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2020年5月17日 (日)

米国旅行雑誌による 世界の安全な国,Top 10。

米国の大手出版社・コンデナスト社が発行する旅行雑誌「コンデ・ナスト・トレベラー」(Condé Nast Traveler)電子版の April 24, 2020付けで “The 10 Safest Countries in the World” が掲載されていました。

下記,拙訳・転載します。

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経済・平和研究所(Institute for Economics and Peace)が,2019年の世界平和指数(Global Peace Index)を発表した。これは,世界で最も安全な国の年間ランキングである。

調査によると,全体として,世界はまだ10年前よりも平和ではないが,(おそらく,これまでと同じように,ニュースを読む人にとっては驚くことではないだろうが-),今日は 昨年の今よりも少し平和である — 過去5年間で指数が初めて改善した。

しかし,世界の平和は時間とともに変動していても,1つの事実は不変である:過去12年間,トップの地位に留まっている国は同じである。

リストをまとめるために,経済・平和研究所は,エコノミスト・インテリジェンス・ユニットの助けを借りて,163ヶ国を「平和の3つの領域を用いた国の否定的な平和のレベル」(a country’s level of Negative Peace using three domains of peacefulness)にランク付けする。

これには,進行中の,国内および国際紛争が含まれる: 国内の調和または不和のレベル,そして 軍事化に関連する指標。

各ドメインは,武器の輸入や政治的安定性などの多くの要因を考慮に入れて,インデックスの方法論に従って,全体的な複合の平均である3つのスコアを各国に与える。

以下に、世界で最も安全な上位10ヶ国とそれぞれの国のスコアを示す(1 =最も平和,5 =最も平和でない)。

10. チェコ共和国Czech Republic) 
チェコ共和国は今年 3ランク落ちたが,それでもトップ10に入っている。
ベルベット革命(Velvet Revolution)の本拠地であるチェコは,1人あたりの軍事費が低く,暴力犯罪が比較的少ないため,1.375点を獲得した。
さあ,この国をチェキア(Czechia)と呼んでください。

9. 日本
日本は殺人の数が少なく,武器へのアクセスが制限されていることから,今年,スコアが1.391でその地位を占め,平和指数で高い評価を得た。
安全性以上に,日本には,旅行者が移動することが非常に容易な,目にもとまらぬ高速列車がある。

8. スロベニアSlovenia
スロベニアは,犯罪率が非常に低く,テロのリスクが低いため,今年は1.355でトップ10に入った。
ただ美しい場所にいたい,ヨーロッパで最高の城や湖を探索したい場合でも,スロベニアはあなたのために何かを持っている — そして今,あなたは あなたがそこで安らかに眠ることができるとわかる。

7. シンガポールSingapore
シンガポールはランクを一つ上げ,8位から7位になり,スコアは 1.347 だった。
この島の都市国家は,国内および国際紛争でうらやましいほど(enviably)低いスコアと社会的安全を誇りにしている。
つまり,あなたは自身の安全を心配する代わりに,そのエネルギーを,最初に訪問したいホーカー・センター(hawker centers)や博物館を選ぶことに向けることがでる。

6. カナダCanada
南に隣接する国よりも大きいにもかかわらず,カナダの1.372スコアは,米国よりもはるかに高くランク付けされている(今年 米国は128... womp womp)。
トロントやモントリオールなど,この国で最も親しみやすい都市の1つに行ってみるといい。もしくは レイク・ルイーズやバンフ国立公園などの場所で,北米で最も美しい自然環境をチェックするといい。

5. デンマークDenmark
デンマークは 常に世界で最も幸せな国の1つにランクされており,その1.316のスコアは最も安全な国の1つでもあるとしている。
最近の紛争(conflict)の主な原因は,国の北部海岸で夏を過ごすのが良いのか,それとも冬の間に “hygge” を吸収する(soak up)のかである。

4. オーストリアAustria
ロバート・フロストは「良いフェンスは良い隣人を作る」(good fences make good neighbors)と書き,それはオーストリアにも当てはまり,その隣人(ドイツとチェコ共和国)もインデックスで高いスコアをつけた。
オーストリアのスコアは1.291で,武器の輸入が少なく,一貫して平和な選挙が行われているためポイントが高い。

3. ポルトガルPortugal
2016年,コンデナスト・トラベラーはリスボンをヨーロッパで最も過小評価されている都市と宣言した。
グローバル・ピース・インデックスは,ポルトガルの相対的な値ごろ感(affordability)と美しさと1.274の安全性スコアの組み合わせにより,訪れるべき国であることを支持する(bolster)。
おそらくそれが,これまでにないほど多くの人々がこの国を訪れている理由だろうか?

2. ニュージーランドNew Zealand
ニュージーランドは,息をのむようなアドベンチャー・トラベルの,世界で最も優れた目的地の1つかもしれないが,ニュージーランド人(the Kiwis)のスコア1.221に貢献した国内紛争や暴力よりも,見事なビーチの眺めにショックを受けるだろう。

1. アイスランドIceland
アイスランドは12年間,安全指標でトップを維持している。
アイスランドは殺人,刑務所の囚人の数,テロ行為で低いポイントを獲得し,全体で1.072を獲得した。 もう1つのボーナスとして:島国であることにより,国境紛争が発生する可能性が大幅に少ない。
温泉(thermal bath)に飛び込むのに,これ以上の何が必要だろうか?

(転載了)
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詳しくは 分りませんが,全く異議はありません。

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