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2020年4月22日 (水)

シャツの “Collar Stay” についてー

GENTLEMAN’S GAZETTE’ のウェブサイトに “Collar Stays” のタイトル記事がありました。 April 2010 の掲載です。
Collar Stay” とは ドレスシャツの襟芯のことです。

何が書かれているのか 読んでみました。

下記,拙訳・転載します。

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シャツがジャケット あるいは ネクタイと共に,またはどちらとも着用されているか否かに拘わらず,シャツの襟は最も重要な部分である。襟の逆「V」字型は,常に着用者の顔を指し,目立たせる(stand out)。着用者にプラスの光を放つ襟は非常に重要である。これを実現するために,襟は着用者の顔に合い,適切なサイズで,単純に洒落て(sleek)に見える必要がある。この記事では,襟のステイ(カラー・ステイ)と,襟に適切な滑らかさ(smoothness)を与える機能に焦点を当てる。時には,カラー・ステイは,スティック(sticks),ボーン(bones),ナックル(knuckles),タブ(tabs),または(英国では)カラー補強材(collar stiffeners)とも呼ばれる。

Basics About the Shirt Collar
シャツ・カラーに関する基本

大まかに言えば,カラーには 2つのカテゴリがある。1つは接着芯地(glued interlining)があり,もう1つはない。どちらの種類の襟も,通常,素敵な滑らかな襟を形作るためにカラー・ステイを備えている。一部のカラー・ステイは縫い付けられており,交換できないが,他のステイは取り外し可能となっている。ボタンダウン・カラーのようなソフト・カラーのみ,カラー・ステイがない。

多くの人々は,「良いシャツ」は常に交換可能なカラー・ステイを持つべきだと言う。カラー・ステイが取外しできない,芯地が接着されていない(inferior glued interlining)シャツが多くあるのは事実である。洗濯とアイロンがけの後,この安価な襟はしばしば変形し,シャツは価値を失くす。一方,接着された裏地(glued interlinings)と縫い付けられた(sewn-in)カラー・ステイが長持ちする優れたオーダー・メイドのシャツがある。したがって,良いシャツが交換可能なカラー・ステイを持つことは厳密に必要とは言えない。

そうは言っても,多くの高品質のシャツは交換可能なカラー・ステイを備えている。ほとんどの場合,それらはプラスチックで作られ,多くの場合,柔らかく(flexible)または薄っぺら(flimsy)である。そのため,見栄えの良い(neat)襟を実現するには理想的ではない - とにかく洗濯機で迷子になる可能性がある。幸いなことに,1ドルから6,000ドルをはるかに超える価格までのあらゆる種類の素材の多数のカラー・ステイがある。

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Collar Bones: Materials
カラー・ボーンズ:材質

カラー・ステイのクラシックな素材は,真鍮,スターリング・シルバー,14Ktゴールド,または真珠貝(mother of pearl)などである。それに加えて,ステンレス鋼,チタン,角,希少な木,あるいは象牙とダイヤモンドなど使用して,カラー・ステイが作られる。これらは一般的にプラスチック製のものよりも丈夫で,洗濯する前にそれらを取り除くのを忘れても問題にはならない:後からでも見つけられる。

ただし,木または真珠貝で作られたカラー・ステイは,洗濯前に必ず取り外しておくこと。

金属製のカラー・ステイは,プラスチック製のものよりも柔軟性が低く,重い。しかし,個人的には,襟がすっきりと見える(sleeker look)ので気に入っている。

Size Does Matter for Collar Stays
カラー・ステイのサイズは重要

多くの場合,さまざまなカラーに適したサイズの組み合わせを見つけるのは非常に困難である。多くの場合,カラー・ステイセットは2つのサイズでしか入手できす,これだけでは十分ではない。3つの異なるサイズがあった方がいいが,私の意見では45サイズが理想的である。

カラー・ステイがあれば,それらを保管する場所が必要で,小さな宝石箱や革の容器がいい。

過去5年間に,さまざまなカラー・ステイをテストする多くの機会があった。その中にはアマゾンとeBayからのいくつか,“Seven London” と “Charles Tyrwhitt” の真鍮と銀のステイ,そして“Roensberg” の真珠貝のステイがあった。

4年前、偶然にステイ・クリップ(Stayclip)に出会った。 当時,私がステイ・クリップを購入した理由は4つあった。
  ・カラー・ステイは金属で作られている。
  ・それらは4つの異なる長さ:22.52.75および3インチ がある。
  ・値段も手頃だったので,私は 8セット 購入した。
  ・ステイはメタル・クリップに留めておくのが実際的である。

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何年もの間,私は常にステイ・クリップの存在に完全に満足している。それらは常に使用されているにもかかわらず,まだ新品のように見え,クリップで保存することで,紛失しにくくなっている。私はいつも自分の襟にぴったりのサイズを見つけることができるので,4つの異なるサイズを特に楽しんでいる。さらに、ステイ・クリップはモノグラミング・サービス(イニシャル彫り)を提供する。

同様に,“Roensberg” のカラー・ステイも高品質だが,サイズは3つしかなく,サイズが小さく,値段も高い。
私の真鍮製のカラー・ステイは通常の暗い変色(discolorations)を示し,私には少し柔らかすぎることがわかった。スターリング・シルバーと真珠貝のカラー・ステイは,ステンレス鋼やチタンに比べて機能的な利点がないため,高い価格に見合わない。

私は経験に基づき,ステイ・クリップを使い続ける。異なるサイズ,耐久性,価格から,ぜひお勧めする。推薦については,私は “Wurkin stiffs”を推薦できないと言わざるを得ない。

しかし,いつものように,個人個人の問題である。

(転載了)
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下の写真は 私が保管している “Collar Stay” です。適当な大きさの プラスティック・ケースに入れています。
リタイアした今は,ほぼボタンダウン・シャツしか着ませんが,現役 サラリーマン時代は レギュラー・カラーのドレス・シャツも着ており,その全てが 取り外せる “Collar Stay” のシャツでした。
又,シャツは 全て 綿 100%で,しかも,糊(starch)を付けるのが嫌いなので,“Collar Stay” は必需品でした。

外国の それなりのホテルのクリーニング・オーダー・シートには “starch” の有無が記入できますが,日本の町のクリーニング店は,“NO STARCH” の要求がなかなか通らず(彼らは,あたかも 糊をつけなければクリーニングではないと思っているようにー),已むを得ず,独身時代から シャツは自分で洗って 自分でプレスしていました。「ピンと糊のきいたシャツ」は好みではないし,シャツは裃ではありません。
メーカーはほとんどが ‘Brooks Brothers’ ですが,Stayの長さの種類がかなりあります。また,プラスティックの材質が異なるのか 白色から変色したものがあります。
Ralph Lauren’ のものがありますが,どのようなシャツだったかの記憶はありません。
又,記事内にあった(写真も)のと同じ,“Tyrwhitt” の真鍮製を持っていましたが,どこで,いつ入手したのか,覚えていません。

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下の写真は 記事中にあった “Stayclip” の例です。

Stayclip
下の写真は 記事中にあった “Wurkin-stiffs” の製品です。マグネットを使用して ・・・ どう使うのか不明です。

Wurkin-stiffs

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