« 見出しに見る勘違い(その614) | トップページ | 見出しに見る勘違い(その615) »

2020年8月22日 (土)

「信じる」を “believe” とするか “trust” とするか?

Trust me.” と “Believe me.” の違いは?
「信じてくれ。」を 簡単に英訳するのに “Believe me.” と “Trust me.” のどっちがいいのか,どう違うのか,分かりません。

Difference Between Net.’ の “Difference Between Trust and Believe” を読んでみました。

下記,拙訳・転載します。
********************

Trust vs Believe

Trustと “believeは,同じ文脈(context)でしばしば言及される2つの単語である。多くの状況で,密接に関連しているが,常に 一致したり(correspond)同時に発生したりするわけではない。

trustは,名詞,形容詞,動詞の3種類の品詞に分類できる。 通常,“trustは,同じような意味を持つ名詞または動詞として使用される。“trustは,他の人の正直さ(integrity),誠実さ(truthfulness),能力,強さ,または性格への強い依存感(reliance)を与える。また,何か,あるいは誰かの自信や期待を指す。“trustという言葉には,他の人の言葉や行動に対する希望や信念がある。

trustは,「他の人または理想との絆を形成する前に基礎(foundation)または 根拠(basis)を必要とする1つの値(value)または特性(characteristic)」とも定義される。また,人々の感情や特徴として認識されている。 人間関係では、“trust” は相手が詐欺(harbor deceit)や不正操作(manipulation)を隠蔽していないという真の信念(belief)として特徴付けられます。多くの場合、ある当事者が別の当事者について知っていることに基づいている。

抽象的概念として,“trust は以下の特徴のいくつかを含むことができる:それは確実性(certainty)の形であり、ほとんど本能的な方法(instinct manner)で心から生まれる。
多くの場合,“trustは少数または選ばれた人々に置かれるが,完全な信頼(faith)が必要である。
belief” と比較すると,“trust” は絆のプロセスの終点である。多くの場合,永続的であり,親密性(closeness)または近接性(proximity)に基づいています。特に人間関係の場合,構築して得る(earn)ことはしばしば困難である。

trustは,中世英語の “trusteに由来する。
一方,“believeという相対的な概念は,動詞,具体的には他動詞に分類される。
信じること(to believe)とは,他の実体(entity)の真実,存在,または確実性を信頼することを意味する。“believe” も価値だが,事実上の承諾である。
受け入れる要素は、あるモノ(entity)から別のモノ(entity)への事実または状況である。それは確固たる信頼(faith),信念(conviction),そして自信(confidence)を意味する。
信じること(to believe)は,真実,現実,または可能である何か,または出来事の肯定的な承認または顕現(manifestation)を引き出すことである。
Believe” は名詞の対応物(counterpart)である。
信念(belief)は,信頼(trust)の要素や,根拠,理由,検証などの他の同様の基礎概念なしに存在できる。信念(belief)は急速に発達するか,発達するのにしばらく時間がかかる場合がある。概念として,「信念」(belief)は不確実である可能性があり,多くのことや人が関係する可能性がある。プロセスとして,それは開始点,信頼(trust)の中間領域と見なされる。それは一瞬である可能性があり,思考と観察に基づいている。
一言で言えば,“beliefは,中世英語の “bileren” または “beleren” を形作り,古英語の “belefan” および “gelefan” を継承している。

Summary:
総括

1.“trust” と “believeは,2つの相対的な概念であり,どちらの単語も,別のモノ(entity)による1つのモノ(entity)への信頼または依存を意味する。

2.価値または概念として扱われることは別として,“trustbelieveも感情と特徴の問題である。

3.“trust” は,名詞,形容詞,動詞の3つの異なる品詞として使用できる。名詞と動詞の機能は,最も一般的な使用法である。一方,“believeは動詞の他動詞(transitive form)としてのみ機能する。

4.“trustという言葉では,信頼(confidence)と信用(reliance)は別のモノ(通常は個人)の固有の能力または意図に基づいている。 一方,“believeは,別のモノの特性に自信を伴う。

5.“trustは,2つの当事者間の基盤を必要とする価値である。 “trustは,当事者の,別の当事者の知識に基づいて進展する。一方,“believe” は事実や状況を受け入れることの価値である。それは考えや観察に基づいている。

6.“trust” は全体性(sense of wholeness)を意味し,“believeは部分的または不完全な(incompleteness)感覚のみを意味する。

(転載了)
********************

英語を単に訳したのでは 簡単には腑に落ちない違いで,自信を持った使い分けはできません。
どちらかと言えば  “believe” の方が軽そうで 使い易い感じです。

|

« 見出しに見る勘違い(その614) | トップページ | 見出しに見る勘違い(その615) »

言葉」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 見出しに見る勘違い(その614) | トップページ | 見出しに見る勘違い(その615) »