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2021年1月26日 (火)

見出しに見る勘違い(その668)

「【社説】文大統領『韓米訓練も北と協議』,敵に了解を求めて訓練するのか」  2021/1/20 朝鮮日報・日本語版
    ‘文在寅大統領は新年記者会見の際,韓米連合訓練中断問題について「必要であれば,南北軍事共同委員会を通じて北朝鮮と協議できる」と述べた。北朝鮮の金正恩委員長が労働党大会で「米国との合同軍事訓練を中止すべきだ」と圧力を加えたことへの回答だ。韓国軍統帥権者が敵の脅威に対抗するための防衛訓練について「敵と協議する」というのだ。
  北朝鮮が核兵器だけでなく核関連施設の全てを申告し,誠意を持って非核化を進め,韓半島に平和体制が定着していけば,韓米連合訓練の実施についても当然協議の対象になるかもしれない。しかし金正恩氏は今回の党大会で36回も核に言及した。純然と韓国を狙った戦術核を開発中であることも明らかにした。原子力潜水艦,極超音速兵器の開発についても公言し,武力を使った統一を宣言したのだ。現在,韓国独自で北朝鮮による核ミサイル攻撃を阻止する方法はない。そのため金正恩氏の言葉は単なる虚勢には聞こえない。米軍との連合訓練を強化することだけが北朝鮮の脅威に対抗できる手段だ。ところが文大統領は米国ではなく北朝鮮と「訓練についての協議」を行う考えを示したのだ。
   2018年の南北合意には「軍事訓練および武力増強問題は『南北軍事共同委員会』を稼働して協議する」と明記されている。ところが「敵対行為の全面中断」を約束した軍事合意そのものが,今や北朝鮮の挑発によって意味がなくなった。金正恩氏は「南への警告」として新型ミサイルを相次いで発射し,軍事合意で禁じられた前方での海岸砲訓練も行った。そのたびに文在寅政権は軍事共同委員会を通じて抗議するどころか,「合意違反ではない」として北朝鮮を擁護した。また金正恩氏が「韓米訓練の中断」を要求すると,「軍事共同委員会での協議」に言及した。金与正氏の一言で「対北ビラ禁止法」を制定したのと全く同じパターンだ。
   韓米同盟を支えてきた三つの連合訓練は,トランプ大統領と金正恩氏による「シンガポール・ショー」によって全て廃止された。非核化のためとされたが,北核は逆に増強されている。トランプ大統領はバイデン氏の勝利を最後まで認めず,暴動を扇動した容疑で弾劾の手続きが進んでいる。そのトランプ大統領の政策を引き継ごうとする韓国政府に対し,バイデン大統領はどのような見方をするだろうか。
  2007年に国連で北朝鮮人権決議案が採決された際,「文在寅秘書室長を中心に北朝鮮に問い合わせてから棄権を決めた」とされる疑惑が前回の大統領選挙で大きな問題になった。これに対して文大統領は「棄権を決めてから,北朝鮮の考えを尋ねる電子通信文を送った」として疑惑を否定した。「先に問い合わせたのではない」ということだ。今や韓米訓練についても「北朝鮮と事前に協議できる」との考えを示した文大統領の言葉を聞くと,この人権決議案の採決についても「北朝鮮に聞いてから決めることくらい大した問題ではない」とも思えてくる。’ と書いています。
 
休戦中とはいえ 敵国に協議して 戦闘訓練を実施するという,常識を外れた大統領を,そのままにしておく韓国が正常でないことは明白です。金正恩のスポークスマンであることが ますます真実味を帯びてきます。
  日本が,
この大統領が政権を持つ国と,何の協議が可能でしょうか。

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