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2020年6月 7日 (日)

マティス 元国防長官,辞任後,初めて トランプ大統領を非難。

米国の雑誌 The Atlanticの電子版,June 3, 2020付けでー
James Mattis Denounces President Trump, Describes Him as a Threat to the Constitutionジェームズ・マティス,トランプ大統領を糾弾し,憲法への脅威としてのトランプを語る)の見出し記事がありました。

下記,拙訳・転載します。

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異常な糾弾(extraordinary condemnation)のもと,元国防長官は抗議者を支持し,大統領は米国人を互いに反目させようとしていると述べている。ドナルド・トランプのシリア政策に抗議して201812月に国防長官を辞任した海軍大将ジェームズ・マティスは,以来,大統領としてのトランプの業績について慎重に(studiously)沈黙を守ってきた。しかし,今,彼は沈黙を破り,国を分裂させたと大統領を非難し,軍隊に米国市民の憲法上の権利を侵害するよう命じたと大統領を告発する,痛烈な非難(broadside)を書いた。

私は今週 展開されるイベントを見て,怒り,愕然とした(appalled)。」とマティスは書いている。 「『法に基づく平等』という言葉は,米国最高裁判所のペディメントに刻まれている。これはまさに抗議者が正当に要求していることである。それは健全で統一された要求であり,我々全員が支持(get behind)可能であるべきことである。少数の法律違反者(lawbreakers)に気を取られて(distract)はいけない。
抗議行動は,私たちの価値観,つまり国民としての我々の価値観,そして国家としての我々の価値観を守ることを主張する良心の何万人もの人々によって明確にされていた。
彼は続けて,「私たちは,憲法をあざけるだろう(make a mockery of)公職(office)の人々を拒絶し,責任を課さなければならない(hold accountable)。

マティスは,糾弾(j’accuse)の中で,米国人を互いに敵対させたことで大統領を非難している(excoriate)。

ドナルド・トランプは私の人生の中で,米国人を結束させようとしない,しようとするふりさえしない,最初の大統領である。代わりに,彼は我々を分裂させようとする。」とマティスは書いている。
我々は この意図的な(deliberate)努力の3年間の結果(consequences)を目撃している。成熟した(mature)リーダーシップなしの3年間の結果を目撃している。我々は 彼なしで団結でき,我々の市民社会に固有の強みを利用できる。
過去数日が示しているように,これは簡単ではないが,我々は仲間の市民にそれを負っている,我々の約束を守るために血を流した過去の世代に,そして我々の子供たちに。

彼はさらに,ナチのイデオロギーを米国の統一の精神(ethos)と対比させる。
ノルマンディー侵攻の前に軍部が兵士に与えた指示は,兵士たちに「我々を破壊するためのナチスのスローガンが ...『分割統治(Divide and Conquer)』であることを思い出させるものだった。我々米国人の答えは『団結は力なり(In Union there is Strength.)』である。我々はこの危機を克服する(surmount)ためにその団結を招集(summon)しなければならない— 我々は,我々の政治よりも優れていると確信している。

マティスのトランプへの不満は,国防総省(ペンタゴン)内部では秘密ではなかった。
しかし,辞任後,彼は,現職の大統領を批判することは元将軍や元内閣官僚にとって不適切で逆効果であると公に,そして大きな批判がありながら,主張した。そうすることは軍の政治的性格を脅かすだろうと彼は言った。昨年,この件について彼にインタビューしたとき,彼は言った,「明確な政策の違いをめぐって政権を去るとき,まだそこにいる人々に,国を守るために,できるだけ多くの機会を与える必要がある。彼らには,我々のこの大きな実験を保護する責任がある。
ただし,彼は付け加えた:「沈黙している期間があった。それは永遠ではない。永遠に続くわけではない。

その期間は,今や決定的に終わった。マティスは,先週末に,米国の実験が,彼がかつて仕えた大統領の行動によって,直接脅かされているという結論に達した。マティスは彼の声明の中で,ジョージ・フロイドの警察による殺害に対する大統領の反応と,その後の抗議行動がこの大衆の激しい非難(condemnation)を引き起こしたことを明確にしている。

私が軍に入ったとき,約50年前」と彼は書いている,「私は憲法を支持し擁護することを誓った(swore an oath)。同じ宣誓を行った部隊が,いかなる状況下でも仲間の市民の憲法上の権利を侵害するように命じられることを夢にだに考えたことはなかった。

彼はさらに、現在の国防長官であるマークエ・スパーや他の高官を暗黙のうちに(implicitly)批判している。「我々は,制服軍が『支配する(dominate)』 ように要求される『戦闘空間』としての都市の考えを拒否しなければならない。
故郷では,非常にまれなケースとして,州知事から要請された場合にのみ,軍を使用することがある。我々がワシントンD.C.で目撃したように,我々の対応を軍事化することで,軍と市民社会の間に対立(偽の対立)が生じる。それは,男性と制服を着た女性の間の信頼できる絆と,彼らが保護することを誓い,彼ら自身がその一部である社会を確保する道徳的根拠を侵食する(erode)。

公の秩序を守ることは,市民のコミュニティを最もよく理解し,市民に答えられる文民国家(civilian state)と地方の指導者にかかっている。

(転載了)
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マティス氏を教養豊かな軍人だと思っています。その教養と軍人としてのキャラクターを合わせれば とてもトランプには付いていけなかったと思います。トランプの下で2年間,よく我慢したと思います。
3年前の現役時代に,タイトル「国防長官 James Mattis の私生活と政治的見解」 をブログにアップしたことがありました。
これを機会に,今後も さらに 舌鋒鋭く トランプの異常さ等に,攻め込んでほしいものです。

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