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2020年3月27日 (金)

見出しに見る「勘違い」(その572)

「【コラム】朝鮮が日本の属国? これほど啓蒙された国もないが… 」  2020/3/26 中央日報・日本語版
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 。朝鮮で数年間滞在して朝鮮の歴史や文化を深く研究した米国の宣教師ホーマー・ハルバートは,西洋人の朝鮮見聞記に多くの問題点があると感じた。西洋人が朝鮮について書いた本も少ないが,それさえも朝鮮に関する正しい事実を伝えていないことを残念に思った。
   ハルバートが1895年に英語の雑誌『The Korea Reposition』に寄稿した、『コリア,あるいはチョソン-静かな朝の国』(英国人サベッジ・ランドー)に対する書評には,彼の観点がよく表れている。朝鮮は真夏にも雪が降る。朝鮮人はアフリカの黒人ほど肌の色が黒い。朝鮮の都城には毎晩,猛獣が入ってくる。朝鮮人は洗濯しながら服を棒でたたく。彼はこのように事実関係を確認せずに書く習慣を叱責した。暑い真夏の真昼にシエスタのように昼寝をする光景を見て,韓国人の怠惰を論じる西洋人の未熟な印象批評も校正対象だった。
   ハルバートが1901年に発刊した英文雑誌『The Korea Review』(韓国評論)は「レビュー」という言葉にふさわしく当時の韓国に関する知識の正誤を問いただす評論活動を積極的に遂行した月刊誌だった。韓国に関する見聞知識だけでなく歴史知識の評論にも注力した近代韓国学の主要発信地だった。例えば壬辰倭乱当時に日本人が朝鮮で農作業をしたおかげで朝鮮ではじめて稲作が始まったという日本側の主張に対し,稲作はすでに西暦紀元が始まる時から存在し,日本には朝鮮から稲作が伝わったと反論した。
    また『The Asiatic Quaterly Review』(季刊アジア評論)に掲載された末松謙澄の韓日関係論も批判した。朝鮮が数世紀にわたり日本に朝貢し,日本の主権を認めた日本の属国だったという主張を論破した。日本が明治維新で帝国を称して中国と同等に朝鮮に優越感を見せたが,雲揚号事件(1875)による江華島条約で日本が帝国を称したからといってそれが朝鮮に対する従属関係を賦課するものでないことを明確に自認したと指摘した。
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   ハルバートの『韓国評論』は当時英語で流通していた韓国の見聞知識と歴史知識を積極的にレビューし,校正した。しかし韓国の状況の画期的な変化と,これによる認識の変化がない限り,根本的な限界が存在するしかなかった。これに関連し同誌1906年4月号の記事「A Visit to Seol in 1975」(1975年のソウル訪問記),すなわち1906年時点から約70年後の韓国を想像した未来の小説は意味深長だ。
   速い京釜線急行列車(釜山-大邱-大田-水原-永登浦-南大門区間)。米ニューヨークの豪華なウォルドルフホテルに似たソウルのグランドホテル。ワーグナーのオペラ「パルジファル」を公演する鍾路のオペラ劇場。100万冊以上の本が並ぶ帝国図書館と国立図書館。最も模範的な大学教育で著名な極東最大3大学の帝国大学,ソウル大学,大東大学。酔っ払いが見られず犯罪の話が聞こえない敬けんな宗教文化。自分の職分に忠実で自らを愛して異邦人を歓待する友好的な人たち。もう「物質的な発達はもちろん精神的な発達でこの静かな朝の国の数千万よりもさらに啓蒙された国はなく,さらに進歩的な民族はない」と伝えた。エピローグでだ。
   今年は2020年。過去に想像した未来のその年からさらに45年が過ぎた。韓国はどのような国か。・・・ 新しい韓国と新しい韓国人の自覚はこれにふさわしいグローバル知識を志向する。植民地と冷戦の論理で綴られた古い韓国の知識を革新する新しいハルバートを夢見る。’ とのことです。
   45年前と想像されたエピローグでしたが いまだ そのプロローグにも達してないことが自覚できているようです。

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