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2019年10月27日 (日)

ひげ理由に「人事評価減点は違法」の判決

2019年9月6日,朝日新聞に 「運転士のひげ『人事評価減点は違法』二審も大阪市敗訴」の見出し記事がありました。
内容は 次のとおりです。

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  大阪市営地下鉄(現・大阪メトロ)の50代の男性運転士2人が,ひげを理由に人事評価を下げられたのは人格権を保障した憲法13条に違反するとして,市に慰謝料など計約450万円を求めた訴訟の控訴審判決が6日,大阪高裁であった。江口とし子裁判長は,市に慰謝料など計44万円の支払いを命じた一審・大阪地裁判決を支持し,市側の控訴を棄却した。
 高裁判決などによると,市交通局は2012年,橋下徹元市長が進めた市職員の服務規律の厳格化を受けて,男性職員がひげを生やすことを禁じる「身だしなみ基準」を制定。2人は上司からひげをそるよう言われたが従わず,13,14年度の人事評価は5段階で最低か,下から2番目だった。
 高裁判決は働く人がひげを生やす自由について,「憲法上の権利として保障されていると認めるに足りる事情は見当たらない」と指摘。ひげに関する服務規律は,労働者の自由を侵害しすぎないといった限度で拘束力を認めるべきだとした。
 そのうえで,今回の身だしなみ基準を検討。ひげが社会で広く肯定的に受け入れられているとまでは言えず,基準は「一応の必要性・合理性がある」とした一方,基準が任意の協力を求める以上の拘束力を持つことは「合理的な制限とは認められない」と判断。当時の上司が処分を示唆してひげをそるよう指導したり,ひげを人事評価の減点対象としたりしたのは裁量権を逸脱しているとして,一審判決と同様に違法と結論づけた。
 大阪市は一審判決を不服として控訴。運転士側も市側の控訴を受けて控訴し,「一審判決が憲法判断を回避したのは誤りだ」などと主張していた。

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高裁はー
  ・ひげを生やす自由について,憲法上の権利として保障されていると認めるに足りる事情は見当たらない
  ・ひげに関する服務規律は、労働者の自由を侵害しすぎないといった限度で拘束力を認めるべき
  ・基準が任意の協力を求める以上の拘束力を持つことは「合理的な制限とは認められない
  ・上司が処分を示唆してひげをそるよう指導したり、ひげを人事評価の減点対象としたりしたのは裁量権を逸脱している
  ・ひげを理由に人事評価を下げたのは人格権を保障した憲法13条に違反する

要するに(あまり要してないが) 「服務規定は違法ではないが,それへの違反を人事評価の減点対象とするのは裁量権の逸脱,憲法 『人格権保障』に違反」ということのようで,難しい解釈です。
規定違反に対して「人事評価の減点」は,やり過ぎ,となると 口頭での注意まで?

かくいう私は 35歳から口髭を生やし始め(厳密には,生えるのは自身の意志ではないので,正確には 「残し」 あるいは 「剃らず」)リタイアする65歳までの30年間,サラリーマン生活 42年間の 70%を,人生の50%を口髭ありで 過ごしました。

就業規則には 髭の禁止はなく,上司からの注意もありませんでした。
人事評価に関しては 能力評価との関係があるので不明です。

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