80年近く前に完成して,一度も列車が走らなかった鉄道橋。
10月2日,NHK BSプレミアム「日本縦断 こころ旅」の北海道最終日,函館市 国道278号を走っていて 火野正平さんは コンクリートの鉄道橋を見つけました。



函館市公式観光情報によればー
「昭和11年着工、戦時中の17年に中断した、未完成の鉄道路線「戸井線」。現在、線路跡は道路や遊歩道となっているほか、トンネルやアーチ橋が現存する。
函館市内から国道278号線(下海岸線)を旧戸井町に向かう途中、汐首灯台下の山の中腹に、古代ローマの水道橋のようなコンクリート造りの大きなアーチ橋を見ることができます(橋に上ることはできません)。これが一度も列車が走らなかった幻の鉄道「戸井線」の跡です。
昭和11年(1936)に着工された戸井線は、五稜郭駅から戸井駅までの29.2kmを結ぶ予定でした。津軽海峡の防備のために建設された汐首岬砲台への物資輸送や、青函連絡船の輸送距離を短絡するため、戸井から津軽海峡を隔てた青森県の大間まで連絡船を運航し、大間から先は大間線(大間~大畑間、未完成)に接続するという計画があったものの、昭和17年(1942)に戦局悪化や資材不足により、わずか2.8kmを残して工事は中断。五稜郭駅から湯の川付近までの線路が敷かれ、湯の川から先の区間も戸井までの路盤や橋梁がほぼ9割方完成した状態で、廃線となりました。この特徴的なアーチ橋は、戦時下という事もあり、資材節約のために鉄筋を使用していないそうです。」
「昭和11年着工、戦時中の17年に中断した、未完成の鉄道路線「戸井線」。現在、線路跡は道路や遊歩道となっているほか、トンネルやアーチ橋が現存する。
函館市内から国道278号線(下海岸線)を旧戸井町に向かう途中、汐首灯台下の山の中腹に、古代ローマの水道橋のようなコンクリート造りの大きなアーチ橋を見ることができます(橋に上ることはできません)。これが一度も列車が走らなかった幻の鉄道「戸井線」の跡です。
昭和11年(1936)に着工された戸井線は、五稜郭駅から戸井駅までの29.2kmを結ぶ予定でした。津軽海峡の防備のために建設された汐首岬砲台への物資輸送や、青函連絡船の輸送距離を短絡するため、戸井から津軽海峡を隔てた青森県の大間まで連絡船を運航し、大間から先は大間線(大間~大畑間、未完成)に接続するという計画があったものの、昭和17年(1942)に戦局悪化や資材不足により、わずか2.8kmを残して工事は中断。五稜郭駅から湯の川付近までの線路が敷かれ、湯の川から先の区間も戸井までの路盤や橋梁がほぼ9割方完成した状態で、廃線となりました。この特徴的なアーチ橋は、戦時下という事もあり、資材節約のために鉄筋を使用していないそうです。」
鉄橋を作る鋼材はおろか,コンクリートの鉄筋さえなかった時代,竹で代用?
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