« 強盗致傷事件の判決が 示談で軽くなる? | トップページ | TVでの面白い発言(その 71) »

2021年3月24日 (水)

バイデンは米国の立場を回復できるか?

GALLUPMarch 15, 2021付けで “Republicans Drive Drop in Positivity on U.S. Global Standing”(共和党が米国の世界的地位の低下を後押し)の見出しの記事が掲載されていました。

下記,拙訳・転載します。

******************
____________________

STORY HIGHLIGHTS

58% in U.S. think Biden is respected by world leaders
米国の58は,バイデンが世界の指導者から尊敬されていると考えている

49% say U.S. rates favorably in world; 37% are satisfied with U.S. position
49が,米国の評価は世界で好ましいと述べており,37が米国の立場に満足している

Republicans' positivity has tumbled since 2020, driving overall ratings down
共和党の肯定感(positivity)は2020年以降下落し,全体的な評価を下げている

_____________________________

WASHINGTON, D.C. -- ジョー・バイデン大統領の就任当初,米国人の58が,彼が世界中の指導者から尊敬されていると考え,最近の大統領の中で最も高く,ドナルド・トランプの任期中の測定値よりもはるかに高い。それでも,世界の舞台でのバイデンについてのこの肯定性(positivity)は,米国の国際的地位についての楽観的な見解には繋がってない。代わりに,米国が世界の目から見て好意的に見られているという国民の感情(49)と,世界における米国の位置に対する国民の満足度(37)は急激に低下している。
これらの低下は共和党によって引き起こされたもので,共和党は昨年これらの測定値で過去最高を記録したが,民主党の意見はこれまでのところわずかな改善しか示していない中で,バイデンが新たに就任した。

001_20210320151601

最新の調査結果は,バイデンが就任演説(inaugural address)で「私たちの同盟を修復し,再び世界と関わり合う」という彼の計画を概説した数週間後に行われたギャラップの23日から18日までの世論調査からのものである。バイデンの外交政策の目標は,主にトランプの「アメリカ・ファースト」戦略 ― 米国の世界保健機関 および パリ協定からの撤退が含まれている -からの反転である。バイデンは大統領としての最初の数時間に,大統領命令に署名することによってこれらの問題の両方に取り組んだ。
さらに,バイデンはすでに多くの外国の指導者と話をし,イランの核合意を回復する可能性のある措置を講じ,米軍の中国戦略に取り組むために国防総省のタスクフォースを創設し,ロシアに制裁を課すなど,今後のことを約束した。

Majority of Americans Think World Leaders Respect Biden
米国人の大多数は,世界の指導者がバイデンを尊敬すると考えている

2001
年以来,ギャラップは,外国の指導者が米国大統領を尊敬するかどうかについての米国人の認識を定期的に追跡してきた。米国の成人の58は,世界の指導者がバイデンを尊敬していると述べており,これは,20092月のバラク・オバマの最初の67より少ない(shy of)。
ただし,20012月のジョージW.ブッシュの4920172月のトランプの29をはるかに上回っている。

トランプが在任中,米国の成人の37だけが,彼が世界中の指導者から尊敬されていると述べた。ギャラップの世界世論調査のデータでも同様に,94ヶ国と地域の居住者における米国のリーダーシップの承認率の中央値は2020年に過去最低の28だった。2019年の承認率の中央値は135ヶ国で33だった。

002_20210320151601

民主党員の90と共和党員の19が,バイデンが外国の指導者から尊敬されていると考えている。これは,党の大統領に対する反対意見の典型である。唯一の注目すべき例外は,同時多発テロ後の2002年で,過去最高の75が,両党の大多数を含んで,世界中の指導者がブッシュに敬意を表していると述べた。それでも,ブッシュはまた,イラク戦争中の2007年に21の最低記録を示した。当時,共和党員の45と民主党員の11は,他の世界の指導者がブッシュを尊敬していると考えていた。

Decline in Public's Views of How U.S. Is Rated on World Stage
米国が世界の舞台でどのように評価されているかについての国民の見方の低下 

米国人の大多数は,バイデンが海外の指導者の尊敬を得ていると考えているが,彼は米国の世界的なイメージを修復するという課題に直面している。米国が世界の目から見て非常に,またはある程度好意的に見られているという米国人の信念が60から49に,全体的に11に低下したのは,共和党員と共和党支持者が1年前から37ポイント低下した結果である。共和党の間での減少は,バイデン就任における民主党員と民主党支持者の見解において,より控えめな13ポイント改善し,53%になっている。

この傾向は,2009年にブッシュ政権の後にオバマが就任したときに起こったことと似ている。2008年から2010年の間に,米国の肯定的評価は世界で31から63へと約2倍になった。同時に,共和党員は58から38に減少した。

003_20210320151601

米国人の49は,米国が世界の舞台で好意的に見られていると考えているが,世界での地位に満足している人はさらに少なく,37である。これは,1年前から16ポイントの減少を示しており,これは,民主党の増加(+22ポイント)よりも共和党の減少(-55ポイント)の方がはるかに大きい結果でもある。

世界における米国の立場に対する満足の党の見方は,米国への好意の見方を含むものと同様の軌道をたどってきた。つまり,大統領がブッシュからオバマに移行した2008年から2010年の間に,民主党の満足度は14から50に上昇し,共和党の満足度は54から19%に低下した。

004_20210320151601

米国人の大多数は,2000年から2003年までの米国の立場に満足を表明していた。その後,昨年2月に53に上昇するまで,半分以下しか満足していなかった。

Bottom Line
結論

米国人は,トランプの大統領時代を通した考えよりも,世界中の指導者がバイデンを尊重していると考える可能性がはるかに高い。それでも,米国が国際的にどのように見られているかを評価することになると,彼らは移行段階にある: つまり,民主党がトランプにより与えられた信じている損害を考えると,民主党が米国の役割やイメージに満足するのはバイデン大統領の時期としては早すぎる。どちらにしても,トランプの撤退は共和党の評価を下げる(deflate)のに十分だった。バイデンが外交政策の議題の制定を増加させるにつれて,民主党の,世界の舞台での米国の肯定的な印象は高まる可能性があり,二極化が最後の2人の大統領の下で見られた極端に拡大すると仮定するとさらに共和党は低下する可能性がある。

(転載了)
****************

トランプの影響は 4年間といえど 米国に対する世界の評価としては大きかったようです。

|

« 強盗致傷事件の判決が 示談で軽くなる? | トップページ | TVでの面白い発言(その 71) »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 強盗致傷事件の判決が 示談で軽くなる? | トップページ | TVでの面白い発言(その 71) »