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2019年11月29日 (金)

ラグビー・ワールド・カップの功績というべきか ー BBC の “ ・・・ Things we love about ・・・ ”。

9月20日から11月2日にかけて日本で開催された ラグビー・ワールド・カップは おそらく,誰も予想しなかったような盛り上がりをみせ,日本人のラグビー・フアンを増やしました。
この他に,観光目的では来ることがなかったかも知れない多くの外国人が長期に滞在し,日本を知ったことは大きな功績だったと思います。
特に,スポーツ関係の多くのジャーナリストが日本に好印象を持って帰国し,母国で報道するという実績もあるようで,日本の世界における Rating向上の面もあるようです。

BBC電子版は Oct.8,2019付けで “Rugby World Cup: Things we love about the tournament in Japan” (「ラグビー ワールドカップ : 日本での試合で我々が愛したこと」)の見出しで 日本に派遣された記者たちの日本の印象を特集記事として掲載しています。

記者たちのキーワードは 「予測不能」,「番狂わせ」,「日本のファン」,「言葉」,「敬意」,「ルール」,「ホスト」です。

下記 拙訳転載します。

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今までなかった,ラグビーワールド・カップが初めてアジアで開催

日本で開催されるこのトーナメントは,前任者達(predecessors)が感じたのとは全く違っており,外国人と日本のファン双方が大いに楽しんでいる。(been revelling in)。

東方で行われたワールドカップに関して 多くの愛すべき点がある,その中には期待されていたものと歓迎すべき驚きのものとがある。

しかし,少しの議論の後,日本派遣のBBCスポーツチームは,彼らが最も愛するものをテーマにすることで決着した。

The unpredictability
予測不能

BBC ラグビー・ユニオン特派員/ クリス・ジョーンズ(Chris Jones

初めは 日本で何を手に入れようとしているのか全く分からないと思うが,決して退屈することはなく,常に楽しい。
たとえば,天気を予測することは不可能に思える - どんな日でも完璧な陽光 または 激しい嵐(torrential storms)の組み合わせである可能性だってある - 一方,朝食時には,レア・ビーフから魚のシチュー,ドーナツ,ケーキまで何でも食べる心構えをしておく必要がある。

そして,極めて礼儀正しく控えめな人々であるが,日本人はまた,おいしい食べ物と飲み物にのめり込み(getting stuck into),しばしばカラオケ・ブースで髪を振り乱す(letting their hair down)のが大好きである。

The upsets
番狂わせ

BBC チーフ・スポーツ ライター/ トム・フォーダイス(Tom Fordyce

すべてのワールドカップには,確立された順序を揺るがすグループ・ステージでの結果が必ずあり,これは,ウォールチャートで行った予想を台無しにして無意味になった本命(dead cert)の後も,他の試合を見続けることが必要だ。
2007年,フィジーはウェールズを破り,2011年にはフランスに番狂わせで勝ったトンガがあり,2015年には南アフリカに対する日本の有名な勝利があった。

このワールドカップが提供しているのは,独立した1回限りのイベントではなく,- おそらく - いつまでも続く(kick on and on)ストーリーだろう。 開催国日本が歴史上初めてノック・アウト・ステージに進出した場合,スコットランドは落胆する(devastating for)が,幅広いトーナメントとしては注目に値する。

他のティア2の国々は苦労しているが,それはワールド・ラグビーの一関心事にすぎない。最後の8つの国の中に開催国が残ることは,それらのより広い問題の多くを包み込む。

The Japanese fans
日本のファン

BBC Radio 5 ライブ・ラグビー・ユニオン プロデューサー ルイス・グウィリアム(Louise Gwilliam

このワールドカップに対する日本のファンの熱意は,私がこれまでに行った他のどのトーナメントのようなものではなかった。

彼らは試合を観に行くすべてのチームのシャツを購入するだけでなく(ナミビアの完全なキット,バックパックなどに身を包んだ数百人の日本のファンを想像すればいい),すべての国歌の言葉を学び,情熱的なアルゼンチン人,泣いているフランス男性と女性,多言語の南アフリカ人と同じように誇りを持って歌う。

The language
言葉

元イングランド・フライハーフでBBC Radio 5ライブ評論家/ ポール・グレイソン(Paul Grayson

これほど少ない母国語の単語が,こんなに温かい反応を引き出す(elicited)ことはなかった。
私は,「こんにちは」から「ごめんなさい」,そして「すみません」まで,幅広いトピックをカバーする日本語の6つのことについて話す方法を知っている。      

これらの試みに対する反応は,聞き取り者(recipient)からの純粋な喜びであり,その後,彼らは日本語で丁寧にあなたに話し,その後,あなたはうなずき,笑顔で物を指す。

あなたは歓迎されていると同時に,外国人であることを感じる。大声の英語では どこにも行けないはずだ。

The respect
敬意

BBC スポーツ・ジャーナリスト/ ベッキー・グレイ(Becky Grey

日本社会は敬意について多くのことを教えてくれる。列車には,旅行者に車内で携帯電話を使わないように注意を促すポスターが貼られており,試合日には試合に行く者に,同乗者に「不快感を与えない」よう告げる,英語のアナウンスがある。

他者を尊重するという高い価値は,ピッチにも反映されている。 誰かに感謝するときの日本の慣習のように,チームは試合終了後 フィールドの外にとどまり,スタジアムのあらゆる方向にお辞儀をする。

そして,舞台裏のチームの間には多くの敬意が示される。 63-0で 打ち破った後,現チャンピオンのニュージーランドは,試合後のビールのためにカナダを更衣室に招いた。

The rules
ルール

BBC Radio 5 ライブ・ラグビー・ユニオン プロデューサー/ ルイス・グウィリアム(Louise Gwilliam

日本人はルールを愛し,ルールから逸脱する(deviating from)ことは絶対にないが,それにより日本での生活を非常に楽しく容易になる。

周りに誰もいない裏通りでも,緑の男(緑の信号)になるのを交差点でみんなが待つ。 電車のプラットフォームの列に並ぶ(queue on)場所の足元にはマークが描かれていて,誰も割り込まない。

列車は常に時間通りに運行されており,1分以上遅れると公式の謝罪を受ける。 最後に,靴は屋内で脱いでおく必要がある。屋外靴はジムで使用できない。また,スイミングプールでは誰もがキャップを着用する必要がある。

The hosts
ホスト

BBC Radio 5 ライブ・コメンテーター/ ガレス・ルイス(Gareth Lewis

これまでのところ,私のお気に入りの個人的な時間は,東京の小さなバー兼レストラン(bar-cum-restaurant)でマーマイトの入った瓶をプレゼントされたこと。我々はイングランド対アメリカの試合を見るためにそこに立ち寄った(popped in) -意図的に(deliberately)西洋人のいない場所を選んで。

ほぼ彼ら全員が英語を試そうとした後,バーのオーナーはイギリス人の客を迎えることに非常に興奮して,カウンターの後ろからマーマイトの入った小さな瓶を作って,それと一緒に我々の写真を撮った。

ラグビーについては...捕らぬ狸の皮算用(counting my chickensも予言もしてないが,ウェールズが32年間で初めてワールドカップでオーストラリアを破ったのを見るのは,実に,特別なことだった。

テレビで自宅でゲームを観戦していて,耐えられないほど緊張する,有効なあらゆるパス,キックの瞬間,私は静かではいられない。ゲームそのものについて解説することによってそのようなものすべてを出すことは,忘れられない経験だった。
ウェールズが続けて何か特別なことをした場合に備えて、私は1レベル 超えた。

(転載了)
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この記事は 朝鮮日報・日本語版に 「英BBCが日本を愛する理由」のタイトルで紹介されています。

初来日と思われる英国人による 日本の文化に対する驚きを含む敬意が示されています。
逆に考えれば,まだまだ,日本の良さ・文化の,世界への発信の余地が大きいということでしょう。

しかし,日本人が最も守ってないと思われる,次のルールに対する遵守状況に彼らが気が付かなくて幸いでした。

******
道路交通法第38条第1項(横断歩道等における歩行者等の優先)
・・・・・
横断歩道等によりその進路の前方を横断し,又は横断しようとする歩行者等があるときは,当該横断歩道等の直前で一時停止し,かつ,その通行を妨げないようにしなければならない。・・・

*******
日本で このルールを守っている運転者は 1~2割? 最近のニュースで,とこかの県では 1割以下で 対策が必要との話題がありました。
このルールが守られていれば,信号の無い横断歩道等を渡るとき,歩行者は車を気にせず,左右の確認の必要もない理屈ですが,これを実行すると・・・ 1週間 生きながらえるのも難しいかも知れません。

滞在したBBCの人たちが 信号のある横断歩道しか見てなくて幸いでした。
信号や プラットフォームのマークがあれば 日本人は守れるのですが ・・・ 。

この記事の中に “I am not counting my chickens or ・・・ ” という表現があります。

日本語の 「捕らぬ狸の・・・ 」の意味で 正確にはー
 “
counting one's chickens before they've hatched” (孵化する前に鶏を数える)で,
他には “
counting raccoon dog skins before they have been caught” で,これは日本語と全く同じです。何か,関係は?

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