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2020年7月23日 (木)

Environmental Performance Index 2020

Cover-page_20200706202401 2020年64日,Global Environmental Index 2020EPI:世界環境指数 2020)が発表されました。

EPIは世界各国(180ヶ国)の評価に基づくもので, イェール大学のCenter for Environmental Law and Policy(環境法政策センター)と,コロンビア大学のCenter for International Earth Science Information Network(国際地球科学情報センター)の共同研究です。

その概要はー

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2020環境パフォーマンス・インデックス(EPIEnvironmental Performance Index)は,世界中の持続可能性の状態に関するデータ駆動型の要約を提供する。

EPI11の課題カテゴリ(issue categories)の32のパフォーマンス指標(performance indicators)を使用して,180ヶ国を「環境衛生」(environmental health)と「生態系持続力」(ecosystem vitality)の取り組みでランク付けするものである。
これらの指標は,国が,確立された環境政策目標にどれだけ近いかを示す世界規模の目盛りにより,環境パフォーマンスの先進国と後進国を明確にするスコアカードを示し,持続可能な未来への移行を目指す国々に実用的なガイダンスを提供する。

日本の2020年の結果: ランキング 12位,スコア 75.10
 
      2018年                            20位             73.69
 
      2016年                            39位             80.59
 
      2014年                            26位             72.35
 
      2012年                            23位             63.36
 
      2010年                            20位             72.50
 
      2008年                            21位             84.50
 
      2006年                            14位             81.90

EPI指標は,問題を特定し,目標を設定し,傾向を追跡し,結果を理解し,最良のポリシー・プラクティスを特定する方法を提供する。
優れたデータと事実に基づく分析は、政府当局者が政策アジェンダを洗練し、主要な利害関係者とのコミュニケーションを促進し、環境投資の収益を最大化するのにも役立つ。

全体的なEPIランキングは,どの国がすべての国が直面している環境問題に最もよく対処しているのかを示している。
2020 EPIは,廃棄物管理,土地表層変化から二酸化炭素排出量,フッ化ガスの排出量を測定する新しい指標を特徴としている。これらはすべて気候変動の重要な要因である。

プロジェクト・ディレクターのザック・ウェンドリングは,次のように述べています。

「拡大された問題のカバレッジは,データ主導の環境政策決定のためのグローバルな能力を深めることを約束し,持続可能性のリーダーと遅れを明らかにし,そして 最善の政策慣行を特定するのに役立つ。」

Ranking-list_20200706202401 デンマークの第1位は,EPIによって追跡されたほぼすべての課題にわたる強力なパフォーマンスを反映している。上位の国には,他にルクセンブルク,スイス,イギリス,フランスなどがある。2020年のEPIは,課題ごと,および国ごとの結果を提供するだけでなく,環境の持続可能性の目標の成功に関連する要因に関する新しい洞察を提供する。

高得点国は一般に,公衆衛生を保護し,天然資源を保護し,温室効果ガス(GHGGreenhouse Gas)排出量を削減するために,長期にわたる取り組みと注意深く構築されたプログラムを持っている。

インドは,大気質やその他の環境リスクによる健康結果が著しく悪いため,ランキングの最下位近くに位置しているが,最近の公害防止やその他の環境改善により,インドは168位から48位上昇し,120位となった。

レポートでの最低スコアは,リベリア,ミャンマー,アフガニスタンを含む,弱い統治で広く闘っている一連の国々である。

EPIスコアが低いことは,大気汚染や水質汚染,生物多様性の保護,クリーンエネルギーの将来への移行など,多くの面で国の持続可能性への取り組みの必要性を示唆している。

2020 EPIは,2019年に公開され,以前に収集されたデータに基づいて構築されているため,ブラジル・アマゾンの火災,オーストラリアでの山火事,COVID-19パンデミックなどの最新のイベントからの影響は考慮されてない。

最もランクの高い国は固形廃棄物管理(solid waste management)においても際立っており,国の廃棄物のほとんどすべてがリサイクル,堆肥化,または焼却されている。

さらに,デンマークは,2030年までに温室効果ガス排出量を70%削減するという最近発表された目標を含め,気候変動に取り組むためのプログラムの幅と深さで世界をリードしている。

対照的に,米国は2020年のEPI24位にランク付けされており,水資源の保護と廃棄物管理のパフォーマンスが低いことを反映して比較的低いランキングになっている。

米国は,海洋保護区と大気質に関するデータは 強力な結果を示しているが,総合ランキングでは,先進国の中で国は後塵を拝している- 英国(4位),フランス(5位),ドイツ(10位 ),日本(12位),カナダ(20位),イタリア(22位)。

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下に 日本の結果データを示します。

Japan-country-scorecard
Japan-rank-and-score_20200706203601

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