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2020年12月30日 (水)

見出しに見る勘違い(その655)

「【社説】『ファイザーから契約を催促されている』と言っていたのにワクチンなし,首都圏は集合禁止」  2020/12/22 朝鮮日報・日本語版
    ‘韓国保健福祉部の孫映莱報道官は21日の記者会見で,「英アストラゼネカ社のワクチンは確実に来年2-3月に国内に入ってくる」「政府の言葉を信頼してほしい」と言った。来年2-3月にワクチン接種を開始しても,既に接種を開始している国よりも2-3カ月遅いが,その言葉が事実であるよう望まない国民はいないだろう。しかし,アストラゼネカは臨床でミスを連発,追加臨床を進めており,米食品医薬品局(FDA)緊急使用の承認を受ける見通しも不透明だけに,国民も不安を隠せないようだ。

 このような不信を招いたのも政府だった。保健福祉部の朴凌厚長官は先月17日,国会で「米ファイザー社もモデルナ社も一般的な予想とは違い,むしろ向こうの方から我々に『すぐに契約を結ぼう』と言っている状況だ」「焦っているようには見えなくても,合理的な価格で受け取るためにさまざまなバーゲニング(交渉)をしている」と言った。ほかの国々は購入契約争いを繰り広げているのに,韓国政府はのんきな姿勢を見せているようで不思議だったが,それでも国民はこの言葉を信じて,遅くならないうちに政府がワクチンを確保すると信じていた。ところが,今考えてみると,真っ赤なウソだったと言わざるを得ない。すがっていたのはむしろ我々の方で,それも早期に受け取りたくても「モノ」がない。政府の責任者たる人物が,なぜこのようなあきれたことを言えるのだろうか。

ワクチン購入に関して,政府関係者らがとんでもない主張をしたのはこれだけではない。保健福祉部のワクチン担当局長は8日,「我々も日本に比べて大幅に遅れているとか,大幅に早いとかいうことはない」と言った。しかし,ファイザーやモデルナとワクチンの購入契約をしている日本は,韓国とは違って来年2月下旬から医療従事者約1万人を皮切りにワクチン接種を開始するという具体的な計画を発表している。むしろ「我々は感染者が少ないので,ワクチンに対する依存度を高めることを考えていなかった」(20日,丁世均首相)という言葉の方が正直に聞こえる。

 韓国政府は今,アストラゼネカが行っている第3相追加臨床試験の承認手続きを無難に進め,2-3月の接種日程に支障がないように祈るしかない。国民が強いられる不便さや不安は,政府が時機を逸したことにより,その分だけいっそうひどくなった。ソウル市・仁川市・京畿道は21日,来月3日まで5人以上の集まりを禁止する行政命令を発動した。人口2500万人の首都圏でクリスマス・年末年始期間に実質的に私的な集まりができなくなるという初の事態に至ったのだ。この困難な時期がいつ終わるのか,誰もが心配しているが,政府はウソと無能さで国民をさらに不安にさせている。’ と書いています。

 他国に嘘を吐く(国家間の約束を反故にする)国ですから,国民に嘘を吐くことくらい朝飯前,国民も期待してないでしょう。

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