最も多く買いました。特に,1994年に東京勤務になってからは 季節が変わる度に 青山本店に足を運びました。

英語版 Brooks Brothers のホームページの ‘Magazine’ に “A Home Run in Tokyo” と題する記事がありました。

拙訳して転載します。

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40-years

2019年秋冬のランウェイ・ショーで日本での40年を祝う

ブルックス・ブラザーズのスーツと日本の野球ユニフォームに,ポップコーンとピンストライプ。 ブルックス・ブラザーズは,米国と日本の両国に愛される,アメリカのファッション・クラシックと野球に敬意(homage)を表して、日本での40年を祝った。

2019年523日の夜,我々は東京の象徴的な明治神宮外苑国立競技場内の屋内野球練習場に,複雑な(elaborate)ランウェイを組み,プレゼンテーションとアフター・パーティーを開催した。 これは偶然の一致ではない。ブルックス・ブラザーズは,長年にわたり日本のナショナル野球チームであるサムライ・ジャパンの公式スーツ・スポンサーである。

ノスタルジックなアリーナとは対照的に,野球のダイヤモンドと観覧席の周りに未来的なネオンの境界線を描いた。 60人のランウェイ・モデルが,1979年のポップロックやニュー・ウェイブのヒットをフィーチャーしたレトロなサウンドトラックに向けて舞台を歩いた。
1979年,劇場となった東京銀行のビル内に,日本で最初の店舗をオープンした年だった。

当時,アメリカで最も古いアパレル・ブランドは先駆者(trailblazer)であり,日本に最初に出店した米国の衣料品ブランドの1つだった。

プレッピー時代の前身である,切望されたアイビーリーグ・ルックの権威として,ファンが集まって,日本のスタイリッシュなセットの特徴(hallmark)となった,象徴的なボタンダウン・オックスフォード・シャツとネイビーブレザーを購入した。

今日,ブルックス・ブラザーズは日本における,オリジナル・アメリカンブランドとして定着し,全ショップ 83ヶ所のうち25ヶ所が東京にある。

2019年の残りの期間中,日本のブルックス・ブラザーズは,全てのショップで さらに記念日のお祝いを展開する。

500人以上の報道関係者と特別ゲストが参加した5月のイベントには,ブルックスブラザーズ会長兼CEOであるクラウディオ・デル・ヴェッキオ(Claudio Del Vecchio)とブルックスブラザーズ・ジャパンのCEOである小布施森一が参加し,ブルックスブラザーズの婦人服コレクションのクリエイティブ・ディレクター ザック・ポーセン(Zac Posen)も加わった。

ショーの後,ゲストはフィールドに招かれ,野球のユニフォームを着たウェイターがホットドッグ,ニューヨークスタイルのプレッツェル,その他おなじみの球場をテーマにした軽食のトレイを提供した。

野球とイノベーションは、ランウェイ・ルックスをスタイリングするためのインスピレーションの源としても機能し,カジュアルな上着(tog)と黒のネクタイスタイルが独創的な方法で重ね合わされた男性と女性向けの2019年秋コレクションを特徴づけていた。

GQマガジンの,特定な仕事を割り当てられない(at Large)クリエイティブ・ディレクターであるジム・ムーア(Jim Moore)が,ショーをスタイリングし,男性モデルのブルックス・ブラザーズのシグネチャー・フットウェアのすべてーゴールデンフリース・コレクションのホワイト・レザー・スニーカーや光沢のある黒のカーフスキン・ローファーの,ソックスを除くほぼ全てを選んだ。

ランウェイのほぼすべての男の主役(starrig on):首にボタン留めのクラシック・オックスフォード・シャツ。

ショーでは,タキシードパンツとツイードとコーデュロイのレイヤードコンビネーションによる黒いテニス・シャツなど,予想外の組み合わせが示された。

スタイルの多くは,ニットウェアまたはアウターウェアのいずれかを合わせた。

「ツイード・ジャケットに合わせたパーカーは,ジャケットを新しい場所に引き出すが,洗練された状態を保つ。」とムーアは言った。「男性の着こなしに合わせて,シックでありながら地味に(chic yet still grounded)仕上げるためにクールさを高めたトリック」を強調した。

ムーアは次のように述べている。「クラシックを再発見するために ブルックス・ブラザースに宝探しに行こう。ブルックス・ブラザーズは本物の金鉱山(gold mine)である。どんなファッションにも耐えることができるスリムなオックスフォードクロス・シャツのような,本当にスリムなフィット感をはじめ,美しくてクールなもの(stuff)がたくさんある。」

(転載了)
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かつてドレス・シャツを買う場合,デパートの紳士服売り場のシャツは それなりにサイズが揃っていたかも知れませんが,メンズ・ショップでは ネック・サイズのみで 袖の長さはネック・サイズ毎に1種類しかなく,買えば 必ず袖長さを補修する必要があって困っていました。
(オーダーすれば問題ないが,ボタンダウン・シャツを真面に作れなかった。)

そこに日本に上陸した ブルックス・ブラザーズの場合,色・柄・タイプの選択肢が多く,かつサイズ(neck,sleeve)の揃え方が充実していました。

Shirts-sizes

3種類の neck に対して,それぞれ 4種類の sleeve長さがあります。

これは 「白のブロード,レギュラー・カラー」や 「白のオックスフォード・ボタンダウン・カラー」などの代表的なシャツのみならず,全てのドレス・シャツに対して このサイズを揃えているのは,冷静に考えれば 大変なことです。

20年ほど前,ヒューストンに出張中,ガレリア内の ブルックス・ブラザーズに その日の仕事を終えた夕方に寄った折り,値段が日本より安く,気に入ったシャツがあったのですが,腕の短い私が 日本で買っていた 31" sleeve がなく,米国では 32" からであることを知りました。ーと店のスタッフに言うと 補修するとのこと。日本の常識からすると 補修に要する時間は 1週間なので,明後日 帰国するので間に合わないだろうと告げると,翌日の正午までに出来上がると言われました。
その時 買ったシャツは今はなく,どんなシャツだったかも覚えていません。

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