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2020年12月12日 (土)

光市母子殺害事件,死刑囚の再審特別抗告,最高裁が棄却。

次の報道がありました。

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中国新聞(電子版)2020/12/9付け

1999年の山口県光市母子殺害事件で殺人や女性暴行致死などの罪に問われ、死刑が確定した大月(旧姓福田)孝行死刑囚(39)の再審請求について、最高裁第1小法廷(山口厚裁判長)は、弁護側の特別抗告を棄却する決定をした。再審開始を認めない判断が確定した。7日付で、5人の裁判官全員一致の結論。

 大月死刑囚は事件当時18歳1カ月。一審山口地裁、二審広島高裁は無期懲役としたが、最高裁が2006年に「年齢は死刑回避の決定的事情とまでは言えない」と破棄した。差し戻し審で広島高裁は08年、死刑を言い渡し、12年に最高裁が上告を棄却し、確定した。

弁護側は確定判決が認定した殺害行為と、現場の状況が一致しないなどとして「殺意はなく、傷害致死罪にとどまる」と12年に再審請求した。広島高裁は15年10月、弁護側の意見書や鑑定書について「より軽い罪を認めるべき明らかな証拠とは言えない」と判断して請求を棄却し、19年11月に異議も退けた。

 決定で最高裁は弁護側の主張について「単なる法令違反、事実誤認の主張で、抗告理由に当たらない」と指摘し、詳しい理由は示さなかった。

 確定判決によると、99年4月、光市の本村洋さん(44)宅に乱暴目的で押し入り、妻弥生さん=当時(23)=と長女夕夏ちゃん=同(11カ月)=を殺害した。

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法治国家としては 言ってはならないことかも知れませんが,「死刑制度反対の安田好弘弁護士を団長とする不可解な弁護団による,裁判の長期化のみを旨とする不可解・理不尽な再審請求に,国は無駄な時間と費用をかけさせられた」と あまり税金を払ってない国民としても思わざるを得ません。

橋下さんも そう思っているでしょう。

さて,後は刑の執行を待つばかりとなるのでしょうか?
安田さん,まだ何かやることがありますか?

因みに 過去の経過を下に示します。

1999年4月14日 事件発生
          4月18日 当時少年F(現O) 18歳逮捕。
          6月11日 山口地検,山口地方裁判所に起訴。
          8月11日 山口地裁 初公判。
                      (検察は以後一貫して 死刑求刑)
2000年3月22日 山口地裁 無期懲役判決。
           3月28日 山口地検,広島高等裁判所に控訴。
           9月7日   広島高裁で控訴審初公判,
                      検察側(広島高等検察庁)死刑求刑。
2002年3月14日 広島高裁 第一審・無期懲役判決を支持,
                      検察の控訴棄却判決。
          3月27日 広島高検,最高裁に上告。
2005年12月6日 最高裁判所第三小法廷,
                      上告審口頭弁論公判の期日を翌年3月14日に指定。
2006年3月14日 最高裁の弁論に,上告審からの主任弁護人・安田好弘弁護士,足立修一弁護士欠席。
          3月15日 最高裁,弁護団に「出頭在廷命令」発動
          6月20日 最高裁第三小法廷,
                      広島高裁の判決破棄,広島高裁に審理差し戻し。
2007年5月24日 広島高裁 差し戻し控訴審 第1回公判。
          10月18日 検察側最終弁論 死刑求刑。
          12月4日 弁護側最終弁論 傷害致死罪適用要求。
2008年4月22日 差し戻し控訴審の判決公判,広島高裁 死刑判決。
                      弁護側 即日 上告。
2012年1月23日 最高裁判所第一小法廷,第二次上告審口頭弁論公判開廷。
                      検察側は死刑適用(被告人側の上告棄却),弁護側は死刑判決の破棄をそれぞれ求め、結審。
          2月20日 最高裁判所第一小法廷 判決公判。
                      差し戻し控訴審判決支持。上告を棄却,死刑判決確定。
          3月14日 最高裁第一小法廷,
                      弁護側の判決訂正の申し立て棄却,死刑正式に確定。
         10月29日 「確定した死刑判決に重大な誤りがある」として弁護団が広島高裁に再審請求, 
                       法医学者や心理学者による鑑定結果などを新証拠として提出
2015年10月30日 広島高裁「証拠には新規性がない」として再審請求棄却決定。
                        (再審請求から棄却まで3年)
          11月2日  弁護団,異議を申し立て。
2019年11月6日  広島高裁,弁護団からの異議申し立て棄却。
                        (異議申し立てから棄却まで4年)
          11月11日 弁護団,再審請求棄却を不服とし,最高裁に特別抗告。 

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