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2019年11月26日 (火)

見出しに見る「勘違い」(その539)

「韓国大統領府 『安倍氏発言,良心の呵責ないか問いたい』=韓国の判定勝ち」  2019/11/24 朝鮮日報・日本語版
   ‘韓国政府が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了を条件付きで延期する決定をしたことについて,日本側から「譲歩なしに外交交渉で勝利した」との趣旨の報道が続いている問題で,韓国青瓦台(大統領府)は24日,「意図的に歪曲したもので,牽強付会」と強く反発した。 日本メディアの報道によると,安倍晋三首相は韓国によるGSOMIA終了の条件付き延期決定後,「日本は一切譲歩していない」と発言したとされる。これに対し,青瓦台高官は「メディアに報じられた安倍首相の発言が事実なら極めて失望する。日本政府の指導者として果たして良心の呵責を感じずに言える発言なのか,問わざるを得ない」と指摘した。
  青瓦台は特に,日本政府が誇張した発表をしたことに対し,外交ルートを通じ日本側から謝罪を受けたと説明した。
 朝日新聞が安倍首相の発言を報道したのに続き,産経新聞は23日,「ほとんどこちらのパーフェクトゲームだった」とする日本政府高官の発言を報じた。経済産業省の飯田陽一貿易管理部長は22日に記者会見を開き,「(半導体材料の)個別審査で輸出を許可する方針に変化はない」と説明した。
 鄭義溶 国家安保室長はこの日,韓国・東南アジア諸国連合(ASEAN)特別首脳会議(25~27日)が開催される釜山で記者団に対し「GSOMIA延長と日本の対韓輸出規制に関連した韓日両国の合意についての発表を前後した日本側のいくつかの行動に対し,われわれとしては深い遺憾を表するしかない。今後,このような行動が繰り返されれば韓日間の交渉進展に大きな困難が生じかねないと憂慮する」と述べた。
  鄭氏はまず,「経産省の発表をみると,韓日間で当初それぞれ発表することにした日本側の合意内容を意図的に歪曲または誇張して発表した」と指摘。「これは韓日間で了解した内容と大きく異なるだけではなく、こうした内容なら合意そのものが実現しなかった」と強調した。
 経産省は,韓国側が先に世界貿易機関(WTO)への提訴手続きの中断を打診し,協議が始まったと発表している。鄭氏は「絶対に事実ではない」とし,「韓国側がGSOMIA終了を延期すると通告してから協議を提案してきた」と説明した。さらに,「個別審査で輸出を許可する方針に変化はない」とした経産省の発表も,両国間で事前に調整した内容とは全く異なると強調した。
  鄭氏は「外交勝利」「パーフェクトゲーム」などといった日本側の主張は道理に合わないことを無理にこじつける牽強付会とした上で,日本のこうした一連の行動は外交交渉での信義に反するもの」と批判した。また、「むしろ,GSOMIAに対し,韓国が難しい決定をしてから,日本側が歩み寄った。文在寅 大統領の原則と包容の外交が判定勝ちしたと評価する」と述べた。’ との報道です。
  5人もの米国高官の訪韓の圧力に屈しただけ。日本は何の譲歩もしてないし,謝罪する理由もありません。ただ 「輸出規制に関して話し合っていいよ」と言っただけ。全く 国内向け,日本に譲歩したとの攻撃をかわすための報道で,強がりです。「判定勝ち」? どうしても日本には負けられないのです。
菅さんの公式声明のように 「韓国側の発言一つ一つにコメントや対応をすることは生産的でない」のです。

「一寸の譲歩もない日本…韓国が必ず国産化すべき戦略品目10種」  2019/11/25 中央日報・日本語版
   ‘「対日輸入依存度98%,年間貿易収支赤字7262万ドル」。電気自動車,水素自動車,携帯電話などに使われる二次電池正極活性物質の水酸化ニッケルの話だ。世界的な電気自動車市場成長により需要が急増しているが,韓国国内での生産はほとんどない。大統領が水素経済を語り,現代自動車が電気自動車と水素自動車開の発に死活をかけているが,日本が水酸化ニッケルに対する輸出規制に出るなら致命傷を受けるほかない。
   韓国科学技術情報研究院(KISTI)が22日にソウルのCOEXで開かれた「2019未来有望技術セミナー」で,日本の戦略物資輸出制限措置とホワイト国からの韓国排除に対応するため韓国の中小・中堅企業が今後集中すべき素材・部品・装備分野の「危機対応戦略品目10選」を発表した。
   KISTIデータ分析本部のキム・ウンソン本部長は「日本は韓国の輸入依存度が高く,技術格差が大きい品目のうち代替しにくい品目の中から韓国経済に波及効果が大きいものを輸出規制品目とするだろう。160品目の候補群のうち対日輸入の割合が50%以上で,輸入額と対日貿易赤字がそれぞれ5000万ドル以上,日本の世界市場シェアが10%以上の品目を選んだ」と話した。
  日本の立場は頑強だ。奇しくもこの日午後,青瓦台が韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了を猶予し,日本政府に対する世界貿易機関(WTO)への提訴も中断することにした。だがこれに対して日本の安倍晋三首相は「日本は何も譲歩していない。米国が非常に強く韓国が折れた」と反応したと日本の新聞は伝えた。
  KISTIの危機対応戦略品目10選には日本がこれまで輸出を規制してきた高純度フッ化水素と半導体用フォトレジストのほかにも韓国の産業界に致命的な品目が含まれた。半導体の必須材料であるシリコンウエハーは対日輸入依存度が52.8%だが10大品目のうち対日貿易赤字が7億5765万ドルで最も多かった。代替品がないわけではないが,日本製シリコンウエハーの純度が高く,技術競争力が優れている。幸い供給元が多様で収拾に大きな問題はないが,日本がシリコンウエハーを輸出規制品目に追加する場合,他の供給元の製品に適応するのに2~6ヶ月がかかる困難がある。
   水素燃料保存用炭素繊維は韓国の未来産業のアキレス腱だ。対日輸入依存度は40%にわずかに満たない程度だが,日本はこの分野で世界最高の技術力を誇る。貿易委員会によると日本の炭素繊維技術競争力が99なら,韓国は73水準だ。
   キム・ウンソン本部長は「当面は水素自動車や水素ステーション関連の販売量が多くなく大きな影響はない」としながらも,「日本との技術格差があまりにも大きく日本製品を代替しにくい状況」と話した。
   KISTIのチェ・ヒユン院長は「過去にも部品・素材国産化政策があったが,この10年間に関連実績は皆無で,関連市場は崩壊したようなもの。日本の輸出規制で部品素材国産化の大長征が始まったもの」と話した。彼は「短期的には不確実性が存在するが,中長期的に見れば国産化代替または供給先多角化の機会にできる」と付け加えた。’ と書いています。
   今まで 少々の無理を言っても 日本は応じてきたし,協力し,援助を惜しみなく与えてきましたが,今後の日本は 正常な関係の姿勢を厳格に保つ方針であることが理解できたようです。もう経済的後進国は卒業したようで,独り立ちの時です。

韓国にとって必要なのが「克日」ではなく 「克己」であることを理解し始めたでしょうか。      

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