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2021年3月19日 (金)

世界的に権威がある兵学校(士官学校)の5校

世界各国には 軍人,特に士官を養成する兵学校(Military Academy)が存在しますが,その中でも 特に権威がある5校を ‘IU Education at Indiana University's School of Educationが選んでいました。
The Most Prestigious Military Schools in the World”(世界で最も権威のある兵学校)April 12, 2018付けで公開しています。

下記,拙訳・転載します。

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誰もがエンジニアや会計士(accountant)になるための教育を受けるわけではない。代わりに,兵学校(military academies)を選び,軍事技術・情報,および戦場での戦闘方法を学ぶ人もいる。これにより,自国で奉仕することに関心がある学生に実技の準備を整える。
以下は,世界中から集められた5つの最も権威のある士官学校(military schools)である。

#1 – United States Naval Academy
#1-米国海軍兵学校

米国海軍兵学校,または略してUSNAは,1845年に設立された。米国海軍と海兵隊(Marine Corps)に入る学生を教育する。キャンパスはメリーランド州アナポリス(Annapolis)にあり,ワシントンD.C.から少し離れている。学生が入学するためには 国会議員の推薦が必要である。毎年約1,300人の新入生が入学し,そのうち1,000人が卒業にこぎつける。

#2 – Royal Air Force College
#2 –英国空軍大学

イギリスのスリーフォード(Sleaford)にあるRAFカレッジは,イギリス空軍でパイロットになるように学生を訓練している。1915年にイギリス海軍として設立された。 第一次世界大戦中,大学は航空訓練センター(aviation training centre)として機能し,1919年までに,公式に世界初の航空アカデミー(air academy,空軍士官学校)になった。卒業生の中には,チャールズ皇太子とウィリアム王子など,いくつかの注目すべき名前がある。

#3 – United States Military Academy
#3 –米国陸軍士官学校

ウェストポイントとしても知られる米国陸軍士官学校は,世界で最も有名な陸軍士官学校の1つである。トーマス・ジェファーソン大統領が,1801年の大統領時代に設立を指示した。学生が入学するためには,米国議会から指名されなければならない。在学中に,学生は学問,運動 およびリーダーシップのスキルを身に着ける。授業料(tuition)は不要だが,卒業生はすぐに現役任務に就く必要がある。
トレーニングは,完了するまでに合計4年かかる。アカデミーはニューヨーク州ウェストポイントのハドソン川の近くにあるため,ニックネームが付けられている。

#4 – Saint-Cyr
#4 –サン=シール

サンシールは,フランスのコエトキダン(Coetquidan)にある特別な兵学校である。学生は,公式の士官として修士号(M.S. or M.A.)を取得して卒業するための集中的なトレーニングを受ける。トレーニングは完了するのに3年かかり,平均的な士官候補生は21歳である。ナポレオン・ボナパルトが1803年にこの学校を設立し,その卒業生はほとんどヨーロッパで大きな紛争で戦った。65,000人以上の士官候補生が訓練を受けており,そのうち2,000人以上が留学生である。アカデミーはまた,前の学校のウェストポイントとのつながりがある。フランスの有名な大統領であるシャルル・ド・ゴールは,この多くの卒業生の1人だった。

#5 – National Defense Academy of Japan
#5 –防衛大学校

防衛大学校は1953年に設立された。自衛隊の将校になりたい学生のために訓練と学位を提供している。学生には,このリストにある他のアカデミーの中で防衛大学校を特別なものとする,給与が支払われる。卒業後,学生は幹部候補生学校でトレーニングを続けることができまる。アカデミーを通じて修士号または博士号を取得するオプションもある。1980年代には,コンドリーザ・ライスが教授としても訪れた。 卒業生には宇宙飛行士や政府高官が含まれている。

(転載了)
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権威ある士官学校を選んでいるサイトは色々ありますが,防衛大学校がこれらの選から漏れることはないようです。
ドイツの兵学校が どれにも見当たらないのは何故でしょう。

かつて,太平洋戦争までの日本は 陸軍士官学校と海軍兵学校がありましたが,江田島にあった 海軍兵学校は 世界のトップ5,あるいは トップ3に入ったようです。

英文 Wikipedia の江田島の海軍兵学校の記述は下記です。

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Imperial Japanese Naval Academy

The Imperial Japanese Naval College (海軍兵学校, Kaigun Heigakkō, Short form: 海兵 Kaihei) was a school established to train line officers for the Imperial Japanese Navy. It was originally located in Nagasaki, moved to Yokohama in 1866, and was relocated to Tsukiji, Tokyo in 1869. It moved to Etajima, Hiroshima in 1888. Students studied for three or four years, and upon graduation were ordered (warranted) as Midshipmen, commissioned to the rank of Ensign/Acting Sub-Lieutenant after a period of active duty and an overseas cruise. In 1943, a separate school for naval aviation was opened in Iwakuni, and in 1944, another naval aviation school was established in Maizuru. The Academy was closed in 1945, when the Imperial Japanese Navy was abolished. The Naval Academy Etajima opened in 1956 and the site now serves as the location for Officer Candidate School of the Japan Maritime Self-Defense Force.

(拙訳)
海軍兵学校は大日本帝国海軍の兵科将校(line officer)を養成するために設立された学校である。もともとは長崎にあり,1866年に横浜に移転し,更に1869年に東京の築地に移転した。広島の江田島に移転したのは1888年である。生徒は3年 もしくは 4年間勉強し,卒業すると士官候補生(Midshipmen)となって(保証され),実務と海外遠征の期間を経て少尉/予備少尉(Ensign/Acting Sub-Lieutenant)に任官した。
1943年に岩国に別の海軍航空学校(school for naval aviation)が開設され,1944年に舞鶴に別の海軍航空学校が設立された。兵学校は,大日本帝国海軍が廃止された1945年に閉鎖された。江田島海軍士官学校(?)(The Naval Academy Etajima)は1956年に開校し,現在は海上自衛隊幹部候補生学校(Officer Candidate School of the Japan Maritime Self-Defense Force)の所在地となっている。

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