トランプ大統領の第二の暴露本は 彼の姪が書いた。
6月23日の元大統領補佐官 ジョン・ボルトンの暴露本 “The Room Where It Happened : A White House Memoir” の出版に続いて,トランプ大統領の姪(兄の娘)による暴露本の出版が 7月28日に計画されているようで 更に話題になっています。
英文 Wikipedia には,すでに この本のタイトル “Too Much and Never Enough” で記事が掲載されています。
よくまとまっているので 拙訳・転載します。
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“Too Much and Never Enough: How My Family Created the World's Most Dangerous Man” は,ドナルド・トランプの姪であるメアリー L.トランプ(Mary L. Trump)によって書かれた近刊の暴露本(tell-all book)であり,2020年7月28日にSimon&Schusterによって発行される予定である。
この本は,著者が,どのようにニューヨーク・タイムズの,トランプ家族の税申告を明らかにした匿名の情報源になったかについて詳述する。このレポートは2019ピューリッツァー賞を受賞した。
Background
背景
臨床心理学者のメアリー L.トランプはフレッド・トランプ・ジュニアの最年長の子供であり,フレッド・トランプ・シニアの最年長の孫である。メアリーの父親は1981年に42歳でアルコール依存症による心臓発作で亡くなった。
1999年にフレッド・シニアが死去した後,メアリーとその弟のフレッドIIIは,フレッド・シニアがアルツハイマー病に苦しんでおり,その遺言(will)は,フレッド・シニアの他の子供たち,ドナルド,マリアンヌ,ロバートによる「不正(fraud)と不当威圧(undue influence)で作られた」と主張して,遺言検認裁判所(probate court)でフレッド・シニアの遺言に異議を唱えた。
1週間後,ドナルド,マリアンヌ,ロバートは,てんかん性けいれんのある(epileptic spasms)フレッドIIIの18ヶ月の息子ウィリアムの医療保障を終了した。
メアリー氏は ニューヨーク・デイリー・ニュースへのインタビューで,「叔母と叔父は自分を恥じるべきだと思う。彼らはそうではないと信じてはいるがー。」と語った。訴訟は和解し,ウィリアムの健康保険は回復した。
ドナルドは2016年に彼の行動を説明した:「彼らは訴訟を起こしたので私は怒っていた。」
メアリー・トランプは,叔父の2016年の大統領選挙に反対した。
彼が大統領に選出された後,彼女はニューヨーク・タイムズに連絡を取り,匿名の情報源としてトランプ一家からの税務書類を提供した。
これらの文書は,デビッド・バーストウ,スザンヌ・クレイグ,およびラス・ビュトナーの説明的報告で,ピューリッツァー賞を受賞したトランプによる金融詐欺を詳述した2018年の記事に使用された。
バーストウはメアリー・トランプに対して,彼女に代わって本をゴーストライティングするという申し出を進めようとした。
彼は彼女に彼の代理人であるアンドリュー・ワイリー(Andrew Wylie)を紹介した。アンドリュー・ワイリーは彼女に数百万ドルの前金を提供した。クレイグとビュトナーはこれについて知って腹を立て,そしてタイムズの編集者はその倫理的ガイドラインのためにバーストウが本を書くことを禁じた。
彼女は最終的にWME(William Morris Endeavor)のジェイ・マンデルと協力して,オークションでサイモン&シュースターに彼女の本を売った。
Release
発行
Simon&Schusterは,最初,2020年8月11日のリリース日を設定して,この本に関する独占情報を デイリー・ビースト紙(The Daily Beast)に提供し 6月15日に掲載された。2日後,この本はAmazonのベストセラーリストで5位になった。
この記事への反応により,彼らは発行日を7月28日まで早める変更をした。
ドナルド・トランプ氏は,2001年にフレッド・シニアの遺言の和解において秘密保持契約に署名したと主張し,本の出版を停止するためにメアリーに対して訴訟を起こすことについて話し合うために彼の弁護士に相談したと伝えられている。
ロバート・トランプは6月23日に,暫定的差止命令(preliminary injunction)と一時的な禁止命令(temporary restraining order)によって 出版を阻止しようとして訴訟を起こした,
Overview
要約
この本は,メアリー・トランプが,トランプ家からの機密税務書類をニューヨーク・タイムズに提供した方法を示していると伝えられている。文書は,ドナルド・トランプが 1990年代に 自分が苦労している事業にテコ入れするために,父親の不動産事業から約4億1300万ドルを移した不正にかかわる方法を明らかにしている。
ニューヨーク・タイムズは,その報道により,2019年ピューリッツァー賞の説明報道賞(Explanatory Reporting)を受賞した。メアリーはまた,ドナルドとフレッド・シニアが 彼女の父親を無視したことが,アルコール依存症による彼の死の一因になった(contributed)と本で主張している。
(転載了)
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この本は売れそうです。
サブタイトルの “How My Family Created the World's Most Dangerous Man”(どのようにして 世界で最も危険なこの男を 私の家族は生んだか)は興味があるところです。
因みに 「暴露本」と訳した “Tell-all book” の定義は次の通りー
「対象者の許可や情報なしで書かれた,オーソライズされてない伝記。
通常,対象者の存命期間内または死亡直後に書かれた伝記に限定される。よって,対象者の死後ずっと後に書かれた,歴史上の人物の伝記には適用されない。」
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