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2020年1月15日 (水)

トランプを 最も好きな国と 最も嫌いな国

BBC News’ が Jan. 8,2020付けで “Which countries love Trump the most and least?” (トランプを最も好きな国と最も嫌いな国は?)の見出しの記事を掲載していました。

以下,拙訳・転載します。

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ドナルド・トランプ大統領は国内を二極化した(polarising figure)人物だが,彼は海外ではどのように見られているか?Pew Research Centerによる新しいレポートは,世界が米国のリーダーについてどう考えているかを詳述している。

無党派の米国の世論調査会社である ‘Pew’ は,昨年5月から10月にかけて33ヶ国の約37,000人の個人を調査した。
米国大統領がイランのトップ将軍であるカセム・ソレイマーニを殺害する命令を出す前に,世論調査は行われた。

主な調査結果は次のとおりである。

Views on Trump...
トランプに対する見方

ピューが調査した国の29% しか,昨年,トランプ氏への信頼を表明しておらず,2017年の初期段階(infancy)以来の大統領への見方を維持している。
Pew’ は,この信頼の欠如は,一部には大統領の外交政策への反対が原因であると指摘している。

関税,気候,移民,イランに関するトランプ氏の政策は,すべて世界的にほとんど人気がない。 彼の北朝鮮の金正恩との交渉は,支持された33ヶ国の中央値 41%の承認で,最も支持を集めた。

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... and views on America
…そして米国への見方

トランプ氏に対するのとは異なり,一般的には 米国は世界の見方で好意的なままであると ‘Pew’ は捉えた。

しかし,「米国への好意的な意見は,トランプが就任したときに劇的に低下し,オバマ時代よりもずっと低いままである。」と ‘Pew’ は報告した。

昨年,米国に対する好意的な見方がいくらか増加した。‘Pew’ は,「少なくとも一部の国では右翼のポピュリスト・グループの支持者の間で支持が高まったことが原動力になっている。」と述べている。

全体的に,イスラエルは,良好な雰囲気の中で米国を見ていて 回答者の83%が好意的で,‘Pew’ の調査では,米国への最も高い評価を示している。

メキシコ,中東,北アフリカでは,米国に対する見方はほとんど否定的である。 トルコでは,米国の好意的な意見を報告しているのは5人に1人だけである。

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How Trump stacks up against other leaders
トランプを他のリーダーと比較するとどうか

5人の指導者は全体として特に高い評価を受けていないが,ドイツのアンゲラ・メルケル首相はグループの最高位を獲得している。

ロシアのウラジミール・プーチン大統領と中国の習近平も否定的な見方をされていたが,米国大統領はグループの最高のマイナスの評価を受けた。

「トランプは政治的権利のある人々の間でより人気があるが,これらの回答者の間でも,トランプに対する信頼が 50%以上に達するのは わずか6ヶ国である。」と報告書は述べている。

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So which countries love Trump the most?
では,どの国が トランプを最も愛しているか?

全体的に見て,世界は米国大統領が正しい選択をするという信頼に欠けているように見えるが,トランプ氏はいくつかの国では支持を集めている。
トランプ氏は,過去の失敗にもかかわらず,調査対象のアフリカ諸国で人気がある。

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セキュリティ支援モニターによると,トランプ氏を好意的に見ているケニアとナイジェリアは,どちらも米国の経済援助の上位受益者である。 ‘Pew’ はまた,サハラ以南のアフリカ諸国は通常,米国の好意的な意見を表明していると指摘している。

ナイジェリアのムハマドゥ・ブハリ大統領は,2018年にホワイトハウスに招かれた最初のサハラ以南のアフリカの指導者だった。トランプ政権は,オバマ時代の政策を逆転し,ナイジェリアに12機の米軍機を売却した。

トランプ氏のフィリピンでの支援は,フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ氏への称賛を考慮すれば,それほど驚くことではない。
2017年,トランプ氏は,ドゥテルテ氏に「薬物問題に関する信じられないほどの仕事」をしていると言ったことで批判された。
2016年に就任して以来,ドゥテルテ氏は麻薬取引に関与した人々の超法規的殺害を奨励しており,批判者は人権を侵害していると主張している。

イスラエルにおけるトランプ氏の好意も期待されている。 米国大統領はイスラエルのベンジャミン・ネタニヤフと緊密な関係にあり,米国は長い間イスラエルを支持してきた。
トランプ政権はその支援で論争がさらに進んだ- 米国大使館をエルサレムに移し、1967年にシリアに奪われたゴラン高原に対するイスラエルの主権を認めた。

How the world has viewed US presidents
世界は 米国の大統領をどのように見ているか

ほとんどの国では,前任者と比較してトランプ氏の国際政策に対する明確な信頼の欠如があるが,2002年以降にピューが追跡した傾向は,党派的なパターンを持っているようである。

民主党員バラク・オバマに先立つ共和党のジョージ・W・ブッシュ大統領は,在任期間を通じて同様に低い信用格付けを受けた。

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(転載了)
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アフリカは別にして,インド,イスラエル,フィリピンのトランプ支持はよく分りません。

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