姫路城に行ったがー
家人が広島市のスーパーマーケット主催の「日帰り 姫路城ツアー」に応募して当選し,私は姫路城に行ったことがなかったので,参加料を払って付き添いました。そもそも 団体ツアーに参加したのは ハワイの新婚旅行と はとバスツアーの1回くらいしか参加した記憶がありません。
しかし,姫路城に着く前に 昼食を含めて あまり興味のない場所 3ヶ所に寄って,国宝にして世界遺産の姫路城での時間が 1時間半しかありませんでした。
興味のある場所に団体ツアーで行くのは間違っていました。
添乗員に 「天守閣にエレベーターはありますか?」と質問する参加者がいて,それに添乗員が答えられないレベルのツアーなので,そんなものかも知れませんが・・・ 。
天守閣には登っておこうと 1000円の入城料を払う場所に行くのに20分かかり,そこで訊くと,そこから天守最上階までを往復して 約1時間とのこと,ほとんど上り坂のルートで天守まで行き,とにかく へとへとで 急な階段を昇って最上階に辿り着きました。
構造を見る余裕はほとんどありませんでしたが,最下層の天井梁の巨大さには感動しました。
天守閣は 当然 上層にいくに従って セットインしており 上層の構造重量は壁(柱)を伝わって下層の天井梁の途中で受ける必要があります。
どのような構造強度計算したのか分りませんが,外壁から伝わる上部構造重量を支持する最下層の天井梁は立派でした。
姫路城のように建築当時のまま現存する天守は他に11ヶ所ありますが,他の天守は復元で それもほぼ建築時の構造で 図面を元に木造で復元したものは,櫓を含めて次の 5ヶ所しかないようです。
・白河小峰城三重櫓(福島県,1991)
・掛川城天守(静岡県,1994)
・白石城大櫓(宮城県。1995)
・新発田城三階櫓(新潟県,2004)
・大洲城天守(愛媛県,2004)
これで 思い出すのは 安倍晋三首相による,G20大阪サミットの夕食会での挨拶で,「大阪城は明治維新の混乱により焼失したが,その後,天守閣が復元された。しかし その復元時にエレベーターを設置したことは 『大きなミス』だった。」のように言ったことが批判されたことです。
木造による完全復元ではなく,コンクリートによる外観のみ復元の,謂わばフェイクの城を造ったことに対する自嘲をこめたジョークであり,批判は理解できませんでした。何故,エレベーターを付けて万人を最上階に運ぶ必要があるのか理解できません。そう考えることが差別だと?笑止。
現在,名古屋城を木造に復元する計画があるようですが,そもそも 現在のコンクリート製の天守を解体する方法から問題を抱えているようで,どうなることやら ・・・ 。
姫路城天守閣の見学を終えて バスに戻ったのは 出発 5分前でした。
ウィークデイの姫路城は日本人よりも中国人が多いくらいで,準備していた 3MのN95(微粒子用)マスクをして階段を昇り,急いだので かなりキツイ思いをしました。
出発時刻に遅れた参加者が 2組4人(全員大人),出発時刻を遅らせていながら 他の参加者に一言の謝罪をしないのが不思議でした。
又,後ろの席の婦人二人が 喋り通しで,iPODを忘れたことを後悔しました。
やはり団体ツアーには向いていませんでした。
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