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2020年8月 1日 (土)

「生きざま」が 分からない。

先に 「有言実行」と言う言葉の 胡散臭さについて書きましたが,これと同類の言葉に 「生きざま」という言葉があります。

私が大人になった頃(約50年前)には使われておらず,「不言実行」からの「有言実行」のように 「死にざま」から発生したと思われるこの言葉は,いつの間にか世の中に広まって,昔から存在していた言葉のように使われています。

この「生きざま」を「Aさんの『生きざま』を見習って ・・・」などと,ある程度 歳をとった人に何の遠慮も疑問も待たず,使われると,うんざりして,この人の教養の程度は・・・ などと思います。

Wikipedia 「日本語の誤用」の「生き様」の項には 次のように解説されています。

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現在は「その人が生きていく態度・ありさま。生き方。」ともされているが,「様」とは「無様」,「この様」,「様見ろ」の様という屈辱的な意味合いがあり,「自分の過ごして来たぶざまな生き方。転じて,人の生き方。」ともされている。このため,小説家の藤沢周平は過去に使いたくない言葉に挙げている。なお,1990年代以前の国語辞典・国語辞書には「死に様」しか記載されていない。

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因みに 広辞苑に「生きざま」が載ったのは1998年版だそうです。

司馬遼太郎さんは「カネを積まれても使いたくない言葉」として「生きざま」をあげていたそうです。

因みに 内舘牧子さんの「カネを積まれても使いたくない言葉」は「スイーツ」だそうです。
考えてみると,子供の頃 「スイーツ」という言葉はありませんでした。
おそらく 2000年以後に使われるようになった言葉のようで,昭和の人間には馴染みません。馴染んで使っている人は多いようですがー。

私は カネを積まれれば何でも使いますが,できれば使いたくない言葉は多く,思いつくままに挙げてみると-

「プリン」,「有言実行」,「生きざま」,「ワンコ」,「ニャンコ」,「アイス」(氷は『こおり』と言う。他は 正確に「アイスクリーム」,「ラクトアイス」,「アイスキャンデー」,「氷菓子」などと言う。),(最近 あまり聞かないが)「ちびっこ」,「おくすり手帳」,「チカしい」(特に会話で),(ジュースではないソフトドリンクに対する)「ジュース」,(飲食店での)「オアイソ」,「オテモト」,(動物にエサを)「あげる」,(子供にXXをして)「あげる」,「・・・というようなカタチで」,「XXXさせていただきます」,「ガッツリ」,「気づき」,「学び」,「人間力」,・・・・。
「スイーツ」も使いません。

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