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2020年10月20日 (火)

“The Pan Am Building” は 今?

久しぶりに NHK BSプレミアムで 「フレンチ・コネクション」(‘The French Connection’,1971)を観ました。

この中で,そそり立つ 「パン・アム・ビル」(日本では「パンナム」と言った。),“Pan American World Airways” の “The Pan Am Building” が 数秒間 映されました。

「マイクロソフト」も「アマゾン」もなく,「ウォルマート」も「ブルックス・ブラザーズ」も知らない子供の頃,米国の知っている会社と言えば「パンナム」,「フォード」,「ジェネラル・モーターズ」,「コダック」くらいでした。特に 「パンナム」は大相撲の優勝力士の表彰(1953年~1991年)で馴染みの航空会社でした。

それが いつの間にかー 大型投資,競争激化,組合の給料抑制反対,等々で経営状態悪化,1985年には 太平洋路線をユナイテッド航空に売却して,その地球儀のマークの機体を日本で見ることはなくなり,1991年に破産し,消滅しました。

では,その象徴的だった “The Pan Am Buildingは どのような経過を辿って どうなっているのか,その壁面のロゴはどうなっているのか,調べてみました。

英文Wikipedia の “MetLife Building” の “Opening and occupancy” を読んでみました。
下記に 拙訳・転載します。

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パン・アム・ビル(The Pan Am Building)は,196337日に完全には出来上がってなかったが,正式にオープンし,翌月から入居を開始した。当時、パンアム・ビルは世界最大の商業オフィススペースだった。

当初は,バランスが悪く(lack of proportion),規模が大きすぎたために人気のないサイトだった:北はニューヨーク中央ビル,南はグランド・セントラルターミナルを小さく見せ(dwarfed),パークアベニューのアッパーとロワーの連続した景色を遮った。
建物の大きさは,1970年に世界貿易センター,1972年に55ウォーター・ストリートによって超えられた。

パン・アム・ビルは,建物の上部に会社のロゴや名前を付けることを禁止する法律が制定される前に,ニューヨーク市に建てられた最後の高いタワービルだった。北と南の面に高さ15フィート(4.6 m)の「パン・アム」のディスプレイがあり,東と西に高さ25フィート(7.6 m)の地球儀のロゴがあった。

パン・アムはもともと建物の15フロアーを占めており,1981年にメトロポリタン生命保険会社(Metropolitan Life Insurance Company)が建物を購入した後も,パンアムの本社のままだった。

1991年までに,パン・アムの占有は4フロアに減少した(dwindled)。その年,パン・アムは本社をマイアミに移転し,その後まもなく,運航を停止した。

1992年9月,メットライフ(MetLife)はパン・アムの看板を建物から撤去すると発表した。メットライフの社長であるロバートG.シュワルツ氏は,パン・アム航空が操業を停止したため,同社はパン・アム航空の看板を削除することを決定したと語った。当時,メットライフはメトロポリタン生命保険会社のタワー(the Metropolitan Life Insurance Company Tower)に本社を置いていた。

2005年,メットライフはこの建物を17.2億ドルで売却した。これは,当時の米国のオフィス・ビルの最高価格だった。購入者は,‘Tishman Speyer Properties’,‘the New York City Employees' Retirement System, the New York City Teachers' Retirement System’ の合弁会社だった。

2015年に,不動産会社 ‘Irvine Company’ の億万長者の所有者であるDonald Brenが,建物の97.3%の所有権を保有していることが明らかになった。

Tishman Speyer’ は 引き続き物件のマネージング・パートナーだが,‘MetLife Building’ への同社の出資比率は3%未満に減少している。

2017年には,省エネのため,ビル上部の「メットライフ」看板の光源をネオンからLEDに変更した。

(転載了)

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ニューヨークに行ったことがないので 実物を見たことはありません。

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