見出しに見る「勘違い」(その589)
「【コラム】『経済面で文大統領支持』2%」 2020/5/22 朝鮮日報・日本語版
‘韓国総選挙で与党が勝利して以降,文在寅大統領の支持率は高いまま推移している。韓国ギャラップなどの調査で60%を記録している。朝鮮王朝時代に王室を礼賛した歌集「竜飛御天歌」のように,与党からは文大統領を太宗,世宗にたとえる「文飛御天歌」が休みなく鳴り響いている。政府・与党はウキウキしてばかりいるのではなく,国民が大統領を支持する理由も見据えながら、国政の方向をチェックする必要がある。
先週のギャラップによる調査で,文大統領の支持者に「どんな点で文大統領はうまくやっているか」と質問したところ,「新型コロナウイルスへの対処」(49%)が半分を占めた。それ以外の回答は「分からない」(9%),「全般的によくやっている」(7%),「熱心にやっている」(5%)など理由が具体性を欠いた。支持理由を見ると,コロナ後に大統領の支持率を下支えする素材が何かは見えてこない。特に大統領を支持する理由のうち,「経済政策」と「雇用創出」はそれぞれ1%にとどまり,「経済問題にうまく対処している」との回答は2%にすぎなかった。
今回に限らず,現政権発足以来,ギャラップが毎週,累計で140回実施した調査でも,大統領を支持する理由が「経済政策」との回答が皆無か1-2%にすぎないケースが129回に達した。「雇用創出」との回答も0-2%だったのが113回に上った。国政運営に対する評価に経済が与える影響が大きかった過去の政権とは異なる基準が適用されていることを意味する。積弊清算,韓日対立,朝米・南北首脳会談,新型コロナウイルスなどが大統領の支持率にプラス効果をもたらし,経済の失政が浮き彫りとなる機会が少なかったからだ。’ と書いています。
日韓対立を煽り,北朝鮮のスポークスマンとして動き,北朝鮮の支配下での北朝鮮との併合を望んでいるとしかみえない男ー を,韓国民は 結局のところ 「熱心にやっている」と見ていて,それで許される国のようです。
よその国の大統領なので どうでもいいのですが,彼は 何をした?
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