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2019年9月24日 (火)

見出しに見る「勘違い」(その518)

「東京五輪の旭日旗論争, 戦犯国・日本の公論化機会」  2019/9/18 中央日報・日本語版
  ‘「悪魔の象徴。なぜ韓国は東京オリンピック(五輪)で日本の旭日旗使用禁止を望むのか」。米国CNN8日付記事のタイトルだ。
   日本は来年の東京五輪・パラリンピック時に旭日旗の競技場搬入を許容するという方針だ。橋本聖子・五輪担当相は12日,「旭日旗は政治的な意味で宣伝になるものではない」と主張した。国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドリュー・パーソンズ委員長は旭日旗を連想させるメダル模様に関連して「日本の扇のイメージを反映したもの」と話して日本の肩を持った。旭日旗は果たして問題はないのだろうか。これに関連して専門家に聞いてみた。
  --日本で旭日旗はどのような意味なのか。
  韓国の大学に在職中の日本人教授(匿名希望)「旭日旗は赤い太陽の周囲に朝日が広がっているデザインだ。1868年明治維新以前から『めでたい』『景気または縁起が良い』などの意味に使われてきた。その後 1870年に帝国陸軍が自分たちの標章に指定し,現在も自衛隊が使っている。模様そのものはもともと良い意味なので商標やロゴに使われている。朝日新聞やアサヒビールが太陽を象徴しているため旭日旗デザインを使っている。反面,右翼団体も旭日旗を使うことがある。どのような場でどのように使われるのかによって認識が違う。個人的には戦時に使われたので拒否感がある」
  --旭日旗は戦犯旗なのか。
  誠信女子大学の徐敬徳教授「日本が第2次世界大戦当時,他の国を侵攻する時に使った帝国主義軍規(旗?)ということが歴史的ファクトだ。それでも日本は『昔から広範囲に使っていてオリンピック(五輪)でも問題にならない』という立場だ。国際オリンピック委員会(IOC)憲章第50条2項には 『いかなる形のデモや政治的・宗教的・人種的宣伝も許さない』と規定している」
  --国際社会でドイツナチスの象徴であるハーケンクロイツはダブー視されている。
  マティアス・シュルツ(シュトゥットガルト居住ドイツ人)「ドイツでハーケンクロイツを使えば3年以下の懲役に処されることがある。刑法92a条により,公職身分や選挙投票権も剥奪されることがある。ドイツにも極右組織やネオナチスが存在するが,これらに反対する者がはるかに多い。加害者であった恥ずかしい歴史のためだ。欧州では公共場所はもちろん,競技場でも使うことはできない。〔これとは反対に,1日,米国プロサッカー(MLS)競技中,観覧席に『Eiserne Front』(反ナチ団体の象徴)が描かれた旗を掲げたポートランド・ティンバーズの観衆にも3試合入場禁止懲戒が下された〕」
 --IOCは旭日旗に対して「五輪の時期に懸念が生じた場合には,ケース・バイ・ケースで対応する」という立場だ。
  スポーツ文化研究所のチェ・ドンホ所長「IOCはオリンピックを売るグローバル独占企業だ。スポンサーシップが重要で,日本の影響力を無視することはできない。オリンピック最上位等級の公式スポンサーTOP(The Olympc Partner)13社のうち,日本が3社(トヨタ・パナソニック・ブリヂストン)、韓国が,1社(サムスン電子)だ。多くの国々がハーケンクロイツとは違って旭日旗が軍国主義の象徴であることを知らない点も、IOCが日本の肩を持ちやすい状況だ」
  ・・・
  --今後どのように対処していくべきか。
  ・・・ 
  徐敬徳教授「11日,トーマス・バッハ委員長と205ヶ国のIOC会員国に『旭日旗はハーケンクロイツと同じ戦犯旗』と訴える電子メールを送った。日本五輪担当相の発言は日本が正しい歴史教育を受けることができなかった点を見せている。逆に国際社会に日本が戦犯国であることを公論化する最高の機会だ。日本がずっと妄言をするように願う」’ との報道です。
  徐先生,相変らずの ピント外れのご活躍です。
 「国際社会に日本が戦犯国であることを公論化」して どうするつもりか,何の目的か,さっぱりわからず,頭の中がどうなっているのか 覗いてみたいものです。そもそも 「戦犯国」とは何?戦争して負けた国?何(組織)によって定義された言葉?そして,だからといって 何が問題?

「名門・延世大学教授 『慰安婦は売春』発言で物議」  2019/9/23 朝鮮日報・日本語版
  ‘名門・延世大学社会学科の柳錫春 教授が大学の講義中,「慰安婦は売春の一種」と発言していたことが分かり,政界で物議を醸している。与野党は一斉に柳錫春教授を批判する論評を出し,延世大学総学生会も対応に乗り出した。柳錫春教授は洪準杓代表時代に最大野党・自由韓国党の革新委員長を務めていた。
  一部メディアの報道によると,柳錫春教授はこのほど,社会学専攻の講義中に「売春は古い産業であり,多くの国が売春を容認しているが,日本だけ批判するのは望ましくない」として,上の発言をしたという。「慰安婦被害者は自発的に行ったわけではないのではないか」という学生の質問に,柳錫春教授は「今,売春をしている人たちは親に売られたのか」「生きることが困難で行ったものだ」と答えたとのことだ。挺身隊問題対策協議会(挺対協)についても,「挺対協がなかったら,あの方々(元慰安婦の女性たち)は散らばっていてそれぞれの人生を送っていた。過去の生活について事々しく話はしなかっただろう」と批判したことが分かった。
  この発言が伝えられると,延世大学総学生会は「柳錫春教授の授業中にあった不適切な発言を強く糾弾し,可能な限りのあらゆる対応を準備している」と明らかにした。・・・ 共に民主党は「歪曲された歴史意識を持っている柳錫春教授を党の重責に任命した自由韓国党は単なる遺憾の意の表明にとどまった」と批判している。正しい未来党は「柳錫春教授は卑しく浅はかな知識で害悪ばかり与えるエセ知識人だ。延世大学は柳錫春教授を直ちに罷免せよ」と述べた。’ とのことです。
   柳 教授は 64歳とのことです。
   「市民団体庶民民生対策委員会は23日,教授が歴史を歪曲して虚偽事実を流布し,慰安婦被害者の名誉を傷つけたとして虚偽事実流布,名誉毀損などの容疑でソウル西部地検に告発しました。
   同団体は告発状で『柳教授の妄言は天人共に許しがたい行為。慰安婦被害者と国民,当時講義を聞いた教え子にも席藁待罪(むしろの上に伏して処罰を待つの意)するのが当然だが,独善と我執で本人の主張に埋没し高慢な態度で一貫している』と批判した。」との報道もあります。
   極めて 冷静で 理性的な発言ですが,韓国においては 相当な勇気が必要な発言で,生命にも関わるかも知れません。
   最近,気のせいか,このように韓国内で 大勢におもねない,世論を気にしない,勇気ある発言をする方が現れているようです。
  

あまりに理不尽で,感情的な韓国内の流れの異常さに黙っておれず,ぼちぼつ異議を唱える真面な人も現れるでしょう。

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