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2019年10月13日 (日)

中国を最も嫌っている国は?

Pew Research Center’ ,Sept.28, 2019 に “People around the globe are divided in their opinions of China” (世界中の人々は中国に対する意見で分かれる)と題する報告がありました。

世界の国々は中国をどのように見ているか,興味深い報告です。

拙訳して転載します。

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001_20191001165101 中華人民共和国は101日の建国70周年を祝っているが,ピューリサーチセンターの最新の ‘Global Attitudes Survey’ によると,世界中の人々からさまざまな評価を受けている。 調査対象の32ヶ国で中央値の41%が 中国に好意的であるのに対し,批判的な見解の中央値は37%である。

そして,ほとんどの国の大多数は,中国が世界に与える影響が著しく成長したことに同意するが,これは必ずしも2019513日から 829日に実施された34,904人の調査によれば,中国への好ましい見解には反映されてない。

西ヨーロッパの大部分における中国への見解は,結局のところ(on balance),否定的である。 ギリシャの51%は中国を肯定的に見ているが,西ヨーロッパ諸国の複数または大多数は,スペインの53%からスウェーデンの70%の範囲で否定的な意見を持っている。

中国を肯定的に評価する人々の割合も,調査対象の西ヨーロッパ諸国のほぼ半数で - スウェーデン(17ポイント減),オランダ(-11ポイント),英国(-11)を含む - 2018年以降 2桁 低下している。 ギリシャとイタリアでのみ意見が改善された。

002_20191001165101 中央ヨーロッパと東ヨーロッパでは,評価が多少分かれている。 ブルガリア人、ポーランド人、リトアニア人は中国に対して肯定的見方が否定的見方より多く,ハンガリー人はほぼ均等に分かれている。 逆に,スロバキア人の多くと大多数のチェコ人は,中国に対する否定的見解を持っている。

中国に対する否定的な見方は,米国とカナダの両方で優勢であり,それぞれ60%67%が中国を好ましくないと考えている。 両国では,これはセンターの過去の投票歴に記録されている中国への最高の否定的意見である。(米国の意見の詳細については,「中国の米国の見解は貿易緊張の中で急激にマイナスになる。」を参照) また,どちらの国でも最大の前年比の変化を反映している。
たとえば,カナダでは,テクノロジー企業Huaweiの最高財務責任者の目立った逮捕とそれに続くカナダと中国の貿易紛争を受けて,否定的な意見が22ポイント増加した。

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中国はまた,アジア太平洋地域のほとんどの近隣諸国から不利なマークを受けている。 日本では,85%が中国に対して否定的な意見を持っていると答えている。これは,調査対象となったすべての国で否定的な意見の最大である。
韓国(63%),オーストラリア(57%),フィリピン(54%)の半分以上がこの感情を共有している。

中国への意見は,ピューリサーチセンターの世論調査の過程で地域全体でも落ちており,現在,調査対象の各国の歴史的な低値またはその近くで推移している。

インドネシアでは,過去1年間の変化が特に顕著で,17パーセントポイント低下している。

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ロシア人は,調査対象のすべての国で中国に対して最も肯定的な見方をしていることで際立っている(71%が好意的)。 ウクライナでも過半数がこれらの意見を共有している(57%)。

調査対象となった中東,ラテンアメリカ,およびサハラ以南のアフリカ諸国のそれぞれの多数または複数は,南アフリカの46%からナイジェリアの70%に至るまで,中国を好意的に見ている。

005_20191001165201 若者は,調査対象国のほとんどで中国に対してより前向きな姿勢を示す傾向がある。 20ヶ国では,1829歳の成人は50歳以上の成人よりも好意的な意見を持っている。
たとえば,ブラジルでは,若い成人の3分の267%)が中国を好意的に見ているが,高齢の成人の40%だけしかその意見を共有してない。

リトアニア(若年層の意見が25ポイントより有利),メキシコ(+23ポイント),インドネシア(+21),オーストラリア(+21),ポーランド(+21),ウクライナ(+20)にも大きな年齢差がある。

ただし,多くの国では,50歳以上の人々が中国について意見を述べる可能性が低くなる。 インドネシア,ウクライナ,アルゼンチン,メキシコ,チュニジア,ブラジルの約3分の1以上の高齢者は,中国に関して意見を述べていない。

(転載了)
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日本の圧倒的 unfavorable の多さ,favorableの少なさは 意外ではありませんが やや驚きました。
それでも 2002年の favorable が55%だったことには 更に驚きです。

全般に,中国の想像を絶する覇権主義,民主化抑制,少数民族弾圧を知ってか,知らずか,世界的には それほど嫌われてないのが不思議です。

とくに フィリピン,インドネシアは,南シナ海への中国の理不尽な領有権侵害問題がありなから,favorable が30%以上というのは不思議です。

アフリカ,南米の国々の,明確に favorableunfavorable より多い結果は,遠すぎて,あるいは関心が薄く,単に中国のやっていることへの理解が足りないことが理由とすべきでしょう。

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