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2021年2月11日 (木)

日本の性差別に金メダル

ニューヨーク市に本部をおく国際的な人権NGOで,世界各地の人権侵害と弾圧を止め,世界中すべての人々の人権を守ることを目的に,世界90ヶ国で人権状況をモニターしている団体である,‘HUMAN RIGHTS WATCH’ が Feb.4,2021付けで 森氏の発言に対する見解を,そのサイトに掲載しました。

下記,拙訳・転載します。

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A Gold Medal for Sexism in Japan
日本の性差別に金メダル

Tokyo Olympic President’s Remarks Show Discrimination Against Women Still Rife
東京オリンピック組織委員会会長の発言は,依然として女性に対する差別を示している

オリンピック・システムは,スポーツが「男女平等を促進し,女性と少女に力を与える(empowering)ための最も強力なプラットフォームの1つ」であると主張している。しかし,最近,東京2020組織委員会の会長で元首相の森喜朗が,日本オリンピック委員会の理事会における女性比率を高めることについて尋ねられたとき,彼の回答は「女性は話しすぎる(women talk too much)」というものだった。

委員会で森氏は,「女性理事の数を増やすと,彼女たちの話を終わらせるのが難しいので 発言時間をある程度制限しないといけない。」と述べた。「組織委員会には約7人の女性がいるが,皆,自分の立場(place)を理解している。」

森が会長を務める日本オリンピック委員会と東京2020組織委員会は,男女共同参画とスポーツにおけるアスリートの虐待を阻止する上で重要な役割を果たしている。日本の女性は,スポーツ連盟のリーダーシップにおいて著しく過小評価されている(grossly underrepresented)。‘Human Rights Watch’ は最近,日本のスポーツにおける少女を含む子供たちの持続的な虐待(persistent abuse)について報告した。

#MeTooの虐待に関する世界的な評価により,体操,水泳,レスリングなどの日本の女性アスリートは,嫌がらせや虐待を非難している(made accusations)。オリンピックレスラーの伊調馨は4回連続で金メダルを獲得したが,コーチに彼女が嫌がらせを受けた時,彼女はコーチをスポーツ界から追放するために日本レスリング協会と戦わなければならなかった。      

差別(discrimination)や性的虐待を訴える日本の女性はひどく汚名を着せられる(stigmatized)。政府の統計によると,性的暴力事件の95%以上が警察に報告されていない。これは,レイプについて話し合うことが日本では「恥ずかしい(embarrassing)」と見なされていることと,多くの被害者が報告しても違いがないと感じているためである。

日本の司法制度は,性的暴力の生存者に対して装備されている(rigged)。トランスジェンダーの女性を含む女性は,深い差別に直面している。女性は,結婚するときにファミリー・ネイムを維持することへの強い障壁に依然として直面している。2018年,日本で最も権威のある(prestigious)医科大学は,入学させる女性の数を抑えるために入学試験結果を操作している(manipulating)ことを認めた。

国際オリンピック委員会は,オリンピックの主催者は,性別を含む「あらゆる形態の差別を禁止」しなければならないと述べている。森氏のコメントは,日本政府が女性に対する態度を早急に改革する必要があることを示しており,出発点としてはスポーツから取り組むのが良い。

(転載了)
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さて,この結末は?

単に 森氏のみに止まらず,日本社会の在り方が問われています。

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