“Grantchester” で,“Hip” は 既に死語?
BS11 で,2014年から英国ITVで放送されているテレビシリーズ 「グランチェスター 牧師探偵シドニー・チェンバース」(Grantchester),“SEASON 1, EPISODE 5” を観ました。
牧師シドニー・チェンバースが ジョーディ・キーティング警部を伴って ロンドンのジャズ・クラブにジャズを聴きに行く,という設定で ロンドンの キングス・クロス駅の到着シーンから始まります。
英語の台詞を聴いてみました。
Don’t you dare say.
“Because it’s hip.”
Who says that? No-one says that.
No.
You know what you need?
A very large drink.
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時代は 1950年代の前半で,「イカしている」と訳された “hip” が既に 死語になっています。
英文Wikipedia には “Hip” を次のように解説しています。
「ヒップは,クールのように,特定の対象を指すものではなく,ヒップと見なされるものは絶えず変化している。
ヒップという用語は、1900年代初頭にアフリカ系米国人の黒人英語(AAVE:African American Vernacular English)として記録されている。 1930年代と1940年代には,特にアフリカ系米国人が支配するジャズ・シーンで一般的な俗語になった。」
英和辞典には “hip” の形容詞としてー
1.〈俗〉流行に敏感な、進んでいる
2.〈俗〉格好の良い、いかした
3.〈俗〉物知りな、利口な
とありますが,現在 使われるのかどうか?
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