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2019年12月 7日 (土)

見出しに見る「勘違い」(その541)

「「朝鮮はいっそ外国の助けを受けよ」  2019/12/1 朝鮮日報・日本語版
   ‘【新刊】チェ・ソンラク著『100年前,英国メディアは朝鮮をどう見たか?』(ペーパーロード刊)
  英国の『エコノミスト』は,およそ170年の歴史を持つ経済週刊誌。経営学の教授を務める著者は,同誌が旧韓末および日帝強占期の韓国をどのように描写したか気になり,韓国と日本の図書館を探し回った。エコノミスト誌の当時の記事を翻訳し,解説を付した結果物が本書だ。
  「ロシアと日本の利益が極東アジアで衝突している。利害関係の衝突は結局,両帝国を紛争に導くだろう」
   エコノミスト誌のこの記事について,驚くべきはその時期だ。1904年の日露戦争勃発を5年さかのぼる1899年11月18日付の記事だ。当時,欧州ではロシアと日本の衝突は不可避と予想していたのだ。同誌は「欧州の武器をウラジオストクに運ぶロシアの鉄道は完工まで3年は残っており,完工してもきちんとした輸送を始めるのにさらに1年は必要だろう」とも予測した。実際,5年後に戦争が起きた。
  本書を読めば,旧韓末の韓国が海外列強の目にどう映っていたかが分かってくる。19世紀の開港後,韓国が最も多く輸入した品は英国産の綿織物だった。清や日本の商人がインドを通して貿易取引を行った。韓国は食料不足にもかかわらず,コメを輸出しなければならなかった。
  風前のともしびのような立場にあった旧韓末の韓国に対し,エコノミスト誌は一抹の同情も示さない。韓日強制併合前年の1909年,同誌は「朝鮮はいっそ外国から現代的行政システムの助けを受けた方が,朝鮮国民の利益にとって役立つだろう」と報じた。現在の激動の韓半島は1世紀前とどれほど違うのか-と反問させる。216ページ、1万5800ウォン (約1460円)。’ と書いています。
  現在の状況はさておき,1910年からの日韓併合が 実質的に朝鮮社会の崩壊を防ぎ,近代国家としての韓国の礎を築いたことを 現在の韓国国民は知りたくなくとも 知ることが必要です。
  自立できず,崩壊寸前だった朝鮮を日本が救ったことを心して読んで下さい。
  願わくは 繰り返さないことをー。

「【グローバルアイ】2019年,重い嫌韓の空気」  2019/12/6 中央日報・日本語版
   ‘数ヶ月前のことだ。休日の昼,娘と一緒に東京の街を歩いていた。デパート前の小さな広場でマイクを持った男性が立っていた。周辺には旭日旗がはためき,黒い宣伝車もあった。ひと目で右翼団体ということが分かった。
   「約束を守らない国,国際法をゴミと考えている国がすぐ隣の国です。韓国人は約束を守らない人たちです」。
   気分が沈んだ。のんびりとした休日の昼,このような嫌悪的な発言を聞かなければいけないとは。・・・ 日本で右翼の雄弁を一度でも聞いたことがある人なら分かる。鳥肌が立つような不快感を。・・・
   「韓国は国際法を違反している」。昨年10月30日の韓国大法院(最高裁)の強制徴用賠償判決以降,一日に一度は聞く言葉だ。論理は簡単で「協定文の解釈の差」と反論してみると説明が長くなる。ニュースはもちろん新聞,雑誌,ラジオ,インターネットを問わず日本政府の主張ばかり出てくる。日本の視聴者は当然,それが「真理」だと思っている。韓国がおかしな国となるのは当然だ。世論調査で「譲歩するくらいなら日韓関係の改善を急ぐ必要はない」という回答が69%にもなる状況が理解できないわけではない。
   1年以上も続いた韓国に対する「ラベリング作業の結果だ。日本社会全般に韓国に対する否定的な空気が流れている。誰かが何かを約束したというわけではないが,誰もがそのように考える嫌韓の空気が日本社会を支配している。日本人の友人は「政治的な主張にあまりにも敏感に反応しているのでは」と言う。じっくりと考えてみた。政治的な主張と韓国に対する嫌悪が巧妙に混ざって重い空気のようにのしかかる。いくら心が強くても委縮するだろう。
  ・・・
 年が変わると韓日関係は良くなるのだろうか。強制徴用の解決策が出てくれば以前のような関係に戻るだろうか。崩れるのは一瞬だが,また築いていくのには長い時間がかかる。春が訪れても春でないようにだ。冬があまりにも長い。ユン・ソルヨン/東京特派員’ と書いています。    
  約束を守る,守らないを「解釈の差」で片づけようとするインテリジェンスの新聞記者が特派員では 韓国にとって長い冬が続くことは間違いありません。日本が日韓関係を改善するためにすることは,譲歩を除いて何もなく,そして譲歩するつもりはないのです。長い冬をお終りにできるのは韓国でしかないのです。

100年前と何も変わりません。 

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