« 小松左京「アメリカの壁」を読んだ。 | トップページ | 小倉さんは 号泣したのか? »

2021年3月25日 (木)

スエズ運河で超大型コンテナ船座礁,通航船立ち往生発生。

3月23日 朝,スエズ運河でコンテナ船が座礁して通航を塞ぐ事故が発生したようです。

報道を参考にまとめるとー
・座礁した船は コンテナ船  “Ever Given
      船主:正栄汽船(株)(愛媛県)
      オペレーター:Evergreen Marine(台湾)
      20,388TEUTwenty-foot Equivalent Unit
                          20feet コンテナ換算積載個数)
      L=400mB=59m
Voyage:中国 → ロッテルダム
・事故:突風でコースを外れ,座礁,運河を塞ぐ。
    (「砂嵐による視界不良」説もあり)
   下の3枚目の衛星写真では完全に塞いでいます。
・復旧の見込み:不明。

001_20210324230701
003_20210324230701
002_20210324230701

・影響を受けている船 
    北向き(紅海→地中海):42隻
    南向き(地中海→紅海):64隻

スエズ運河はー
  ・地中海と紅海を結ぶ全長 193km,1869年完成。
  ・世界貿易の約12%,海上石油貿易の約10%,LNG8%が通過。

36,7年前,今回 事故を起こした ‘Evergreen’ 所有のコンテナ船に乗って,スエズ運河を北向きで通過したことがあります。
運河は一方通行で,朝,北向き,南向きの それぞれのConvoy(軍艦がいれば それが先頭)が同時に運河に入ります。一方通行(小型ヨットとすれ違ったことはあった)なのに どこですれ違うか?
途中に ‘Great Bitter Lake’ (おそらく)という湖があって ここに全船が入り終わって,それぞれの方向の運河に入っていきます。運河の途中では Uターンできない幅なので 途中で事故を起こす船があると後続の船は立ち往生します。これが現在の状況です。 
24日は 8隻のタグボートで動かそうとしましたが無理だったようです。

軍艦が船団の先頭を走るのは このような事故があったときのリスク回避だったと納得しました。

|

« 小松左京「アメリカの壁」を読んだ。 | トップページ | 小倉さんは 号泣したのか? »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 小松左京「アメリカの壁」を読んだ。 | トップページ | 小倉さんは 号泣したのか? »