007映画の最新作公開日,4回目の変更で早まる。
「007 / ノー・タイム・トゥ・ダイ(No Time To Die)」の公開は 当初,2020年4月でしたが,新型コロナの影響で 同年11月に変更になり,更に 2021年4月に,最終的に 2021年11月に変更になっていました。そして,8月20日,4回目の変更があって ・・・ 。
‘REUTERS’ が Aug.21,2021 付けで伝えています。
以下,その全文を 拙訳・転載します。
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“New James Bond movie release to go ahead in September”
「新しいジェームズボンド映画のリリース,9月に早まる」
ロサンゼルス,8月20日(ロイター)- 新しいジェームズ・ボンド映画「007 /ノー・タイム・トゥ・ダイ(No Time To Die)」は,コロナウイルスの流行で,エンターテインメント業界では映画のリリースが4回遅れる可能性があるとの憶測にもかかわらず,金曜日(8月20日),9月下旬が世界初公開日(world premiere date)と設定された。
公式の @ 007 Bond Twitter account への投稿によると,ユニバーサル・ピクチャーズ(CMCSA.O)と MGM映画のレッド・カーペット・ワールド・プレミアは,英国映画館での9月30日の公開予定日に先立って,9月28日にロンドンで開催される。
米国では 10月8日に公開される予定である。
「007 /ノー・タイム・トゥ・ダイ」の公開日は,2020年3月のパンデミックの発生以来,世界中の映画館がドアを閉め,あるいは,観客数が制限されたため,元の2020年4月の予定日(slot)から3回変更された。
ジェームズ・ボンド映画はハリウッドで最も価値のある映画フランチャイズであり,2015年の「スペクター(Spectre)」は世界中の興行収入で8億8000万ドルを稼ぎ,2012年の「スカイフォール(Skyfall)」は世界で10億ドル以上を売り上げた。
制作に推定2億ドルの費用がかかったこの映画は,ダニエル・クレイグが英国のシークレット・エージェントとして最後の出演と言われており,この秋に最も大ヒットが期待される(anticipated)作品の1つである。
しかし,COVID-19のデルタ変異体は,米国およびその他の地域で感染症の増加をもたらし,観客が映画館に座ることを安全に感じるかどうかについての懸念を引き起こしている。
「ブラック・ウィドウ(Black Widow)」や「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党,集結(The Suicide Squad)」などの最近のビッグ・リリースの興行収入(box office)は,ハリウッドのスタジオがストリーミング・プラットフォーム(streaming platforms)でいくつかの映画をリリースしたため,期待外れの結果になった。
雑誌 ‘Variety’ によると,北米の興行収入は2019年の同時期より約50% に止まっている。
ソニー(6758.T)の映画スタジオは先週,スーパーヒーローの続編「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(Venom: Let There Be Carnage)」のリリースを10月中旬まで1ヶ月近く遅らせた。
(転載了)
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日本での公開は 10月1日のようです。
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