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2020年10月21日 (水)

見出しに見る勘違い(その631)

「【コラム】『終戦宣言』の迷妄に陥った青瓦台」  2020/10/18 朝鮮日報・日本語版
    ‘文在寅大統領は先月23日未明,事前に録画収録された国連総会演説で「韓半島平和の始まりは終宣言」と訴え,米国と北朝鮮に終戦宣言を提案した。北朝鮮が西海で漂流中の韓国国民を銃で殺害し,遺体を燃やすという蛮行からわずか数時間後のことだった。当時,青瓦台(韓国大統領府)では安保室長主催で緊急の会議が開催されていたが,上記の演説はそのまま放映された。青瓦台は「事前に録画して送った映像であり,(演説の)順番を調整することはできなかった」と弁解した。
 しかしそれから数日後,韓国と米国の親善団体における録画演説でも,文大統領は改めて米国に終戦宣言を提案した。韓国国内はもちろん,米国からも「適切ではない」との批判が相次いだ。しかし青瓦台は「指導者が平和について語ることが間違っているのか」「消耗的な議論だ」などと露骨に不快感をあらわにした。文大統領は殺害された国民の息子が送った手紙への返事の中で「私も心が痛い」と伝えたが,北朝鮮に対して具体的な行動を取ることはなかった。たとえ国民が殺害された事件でも,それは終戦宣言に比べて重要度でははるかに劣るという印象を拭い去ることは難しかった。
 今月10日に行われた北朝鮮の軍事パレードでは新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)が公開された、これに対して与党・共に民主党は「改めて終戦宣言の必要性を確認した」とする我田引水的な解釈を行った。さらに「終戦宣言は銃撃事件といった脅威を除去できる強い手段だ」とも主張した。韓国統一部(省に相当)は国政監査において「先に終戦宣言を行い,その後に非核化を推進する」との考えを明確に示した。文大統領は盧武鉉政権当時,南北首脳会談の準備に当たりながら終戦宣言を推進した。しかし米国が同盟関係の弱体化を懸念したことで終戦宣言は白紙となった。それから13年が過ぎたが,文大統領は今なお終戦宣言がこの地に平和をもたらす「魔法のつえ」という執着から抜け出せていないようだ。
 終戦宣言は「事実上の終戦」を「法的終戦」に転換する平和協定の前段階だ。しかし北朝鮮が「制裁・コロナ・水害」という三重苦の中でも核開発を放棄しないことから,「無理して終戦宣言を推進するのは時期尚早」という警戒の声も根強い。「戦争終結」を理由に在韓米軍撤収あるいは国連軍司令部を閉鎖するよう求める声が強まれば,韓国の安全保障に大きな穴があく恐れも出てくる。
 一方で「戦争が終結した」とする相互の意思を言葉で確認する「事実上の終戦宣言」はこれまで何度も行われてきた。盧武鉉政権当時,韓国と北朝鮮は9・19共同声明(2005年)や南北首脳宣言文(2007年)などを通じ,停戦体制を終わらせ,恒久的な平和体制を構築するため力を尽くすことを約束した。一昨年 シンガポールで行われた米朝首脳会談でも同じような合意が交わされた。しかし北朝鮮は今なお挑発を続け,核開発に力を入れているため,これらは全て紙くずになってしまった。
 北朝鮮は韓国国民を火で焼いて殺害し,軍事パレードでは韓国向けの「新兵器4点セット」も公開した。それでも青瓦台と与党勢力は「終戦宣言」さえすれば北朝鮮の核問題とICBMはなくなり,死んだ国民が生き返るかのように宣伝している。いまだに自らの妄想から抜け出せていないようだ。’ と書いています。
  夢見る男です。
  日本も付き合うのが大変です。

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