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2020年1月14日 (火)

台湾人が好きな国は?

「公益財団法人・日本台湾交流協会」が 2019年11月13日に 『第六回台湾における対日世論調査(2018年度)』を発表しました。
第一回は 2008年度に実施され,ニールセンが調査を実施しています。
調査対象は 20歳から80歳の男女 1,003人で 2019年2月に実施されました。

下表は 2015年度と比較して 2018年度の 好きな国を 男女,年齢別に示しています。
2018年度,トータルで 59%が日本を選び,8%が選んだ,二位の中国と大きな差をつけています。
何故か 韓国を選んだ人が 3% います。

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下表は 地域別 および 最終学歴別の結果です。
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下表は 「日本に親しみを感じるか」の男女別,年齢別の結果です。
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下表は「日本に親しみを感じるか」の地域別,最終学歴別の結果です。
高学歴者に “YES” が多いのが分り,これは上表の若い年代に “YES” が多いのと関係していると思われます。
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下表は 「日本の関心のある分野」の男女別,年齢別の結果です。
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下表は 「日本のイメージ」の男女別,年齢別の結果を示しています。
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いつも 言われるように,同じ時代に,同じように,しかも 韓国より長く統治しながら,台湾人の日本に対する思いが 韓国と何故 正反対なのか - 不思議です。どうしても 韓国の戦後教育による意図的な反日誘導(煽動)としか思えません。
ひょっとすると 中国(中華)民族と朝鮮民族の特性の違いかも知れません。

因みに 台湾人の 59%に対して 日本を好きな国として挙げる韓国人は 下表のとおり 7%です。
Korea
これを見ても 台湾人の日本に対する思いの大きさが分ります。

台湾の Net.News に 「日本統治時代の 『ハヤシ百貨店』開業88年 台南で祝賀パレード」の見出し記事がありました。
次のように伝えています。

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南部・台南市で12月1日,日本統治時代の「ハヤシ百貨店」創業88年を祝うパレードが開催され,25団体,500人近くが思い思いの扮装で市内を練り歩いた。
ハヤシ百貨店は1932(昭和7)年12月5日に開業,台湾南部で最大規模を誇る現代的なデパートとして話題を集めたが,戦後に廃業した。1998年に市の古跡に指定されたのを機に,同市政府が老朽化した建物の修復に着手,同市が地元企業に運営を委託する形で2014年に「林百貨」としてリニューアルオープンした。それ以来,ハヤシ百貨店の周年記念としてレトロ感あふれる「モダンパレード」を毎年実施している。
・・・・・

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韓国が 「『日帝残滓』清算」と称して,日本統治時代に関係する 「建物」,「言葉/名前」,「植物」など全ての分野を対象として消そうとしているのに比べると,何という差でしょうか。

更に台湾のニュースで,「日本統治時代に開場した東部・花蓮県のゴルフ場に残る築84年のクラブハウスが,同県の古跡に登録された。同県が12月2日に告示した。今後は,同県文化局によって修復,保存される見通し。・・・ 」

「壊す」のと 「修復・保存」の違いは ・・・ 。 

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2012年に,台湾の「中央社日文新聞」の 「フォーカス台湾 NEWS CHANNEL」(日本語版)で 次の文を読みました。

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戦前,漢文が中学校では,『国漢』 の一部で格別重要な学科であった。それだけではなく,高等文官試験では応募者が漢文の試験を受けた。その上,中国の歴史は 『東洋史』 として教えられたものである。

ところが,中国人は日本人を 『東洋鬼(トンヤンクェイ)』と蔑んだ。中国人にとって,東洋は日本のことである。
 
さて,高文の試験であるが,応募者は 『十八史略』 などをガリ勉して受験したのである。
その 『十八史』 は中国の十八朝の歴史であり,日本の歴史ではない。

風簫簫として,易水寒し,壮士ひとたび去って,又帰らず という荊軻が秦の始皇帝を暗殺に赴く前のシーンを描いた名文がある。日本語で読んだ場合,壮士の悲壮な心持は漢文で読むよりもっとその悲壮さを感じる。
人生意気に感ずれば,功名また誰か論ぜんや』 という句も,日本語で読むと,『意気に感じたら,功名なんて,全く考えない』 という 『意気軒昂さが漢文で読むより,しみじみと心に沁みる。しかし,その句の漢文は 『人生感意気,功名誰復論である。日本人で漢文が中国語で読める人は,一度試しに両方ともそれぞれ日本語と中国語で読んでくだされば,その違いが分かるはずである。

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この筆者はどのような方でしょうか。
戦前(1945年までに),台湾で日本語教育を受けた方であれば 一番納得できますが,既に終戦から 67年(2012年で)経っており,終戦時 18歳として 85歳となり,現役とは思えません。

しかし,日本語を 語感認識を含めて母国語のように操ることは間違いありません。

文章全体から,親日の情が伝わってくるとともに,その地の文化を蔑ろにしなかった日本の統治政府の方針がわかります。
朝鮮半島で 全く逆の政策が採られていたとは思えません。それとも その民族性の違いで方針が変わった?
又は,中国文化を尊重し,朝鮮文化は軽んじた?

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