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2019年11月19日 (火)

見出しに見る「勘違い」(その537)

「世界で韓国学を広めるには 『日本学や中国学のように平凡な科目にすべき』」  2019/11/17 朝鮮日報・日本語版
   ‘「他国の人たちが韓国語や韓国学に関心を持ったからといって喜んでばかりはいられません。日本学や中国学のように,学ぶこと自体が特別でない普通の学問にする必要があります」 
  このように語るのは先日韓国を訪れた米ジョージワシントン大学東アジア語文学科のキム・ヨンギ名誉教授だ。小説家の故・韓戊淑(ハン・ムスク)氏(1918-93)の長女でもあるキム氏は,1963年に修士課程で学ぶため米国に留学し,その後50年近く米国で韓国語と韓国学を教えながら韓国学の普及に努めてきた。米国でも名門のジョージワシントン大学では韓国学研究所設立に力を尽くし,現在は韓国と米国の知識人による学術交流を行う「韓米ワシントン・フォーラム」の会長を務めている。
  キム氏が教授として韓国語を教え始めたのは,1983年にジョージワシントン大学が米国の大学で初めて韓国語を正式科目とした時からだが,実は彼女はそれよりも20年以上前から韓国語を教えていた。
  米国での生活を始めたバークレー大学修士課程在学中,韓国学を専攻する米国人教授の下で助教をしていたが,その時から韓国語が話せない教授に代わって学部生たちに韓国語を教え始めたという。キム氏は「当時は私も学者とは言えなかったので,しっかりと教えることはできなかった。韓国と何の利害関係もない外国の若者が韓国と韓国語を学ぶと聞いただけでとても興奮した」と当時を振り返る。
  しかしキム氏は「今から考えると、あのときの喜びはただの劣等感から来るものだった」とも語る。彼女が講義を始めた1960年代,国際社会における韓国のイメージは戦争や独裁など非常に暗いものばかりだったため,韓国について学ぶ学生がいるというだけで驚きだった。しかし今後は韓国学を学ぶことが普通と考えられねばならないという。キム氏は「今韓国は映画やKポップなど文化面ではよく知られる国になった。おかげで世界各国に韓国語教育院が設立されたが,より多くの大学などで正式科目として採択されることが重要だ」とも語った。
  キム氏はその方法として「韓国文化を自慢しないこと」を挙げる。韓国について何も知らない外国人に「韓国はすごい国だ」といくら誇ったところで,単なる自画自賛にしかならないというのだ。キム氏は「韓国学を発展させるには,これが特別な科目ではなく平凡な科目にならねばならない」「それは私が人生を懸けて米国の大学に韓国学研究所を設立し,研究を続けてきた理由だ」と訴えた。’ と書いています。
   韓国学が,学ぶに値する学問ならば自然に広まり,特別な学問でなくなるでしょう。広めなければならない,あるいは 平凡な学問でありたいという願望で広まるものではないし,広まるための策を弄するような不純さが そもそも広まらない原因と考えるべきでしょう。何よりも,韓国が学ぶに値する国であるかどうかが基本です。

「韓国有名レストランのシェフ,ミシュランを侮辱の疑いで告訴」  2019/11/18 朝鮮日報・日本語版
    ‘韓国の有名レストランのシェフが審査の公正性に異議を唱え,レストラン評価ガイドを発行するミシュランを侮辱の疑いで検察に告訴した。
    ソウル市江南区清潭洞でイタリア料理店を営むシェフ、オ・ユングォン氏は15日,「ミシュランガイド・ソウル」を発行した「ミシュラン・トラベル・パートナー」を侮辱の疑いでソウル中央地検に告訴した。オ氏は本紙の電話取材に対し,「明確な審査基準が公開されておらず,メディアの権威を利用し,思い通りに等級を付け,評価から除外するように求めたにもかかわらず,低い評価でガイドブックに掲載された点が侮辱罪に当たる」と主張した。韓国の有名ホテルなどで勤務したオ氏は2005年からレストランを経営しており,最近発行された「ミシュランガイド・ソウル2020」では1つ星の1つ下の等級である「ザ・プレート」に名を連ねた。17年には1つ星に選ばれた。
   オ氏は評価には同意できず,「3つ星レストランのシェフと公開試演を行いたい」とミシュランに提案したが,拒否されたという。・・・、「公正さを失ったミシュランガイドの権威が韓国のレストラン業界を崩壊させている」と批判した。
   厳格なブラインド審査で知られるミシュランガイドは16年から4年連続で「ミシュランガイド・ソウル」を発行した。ミシュラン側は「告訴内容はまだ確認していない。内容を検討した上で立場を表明する」と説明した。’ との報道です。
   星を付けられた時には その宣伝効果を享受し,星を外されると,評価掲載から除外してくれとは,如何にも韓国人らしい対応です。
   - と,思っていたら 「著名シェフのマルク・ベイラ氏(69)がこのほど,ミシュラン・ガイドを相手取って訴訟を起こした。格下げの理由の開示を要求する緊急審理の訴えをナンテール地裁に起こした。11月27日に公判が行われる。
   ベイラ氏が経営するレストラン「メゾンデボワ」は 2018年にはミシュラン・ガイドで最高の3つ星を取得した。しかし,その1年後,最新版の2019年版では2つ星に降格した。ベイラ氏はこの件でひどく落胆しており,ミシュラン・ガイドに説明を要求。満足な回答が得られなかったと考えて,訴訟に踏み切った。」という報道がありました。本国にも 異議を唱えるシェフがいるようです。

正しく評価されたいと思う自信は それなりに重要ですが,まずは冷静な自己評価が必要です。

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