« 米国での 2020年の注目すべき,20の出来事(その1) | トップページ | 玄関が賑やか。 »

2020年12月25日 (金)

見出しに見る勘違い(その653)

「【コラム】度を越した『K自画自賛』」  2020/12/20 朝鮮日報・日本語版
   ‘12月14日,韓国国税庁は「K電子税政,インドネシアに進出」というタイトルの報道資料を出した。韓国国税庁の各種システム構築に参加していたLGCNS社が1000億ウォン(約95億円)規模のインドネシア国税行政システム構築事業を引き受けるに当たり,韓国国税庁も積極的に寄与した-という内容だが,頭に韓国を意味するKの字を付けた。同日,科学技術情報通信部(科技情通部。部は省に相当,以下同じ)の崔起栄長官は「世界で初めて,全国の路線バスで無料Wi-Fiの構築を完了した」とし「K防疫に続きKワイファイの歴史を新たに作っていく」とアピールした。
 韓国政府の部処(省庁に相当)が韓国企業の海外事業受注を支援し,国民により良い通信サービスを提供するのは当然やるべきことだ。ところが文在寅大統領が「K防疫」を大きな成果として掲げると,各部処が先を争うように「とにかくKの字を頭に付けよう」という形で政策広報に乗り出している。内容はほぼ例外なく自画自賛だ。
 企画財政部は今年6月,「海外でK防疫をはじめとする韓国のコロナ問題対応に多くの関心が寄せられている」として,K経済防疫の英文政策資料を作った。科技情通部は今年7月,韓国版ニューディール(デジタル・ニューディール)関連の報道資料を出して「Kサイバー防疫システムを構築したい」と称した。
 「K自画自賛」シリーズの圧巻は国民権益委員会だった。全賢姫委員長は11月17日,文在寅大統領が「K清廉,約束します」と記されたマスクを付けた写真をフェイスブックに載せた。その上で「韓国で開催されるIACC(世界腐敗防止会議)の成功祈願とK清廉を周知する意味を込めている」と書き込んだ。すると「清廉にも国籍があるのか?」「韓国型清廉と米国型清廉は違うものなのか?」「文在寅政権は実に清廉だからと,K清廉なる言葉まで使うとは」といった批判が殺到した。防弾少年団やBLACKPINKなどアイドルグループの音楽が海外で人気を集め,Kポップブームが起きているのは喜ばしい。だが政府の部処が,小さな成果を過大に包装するため,政府のあらゆる政策名の頭にKの字を付けるという形でKポップ人気に便乗するのは適切ではない-という指摘は多い。
 さらに大きな問題は,韓国政府が誇るK防疫すら,限界をあらわにしているということだ。文在寅大統領は今年10月,「K防疫が世界の標準になった」と言ったが,最近コロナの新規患者数が1日1000人のラインを行き来する中,大量の検査・疫学調査・隔離治療を中心とするK防疫は医療体制に負担をかけているとの指摘がある。韓国政府はK防疫を誇る間に,ワクチン確保のためもっと力を注ぐべきだった,という批判も相次いでいる。韓国政府が成果の広報にばかり注力し,コロナ防疫など実際の政策で成果を出せなければ,本当に憂鬱な「K」が訪れることになる。K字型回復,すなわち二極化だ。非対面産業の成長で情報通信技術企業などは繁盛するが,対面サービスを根幹とする自営業者らの暮らしは崩壊する。明らかなのは,今は「われわれが世界最高」と自画自賛している場合ではないということだ。’ と書いています。
「われわれが世界最高」と見栄を張らなければ生きていけないのは,劣等感から抜け出せない証とみるのが適当でしょうか。
  隣に このような国があるのをやや重荷に感じる日本です。

|

« 米国での 2020年の注目すべき,20の出来事(その1) | トップページ | 玄関が賑やか。 »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 米国での 2020年の注目すべき,20の出来事(その1) | トップページ | 玄関が賑やか。 »