« 見出しに見る勘違い(その700) | トップページ | 葉の緑に隠れてー 梅の実。 »

2021年4月17日 (土)

BARACUTA FRASER TARTAN

この季節,“BARACUTA G9 Harrington” ばかり着ています。
BARACUTA G9” の特徴の一つに,モノトーンで地味なデザインの外観に対して,チラリと見えることがあるタータン・チェックの派手な裏地があります。 “Fraser Tartan” です。

002_20210415113501

BARACUTA” の英文サイト(イタリア),‘WORLD’ の項に “BARACUTA FRASER TARTAN” と題する記事があって,その起源が説明されています。

以下,読んでみます。

**************************

001_20210415113601

1940年以来の独特の(distinctive)サイン。
タータンの歴史は何世紀にもわたって大陸にまたがっている。その起源は定かではないが,「セット(sett)」と呼ばれるこの糸と色の特別な交差は,長い間ファッションの歴史の中で特別な空間を占めてきたことが知られている。

スコットランドと一般的に結びついているタータンは,16世紀頃にハイランド(Highland)に登場した。この時期,住民達は伝統的なウールのドレスを作るためにタータンを採用した。使用した糸の色は,植物のベリーと根から得た。糸を織り交ぜると,独特のデザインになった。このようにタータンは文化的帰属(cultural belonging)の象徴となり,1805年にハイランド・ソサエティによって正式に登録された独特のサインとなった。1842年に,“Vestiarium Scoticumdei” の巻がスコットランドのタータンの公式カタログになった。ビクトリア朝時代には,製本の習慣(custom of binding)が,いわゆるチーフ・タータン(Chief’s Tartans)を使って,さまざまな家族に生地の色を広めた。

ここから,ロバート卿一族(the Lord Lovat family)に属するフレーザー・タータン(Fraser Tartan)が登場する。 赤の背景に白,緑,青のオーバー・チェックが施され,1940年から “Baracuta” の衣料に採用されている。

1940年,ミラー兄弟はマンチェスター・ゴルフクラブに入会した。マンチェスター・ゴルフクラブは,街からそう遠くない場所でビジネスと娯楽を組み合わせたいと考えていたさまざまな郡(counties)の領主が頻繁に訪れた歴史的なクラブである。熱心なゴルファーだった兄弟は,ゴルフコースに最適なジャケットをデザインし始めた。
そして,“Baracuta G9” モデルが誕生した。ゴルフの「G」とコースの9ホールの「9」である。彼らの願いは,スイング中に衣装の優雅さを維持しながら,動きの自由を保証するアウターウェアを作成することだった。

袖のカット,少なくとも2つのゴルフボールが入るようにデザインされたポケットの位置と深さなどの細部に注意を払うとともに,ミラー兄弟は,G9の裏地生地を慎重に捜すのに,同様に多くの時間を費やしている。彼らは 製品をユニークにする特徴となるトレードマークを求めた。
遅かれ早かれ彼らはそれを見つけた, マンチェスター・ゴルフクラブの最もエレガントなロード,サイモン・クリストファー・ジョセフ・フレーザー准将としても知られているロード・ロバート のおかげだった。「フレイザー・タータン(Fraser Tartan)」と呼ばれるファミリー・タータンを所有していたロバート卿の一族は,19406月にミラー兄弟に特許権を与え,新しい “Baracuta G9” モデルの裏地として使用できるようにした。

(転載了)

********************

文章の中に-

Sooner or later they found itthanks to Lord Lovat A.K.A. Brigadier Simon Christopher Joseph Fraserthe most elegant Lord of Manchester Golf Club.” の一文があります。

この中の “A.K.A.” は-

【略】also known as
  ~の別名でも知られる,別名~,別称~,またの名を,一名~という

|

« 見出しに見る勘違い(その700) | トップページ | 葉の緑に隠れてー 梅の実。 »

garments & others」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 見出しに見る勘違い(その700) | トップページ | 葉の緑に隠れてー 梅の実。 »