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2020年8月24日 (月)

日本のバルクキャリア,モーリシャスでの座礁の原因が分からない。

7月25日,モーリシャスのサンゴ礁で座礁し,燃料油 約1,000tonを流出させた,日本の海運会社保有の大型バルクキャリア(DW 200,000MT)“MV Wakashio” は 船倉部と機関室部に分離し,機関室部は座礁したまま,船倉部は浮いてタグボートによるコントロール状態にあるようです。

今後は 油によって汚染された海と海岸(生物を含む)の復旧と船体の始末が大仕事です。

更に,この事故が発生した状況の調査,責任の所在の確認が必要です。

事故が発生したときの状況を示したメディアを検索していて ‘Sprash247.com’ を見つけました。
August 13, 2020付けと,かなり早い時点で報道されていました。

下記,拙訳・転載します。

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Countdown to disaster: why did the Wakashio deviate from its intended course?
災害へのカウントダウン:“Wakashioが意図したコースから逸脱したのはなぜか?

7月25日以来,モーリシャスの南海岸沖のサンゴ礁に不安定に横たわっていた,被災したバルクキャリア “Wakashio” の残りのバンカー燃料を取り除く船員たちは,素晴らしい仕事を成し遂げた。

現在,解体に非常に近い方法になるであろう船の撤去に注意が向けられている。陸上では,調査官が パナマ籍船が 何故 サンゴ礁に横たわるようになったかの一つ一つの事実をつなぎ合わせようとしている。
その一部として,パナマ海事局は,事故当日の悪天候に非があるとした。

世界最大の船籍(registry,パナマ)は昨日,声明を発表し,本船の航海は 中国からシンガポールを経由してブラジルへのバラスト航海で,モーリシャスの海岸近くで「悪天候」(adverse weather conditions)に直面した725日まで順調に進んでいたと主張した。

「当時,海の状況によって進路を変えるためには様々な操作を行う必要があった。すべての操船は,状況と気象条件を認識していた船長と一等航海士によって監視された。同日の1925分に,船長,一等航海士,機関長が,ブリッジにいる時,船の動きが止まり,座礁(strand)していることに気付いた。」とパナマ当局は昨日 主張した。

7月25日の悪天候は,ロンドンを拠点とする海事情報プラットフォームである “Windward” が予報した内容と異なっていた。

Windward” のデータは,座礁した日に,モーリシャスの南1,000海里に嵐があり,“Wakashio” が当時存在していた場所の周りに船が破壊されるような気象条件は見えないことを示している。

また,“Wakashio” が721日にコースを逸脱する(deviate)決定を下したことも不透明のままである。

Splash’のパートナーである ‘MarineTraffic’ による船舶追跡(Vessel tracking)は,721日の早朝,日本の長鋪汽船が所有するニューキャッスル・マックス(=ケープサイズ,バルクキャリアの大きさを示す)がルートを変更し,モーリシャス島の自然のままの(pristine)海岸との衝突コース(collision course)に進入したことを明確に示している。

Course
Course-b

Splash’ が以前に報告したように,モーリシャスの沿岸警備隊は725日の夜,船長に1時間に亘って連絡を取り,その針路が危険に見えると警告したのは無駄に終わった。ついに沿岸警備隊の職員が直接 船長に説得したときも,船長は計画されたルートは安全であると固執した。

しかし,数分後,船は地元当局に電波を発し,サンゴ礁に座礁したと伝えた。

船の保険会社である「日本PIクラブ」は,流出したバンカー燃料が地域の環境やビジネスに与えたすべての損害に対して,近年最大の支払いの1つに直面している。

(転載了)
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今後 警察の取り調べによって 事故原因の詳細が分かってくるでしょう。

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