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2019年12月19日 (木)

中国に対する見方は 世界で割れる。

Pew Research Center’,‘FACTANK’の Dec.5,2019付けで “People around the globe are divided in their opinions of China”(中国への意見は世界の人々で分かれる)の見出しの報告がありました。

 

下記,拙訳転載します。

 

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中華人民共和国が創立70周年を祝う今,Pew Research Centerの最新のGlobal Attitudes調査によると,世界中の人々からさまざまなレビューが寄せられている。

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調査した34ヶ国の中央値 40%が中国に対して好意的な意見を持っているのに対し,否定的な意見を持っている中央値は 41%である。

 

そして,ほとんどの国の大多数は,世界の舞台に対する中国の影響が著しく成長したことに同意するが,2019513日から102日に実施された38,426人の調査によると,これは必ずしも中国への好ましい見解には反映されてない。

西ヨーロッパの大部分における中国の意見は,結局のところ,否定的である。

 

ギリシャの51%は中国を肯定的に見ているが,他のすべての西ヨーロッパ諸国では,スペインの53%からスウェーデンの70%まで,多数の人々が否定的な意見を持っている。

 

中国を肯定的に評価する人々の割合も,調査対象の西ヨーロッパ諸国のほぼ半数で2桁減少した。これには,スウェーデン(17ポイント減),オランダ(11ポイント減),英国(11ポイント減)が含まれる。 ギリシャとイタリアでのみ評価が改善された。

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 中央 および 東ヨーロッパでは評価が分かれている。

ブルガリア人,ポーランド人,リトアニア人は中国に対してより肯定的であり,ハンガリー人はほぼ均等に分かれている。逆に,多くのスロバキア人と大多数のチェコ人は,中国に対して否定的な見解を持っている。

 

中国に対する否定的な見方は,米国とカナダの両方で優勢であり,それぞれ 60% 67%が中国を好ましくないと考えている。

両国においては,これはセンターの投票歴に記録されている中国の最も否定的な意見である。
(米国の意見の詳細については,「中国に対する米国の見解が貿易緊張の中で急激にマイナスになる」を参照。)

 

また,どちらの国でも 前年比の最大変化を反映している。たとえば,カナダでは,テクノロジー企業ハーウェイ(Huawei)の最高財務責任者の注目度の高い逮捕と,引き続き中国に拘束されている2人のカナダ人がいるため,否定的な意見が22ポイント増加した。

 

中国はまた,アジア太平洋地域のほとんどの近隣諸国から否定的な評価を受けている。

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日本では,85%が中国に対して否定的な意見を持っていると答えている。これは,調査対象となったすべての国で最も否定的な意見である。

韓国(63%),オーストラリア(57%),フィリピン(54%)の半分以上がこの感情を共有している。

 

中国への見解は,ピューリサーチセンターの世論調査の過程で地域全体に落ちており,現在,調査対象各国の歴史的な低値,またはその近くで推移している。

 

インドネシアでは,過去1年間の変化が特に顕著で,17パーセントポイント低下している。

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ロシア人は,調査対象のすべての国の中で,中国に対して最も肯定的な見方をしていることで際立っている(71%が好意的)。 ウクライナでも過半数がこれらの意見を共有している(57%)。

 

調査対象となった中東,ラテンアメリカ,およびサハラ以南のアフリカ諸国のほぼすべての多数または大部分は,ナイジェリアで肯定的な意見を持っている70%を含む中国に対する好意的な見解を持っている。

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若者は,調査対象国のほとんどで中国に対してより前向きな姿勢を示す傾向がある。

19ヶ国では,1829歳の成人は 50歳以上の成人よりも好意的な見解を持っている。

たとえば,ブラジルでは,若い成人の3分の267%)が中国を好意的に見ているが,その意見を共有している高齢の成人は40%だけである。

 

リトアニア(若年層の肯定的意見が25ポイント多い),メキシコ(+23ポイント),インドネシア(+21),オーストラリア(+21),ポーランド(+21),ウクライナ(+20)にも大きな年齢差がある。

 

ただし,多くの国では,50歳以上の人々が中国について意見を述べことが少なくなる。

 

インドネシア,インド,ウクライナ,アルゼンチン,メキシコ,チュニジア,ブラジルの高齢者の約3分の1以上は,中国に関しては意見を述べていない。

 

(転載了)
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参考に,日本人の中国に対する感情の,この10数年の推移を示します。
2002年 ‘favorable’が ‘unfavorable’より多かった時代は 何だったのでしょうか。

 

Japan

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