日本の医師の数は適正か?あるいは何をもって適正とするか?
新型コロナウイルスの流行で 日本は医師不足と言われることがあります。
‘World Health Organization's Global Health Workforce Statistics, OECD, supplemented by country data’ による世界各国の 人口1,000人当たりの医師数,上位75ヶ国のリストを下表に示します。
② ①は政府の認可
②’ ②への医師(会)の圧力←既得待遇の継続
③ ②はどのように考慮されるかー
・人口当たり医師数の適正数(何をもって適正とするか?)
・医師の(高)収入レベルの確保
→ 日本の医師の収入は G7の中で 最高レベルと言えるでしょう。
ドイツは 通常のサラリーマンレベルの収入?
・医師のレベルの確保(一定以上の知的能力)
A. 国民は便利になり,誤診等 医療過誤の可能性減少。
病院(医師)選択肢が増える,待たされない。
B. 医師の収入が減る。
現在のバランスで 国民は納得している(?)ということでしょうか。
この表だけでは医師を諦める人間がどのくらいいるのかを求めるのは難しいのですが,約1% というところでしょうか。
(複数回受験して 偶然,運が良くて合格する者がいる?)
100人に1人は医師になる能力・適正がないことを自覚せず,間違って医学部に入ることがあるということです。感覚的には明らかに少なすぎるのではないかと・・・。→ 医師の的確な選択が必要。
これを考えると,日本で医師にならない/なれない医学部卒業生が 1%(推定)は いかにも少ない。
(米国での)「メディカル・スクール」は、主に4年制のM.D. 課程で臨床医養成教育を行う専門職大学院である。州大学の場合、各大学の置かれる州の出身者が優先される。教育は病院の医師などではなく、医学教育の専門家が行う。これにより教育効果を上げて経済効果を高める事ができるとされている。
メディカルスクールの入学審査を受けるには大学学部課程を卒業し学士号を有することが必要である。入学審査においては「MCAT(Medical College Admission Test :医科大学入学試験)」とよばれる共通試験のスコア、学校独自の物理学、生物学、口頭試問、小論文の試験、学部成績などを総合考慮して合否が決定される。
| 固定リンク | 0
« “LifeWear magazine / Issue 03 2020 Fall & Winter” by UNIQLO,入手。 | トップページ | 時折りの欲しいもの:Clarks の Desert Boots の新色 »
「つぶやき」カテゴリの記事
- 今こそ!聴きたい 井上陽水(2022.08.13)
- 横断歩道前での車の一時停止は 歩行者への優しさや 親切心からではない。(2022.08.07)
- 7月,平均 5,420歩/日(2022.08.02)
コメント