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2020年3月 6日 (金)

“Harrington Jacket” は ‘Baracuta G9’ だけではない。

所謂,ジャンパーで もっとも有名なのは “Harrington Jacket” です。
Harrington Jacket” と言えば ‘Baracuta’ の G9が思い浮かびますが,G9 とほぼ同じデザインで “Harrington Jacket” と名付けて売るメーカーがたくさん(?)あります。その名前を付けなくても 似たデザインの製品はたくさんあります。

ここで “Harrington” の名前は いつから,どのように付いたかを明確にしておきます。
これは 1964年から1969年の間,ABCネットワークで放送された TVドラマ ‘Peyton Place’(ペイトン・プレイス物語)で ライアン・オニール(Ryan O’Neal)が演じた ロドニー・ハリントン(Rodney Harrington)が着ていたことに由来しています。
従って,1963年以前には “Harrington Jacket” の名前は存在しませんでした。
しかし,その名が存在してなかった時代においても,そのルーツを語る場合, “Harrington Jacket” と言います。なぜなら,適当な 普通名詞が存在しないからです。
ー と,前置きしておいてー

Harrington Jacket” は,「ジョン」(John)と「アイザック」(Isac)のミラー(Miller) 兄弟が,1937年に「バラクータ」という会社を設立して 開発したと言われていますが,これに対して 英国のグレンフェル(Grenfell)社は,自らが 1931に開発していたと主張しています。
どちらが正しいか 記録が残っていないため 起源を断言することができないそうです。

この ‘Grenfell’ が現在 販売している “Harrington Jacket” がどのようなものか,‘Grenfell’ のサイトから転載して下記に示します。

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‘Harrington Grenfell Cloth Beige’,
Regular price £295.00  

Description

ハリントン・ジャケット(The Harrington jacket)は,ポール・ウェラー(Paul Weller)やデイモン・アルバーン(Damon Albarn)などの先駆者(trailblazers)のおかげで,実用的でがスタイリッシュなゴルフジャケットから真の文化的アイコン(bonafide cultural icon)へのシームレスな移行を完了した
1931年からオリジナルのゴルフジャケットのバリエーションとして登場したハリントンは,究極のカジュアル・アウターウェアであり,グレンフェル・クロス・ハリントン・ジャケット(the Grenfell Cloth Harrington jacket)は,間違いなくこの象徴的な衣服の最も優れた指数(exponent)である。
名前が示すように,我々のシグネチャーであるハリントンは,私たちのシグネチャーである,撥水性のあるアウター,グレンフェル・クロス,グレンフェス・ハウス・チェックのライニングとリブの襟,袖口,ウェスト周り,完全なクラシックで永遠のデザインで,ロンドンで作られる。

Available in both Classic and Standard fit.

Classic Fit: 伝統的なのフィットのままである。このフィット感は、よりクラシックな外観のために,ゆったりしたフィット感である。

Standard Fit: 更新され,合理化された(streamlined)フィットになった。このフィットは,最新の外観に合う最新のものである。

✔Made In London, England ロンドン製
Classic or Standard Fit Available  クラシック・フィット,スタンダード・フィット
100% Grenfell Cloth, Cotton Outer Fabric  シェル:100% グレンフェル・クロス(綿)
100% Cotton Grenfell, House Check Lining  ライナー:100% 綿グレンフェル,ハウス・チェック
Ribbed collar, cuffs and waist  襟裏,カフ,ウェスト:リブ
Front pockets with button down flaps  前面ボタン付きフラップ・ポケット
Internal pockets 内ポケット
Back Yoke バック・ヨーク
Real Horn buttons 角製ボタン
Metal Zipper 金属製ジッパー

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ほぼ “Baracuta” のG9 と同じで,ライニング(裏地)を見なければ 簡単には区別はつきませんが,よく知っていれば 外観のバック・ヨークの形の違いでわかります。
値段は “Baracuta” の£325 に対し £295 です。

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もっと安い英国製に “Ben Sherman” の “Signature Harrington Jacket”,£95.00ー があります。
仕様は 次のとおりです。

Classic Fit                ✔Rib Hem and Cuff
2 External and 1 Internal Pockets

Long Sleeve              ✔Zip Front Fastening

Harrington Collar with Button Fastening

House Check Lining    ✔Plain Design

Machine Washable      ✔100% Cotton

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1/3の値段です。学生なら これで充分?

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G9を含め 全てに内ポケットが付いているようです。
Baracuta” の G9 のデザインは優れていますが,一つだけ注文を付けるとするなら この内ポケットです。

裏地と同じ ‘Fraser Tartan’ の生地の貼りつけポケットの上部に 水平のボタンホールが設けられ,裏地に縫い付けられたボタンを留めるようにデザインされています。
が,右手でボタンを留めようとしても ボタンがボタンホールに入りません。何回もトライしたので ボタンの取り付け糸が切れて ボタンが落ちそうです。
財布を入れて 留めようとして,一度も留められたことがありません。
キッチリ柄合わせをしているため,パッチポケットに見えません。
Dsc_2692a
Dsc_2695a

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