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2020年10月10日 (土)

先進国の中で,最も中国が嫌いな国はー 日本。

Pew Research Center’ の ‘FACTTANK’,Oct.6,2020付けの タイトル “Negative views of both U.S. and China abound across advanced economies amid COVID-19” (COVID-19の中で,米国と中国の両方に対する否定的な見方が先進国全体に広がっている)の調査報告書を拙訳・転載します。

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米国と中国に対する否定的な見方は,過去1年間に多くの国で急上昇した。20206月から8月の間に調査された14の先進国のほとんどで,両国への否定的な見方は,この問題に関するピュー研究所の10年以上の世論調査で歴史的な最高値またはその近くにある。

調査対象の国では,米国または中国のリーダーを信頼している国はほとんどなく,多くの国がコロナウイルスの発生への両国への対応に関して批判的である。調査に含まれているほとんどの措置について,人々は中国よりも米国に対してさらに批判的だが,それでも米国に対して好意的な意見を持っている国はまだある。

両国のグローバルイメージを比較した4つの重要な調査結果を次に示す。

1. Most people have unfavorable views of both China and the U.S. – but more see the U.S. favorably.
   ほとんどの国は,中国と米国の両方について否定的な見方をしているが,米国を好意的に見ている国もある。

001h_20201007173901 調査対象となったすべての国の大多数の人々は,中国に対して否定的な見方をしている。米国,韓国,日本以外では,米国についても同じことが言える。

しかし,調査対象のほとんどの国では,米国への見方は中国への見方よりも好意的である。中国に隣接する米国の2つの正式な同盟国である韓国と日本では,このギャップは30パーセントポイントを超えている。

2. Most people rate China more positively than the U.S. in its handling of the coronavirus pandemic.
   ほとんどの人は,コロナウイルスのパンデミックへの対処において,中国を米国よりも肯定的に評価している。

002h_20201007173901 調査した14ヶ国全体で,COVID-19に対する中国の反応を称賛する人はほとんどいないが,中央値37が,発生にうまく対処したと述べている。しかし,日本と米国自体を除くすべての国で,人々は米国よりも中国の対応をはるかに称賛している。日本では,どちらの国も5分の1未満しか賞賛していない。

差はイタリアで最大であり,51が中国が良い仕事をしたと言っているのに対し,米国に対してそういっているのは18のみで,33ポイントの差がある。

調査した西ヨーロッパ諸国のほとんどで,約30ポイントの差が存在する。

3.Few have confidence in either country’s president – but across much of Western Europe, more have confidence in China’s Xi Jinping.
   どちらの国の大統領も信頼している人はほとんどいないが,西ヨーロッパの多くの地域では,中国の習近平を信頼している人が増えている。

米国を含む調査対象の14ヶ国全体で,中央値19が習大統領を信頼していると述べ,中央値17がドナルド・トランプ大統領を信頼していると述べている。
どの国でも10人中3人しかいないが,米国はどちらかの指導者に信頼を持っていると述べている(米国では,党派により評価は大きく異なるが,43がトランプを信頼している)。6ヶ国では,同様に少数の人々がどちらのリーダーにも信頼を寄せている。しかし,2人のリーダーの評価が異なる西ヨーロッパの6ヶ国では,習がトップに立つ傾向がある。 たとえば,ベルギーでは,22が習を信頼すると答えているが,トランプについては9だけしか信頼してない。
日本と米国だけ,習よりも多くの人々がトランプを信頼している。

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4. More see China as the world’s leading economic power than the U.S.
   より多くの人が,中国は,米国よりも世界をリードする経済大国であると考えている。

004h_20201007173901 調査したすべてのヨーロッパ諸国で,多数または過半数が中国が世界のトップ経済であると述べている。
韓国,日本,そして米国自体でのみ,ヨーロッパ全体でより多くの人々が米国に名前を挙げている。ヨーロッパ全体では,コロナウイルスのパンデミックによってもたらされた世界経済の大きな変化にもかかわらず,これらの評価は2019年以降ほとんど変わってない。

西ヨーロッパの人々は一般に,中国の経済は近年,世界で最も強いと考えているが,中欧,東欧,ラテンアメリカ,アフリカ,中東の人々は,今年は調査されていないが,米国をしばしば指名している。

(転載了)
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中国の歴史,現在の,香港への圧力を含めた人権問題,南シナ海での無法な振る舞い,等々ー中国の覇権主義の実態をヨーロッパの人々は どのくらい理解しているのか,疑問です。

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