« 見出しに見る勘違い(その647) | トップページ | 城みちる氏が「きっぽ」と言ったので驚いた。 »

2020年12月 8日 (火)

コリンズ英語辞書の今年の言葉 Top 10。

今年の「新語・流行語大賞」の候補に「新型コロナウイルス」関連が多いのと同様に,「今年の英語」でも「新型コロナウイルス」に影響された単語が多いようです。

The Guardian’ の Nov.10,2020付けに ‘Lockdown named word of the year by Collins Dictionary”(コリンズ英語辞書による今年の単語Lockdown” ’ の見出し記事がありました。

下記,拙訳・転載しました。

***************************

コリンズは2019年から,この単語 “lockdown”の使用が 6,000増加したことを記録しており,“TikToker” と “Megxit”が,多くのコロナウイルス関連の用語に混ざってランクインした。

2020年に世界中で非常に多くの生活を定義するようになった名詞である “lockdown” は,コリンズ辞書によって今年の単語に選ばれた。

コリンズは,“lockdown” を「旅行,社会的交流,公共スペースへのアクセスに厳しい制限を課す」と定義しており,その使用は昨年より急増した。ウェブサイト,本,新聞に書かれたデータ,ラジオ,テレビ,会話で使われたデータを含む45億語のコリンズ・データベース(Collins Corpus)において,その使用量が6,000増加した。2019年には,4,000件の“lockdown” 事例が記録されていた。そして 2020年には,これが25万を超えるまで急増した。

「言語は私たちの周りの世界を反映しており,2020年は世界的パンデミックによって支配されてきた。」とコリンズの言語コンテンツ・コンサルタントであるヘレン・ニューステッド(Helen Newstead)は言う。「“lockdown”は,ウイルスを封じ込めるために日常生活を制限しなければならなかった何十億もの人々の共有体験を要約化(encapsulate)しているため,今年の言葉として選択した。“lockdown” は,私たちの働き方,勉強,買い物,社交(socialise)の方法に影響を与えた。多くの国が2回目の “lockdown” に突入しているため,祝うべき今年の言葉ではないが,おそらく,ほとんどの世界の今年を要約するものである。」

coronavirus”,“social distancing”,“self-isolate”(自己隔離),“furlough”(一時解雇)などの他のパンデミック関連の単語が,辞書の上位10語のリストに含まれていた。“key worker” という言葉もそれに含まれる。コリンズ辞書によれば,“key workerは昨年に比べて使用量が60倍に増加した。これは,「今年は社会に不可欠(essential to society)であると考えられている職業に基づく重要性」を反映している。

Black Lives Matter”の略語 “BLM”も,最終候補になった。 コリンズ辞書によって「人種的動機による暴力と抑圧に反対する運動」と定義され、使用量が581増加した。

コリンズ辞書の 過去の「今年の言葉」には,2019年の “climate strike”,2018年の “single-use”,2017年の“fake news”,2016年の “Brexit” がある。今年のトップ10には,「20201月に発表されたサセックス公爵と公爵夫人(the Duke and Duchess)の王室業務(royal duties)からの撤退」と定義された“Megxit” という単語が含まれていた。コリンズ辞書によると,“Brexit”をモデルにした,この非公式の(informal)名詞は,「その単語が現在,私たちの用語集(lexicon)にどれほどしっかりと定着しているか」を示しているという。

Collins Dictionary top 10 words of 2020
コリンズ辞書,2000年の単語 トップ 10

coronavirus (名詞):
COVID-19を含む,気道(respiratory tract)の感染症(infectious illnesses)を引き起こす可能性のあるRNA含有ウイルスのグループのいずれか。電子顕微鏡写真での王冠のような外観のために,このように呼ばれる。

furlough (名詞):
通常,従業員を占有するのに十分な仕事がないための従業員の一時的な解雇。(動詞)一時的に(スタッフ)を解雇する。オランダ語の “verlofverfor)+ lofleave)から。 スウェーデンの“förlof” に関連している。

key worker or keyworker (名詞):
教師,警察官,医療従事者,店員など,社会の機能に不可欠であると考えられる多くの職業のいずれかの従業員。

lockdown (名詞):
旅行,社会的交流,公共スペースへのアクセスに厳しい制限を課すこと。

Megxit (名詞,非公式)
2020年1月に発表されたサセックス公爵と公爵夫人の王室業務からの撤退。メーガン(Meghan)・サセックス公爵夫人 + “(exit”から。“Brexit” の影響。

mukbang (名詞,朝鮮語):
ホストが視聴者へのエンターテイメントのために大量の食べ物を食べるビデオまたはウェブキャスト。“meogneun”(食べる)+ “bangsong”(放送)から。

self-isolate (動詞):
伝染病(contagious disease)を患っている,または疑いのある場合に,自分自身を隔離する(quarantine)こと。

social distancing (名詞):
病気の感染を防ぐために,自分と他の人との間に一定の距離を保つ習慣。別名:physical(物理的) distancing > social distance or socially distance (動詞).

TikToker (名詞):
TikTokのビデオを定期的に共有または表示する人。

(転載了)
************************

|

« 見出しに見る勘違い(その647) | トップページ | 城みちる氏が「きっぽ」と言ったので驚いた。 »

言葉」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 見出しに見る勘違い(その647) | トップページ | 城みちる氏が「きっぽ」と言ったので驚いた。 »