« 見出しに見る「勘違い」(その573) | トップページ | 見出しに見る「勘違い」(その574) »

2020年3月28日 (土)

「コーデュロイ」は 「王たちの布」(?)

Brooks Brothers’ 英文サイトの ‘Magazine’ に “The Cloth of Kings” (王たちの布)の見出しで 「コーデュロイ」について書いた記事がありました

下記,拙訳・転載します。

*************************
過去半世紀にわたって,我々が「コーデュロイ」(corduroy)と呼ぶ布は,かなりの化身(incarnations)を経験した。

我々の多くは,プレッピーな秋の主力品として見ている生地(fabric)にノスタルジックな感覚を持っているが,他の人は1970年代の大型ラペル・コーデュロイ・スーツを忘れることができない。そのようなコーデュロイの歴史であるが,高貴(princely)な生地として始まったものは,今日着用されている最も愛される素材の1つになった。
そして,それは20世紀のファッション現象のように見えるかも知れないが,その歴史は実際には2000年以上に及ぶ。

コーデュロイの最も古い起源(ancestor)とされるのは,「ファスチアン織り」(fustian)として知られる綿の織物で,紀元前200年にエジプトの都市フスタート(Fustat)で開発された。それは何世紀にもわたって狭い地域で人気があったが,イタリアの商人が西ヨーロッパ中の貴族に織物を紹介した中世の期間中に急増した(soared)。
貴族(aristocracy)は,特に英国王ヘンリー8世を含んで,暖房開始前の日々には,その暖かさを求めた(clamored)。

What started as a princely fabric has endured to become one of the most beloved materials worn today.
高貴な生地として始まり,今日着用されている最も愛される素材の1つになった。

Corduroy コーデュロイという用語は,17世紀のフランスの “corde du roi王の畝)または「王の布」(cloth of the kings)の転訛(corruption)に由来すると信じられてきたが,その理論は誤りと暴かれている(debunked)。
今では、この用語は、房状の(tufted)列状の(row-like)パターン(または畝(wales))を指す「コード」(cord)と,イギリスで使用されているコース・ウール(course woolen)生地である「デュロイ」(duroy)の複合語であると考えられている。

我々が 今日 コーデュロイと認識しているものは,18世紀後半にイギリスのマンチェスターで産業革命の際の工場の作業着として出現した(emerged)。
その後,100年間,労働者階級の織物であり続け,1960年代に チノパンやデニムジーンズの代わりとしてそれを着ていた大学生やビートニク(beatniks)によって再登場した。

1970年代後半から1980年代までに,コーデュロイ・パンツ/ショートパンツの人気はプレップやサーファーの間で高まった。1990年代のグランジ時代(grunge era)には,フランネル・クラッド(flannel-clad)ロッカーによって再使用された(re-appropriated)。

(転載了)
****************************

1960年代末から1970年代初めにかけて学生だった私の冬のスタイルは,くすんだグリーンのコーデュロイ(「コール天」と言った,メーカー不明。)のジャケットに こげ茶のトックリ・セーターでした。
就職して直ぐに 薄茶色に,スェードのエルボウ・パッチのあるコーデュロイのジャッケト(KENT?)を購入し,オフの日に着ていました。
これが古びて 2着目の,やはり 薄茶色のコーデュロイ・ジャケット(Brooks Brothers)に買い替えました。
還暦が近付いて Brooks Brothers で 薄茶色のコーデュロイの上下(セットアップ)を買いました。これは スーツではなく,上着はスポーツ・コートのデザインで 脇ポケットは パッチ& フラップ,ダーツなし,でした。

コーデュロイのジャケットは,学生時代から 常にワードローブにありました。

|

« 見出しに見る「勘違い」(その573) | トップページ | 見出しに見る「勘違い」(その574) »

garments & others」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 見出しに見る「勘違い」(その573) | トップページ | 見出しに見る「勘違い」(その574) »