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2019年12月16日 (月)

ヒロシが ベルギーで 「タルタル・ステーキ」を,それと知らないで注文し,食べた。

芸人の「ヒロシ」が 異国で鉄道に乗って 見知らぬ町の駅で降り,駅前を散策して 適当な食堂に入って 通じない言葉で適当に注文して食事をするという番組,BS朝日「迷宮グルメ 異国の駅前食堂」(再放送)の ベルギーの回を観ました。

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今回 降りた町は ブリュッセルの北にある「メッヘレン」(or メヘレン),番組内では紹介されませんでしたが,かつて オランダとベルギーがネーデルランドとして一つの国であった16世紀初頭の23年間,首都だった町であり,いつも降りるような名もない町ではありません。
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入った店も いつもと違って 醸造所を改造した,大きく 立派なレストランでした。
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仏語ではなく 英語のメニューを渡されますが,彼の英語力と一般教養では  ・・・
肉料理は 分らないまま ・・・ 。
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料理が運ばれました。
ホワイト・アスパラガスは 間違いありません。
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タルタル・ステーキです。日本と違って卵の黄身が載っていません。
目の前に出されても ヒロシは 「タルタル・ステーキ」という料理自体を知らないようでした。
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ブツブツ言いながらも 口に運びー
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「100点満点で 120点。」と評価しました。
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このルーツ説は本当のようです。

タルタル・ステーキの起源は,モンゴル人がヨーロッパまで,その帝国を広げようと遠征したとき,多くの馬を率いて 走り続け,死んだ馬の肉を細切れにして袋に入れて鞍の下にぶら下げて柔らかくして,火を焚いて料理する暇を惜しんで,その生肉を食べながら西征に走り続けたことから,と言われています。
ヨーロッパ人から彼らは 「タタール人」(tartar) と呼ばれていたため,その食べ方(料理)に,タルタルの名前が付きました。 
日本では 牛肉の タルタル・ステーキを店で出すのは,2011年に焼肉チェーン店が 生の牛肉料理 「ユッケ」 で死者を出す 集団食中毒事件を起こして以来,禁止されています。
馬肉には この規制がないので 馬肉のタルタル・ステーキを提供することは可能です。
家庭で 牛肉のタルタル・ステーキを作るなら,厚みのあるブロック肉の表面を炙って 内部に熱が伝わらないうちに急速に冷やし,炙った表面を消毒された包丁で削りとった生肉を使う必要があります。

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