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2021年8月 7日 (土)

米国人は 自国の Billionaire をどう見ているか?

世界中で,所得,あるいは財産の格差が大きくなる傾向があり,問題視する動きがあります。
平均的に国民生活が豊かな米国は この傾向は小さいと思われますが,実際は?

Pew Research Center’ の July 28, 2021付けで-
Americans’ views about billionaires have grown somewhat more negative since 2020
億万長者に関する米国人の見方は,2020年以降やや否定的になっている
と題する調査報告がありました。

下記,拙訳・転載します。
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001m_20210801185201 ピュー研究所の新しい調査によると,一部の人々が10億ドル以上の個人的な財産を持っていることは国にとって悪いことだと言う米国の成人の割合が増えているが,大多数はそれが良いことでも悪いことでもないと言い続けている。この調査は,宇宙探査,慈善活動,娯楽,そして彼らの富と権力について,ここ数ヶ月で何人かの億万長者が見出しを飾ったのを機会に行われた。

2020年1月の約4分の123)から増加して,およそ10人中3人の米国人(29)が,10億ドル以上の個人的な財産を持っている人がいるという事実は国にとって悪いことだと言う。

億万長者を持つことは国にとって良いことだと言う割合は,同期間に19から15にいくらか減少した。

米国人の過半数(55)は,昨年(58)と言った大人の割合と同様に,億万長者は国にとって良いことでも悪いことでもないと言い続けている。

センターのアメリカン・トレンド・パネルの10,221人のメンバーを対象に78日から18日に実施された調査によると,民主党と共和党の両方が億万長者の影響についてより否定的になっている。しかし,民主党は共和党よりもはるかにこの見解を保持する可能性が高いままである。

民主党員と民主党支持者の間で,億万長者が国に悪いと言う割合は,2020年以来8パーセンテージ増加した(34から42に)。民主党員の10人中1人だけが,億万長者は国に良いこと言っており,これは,昨年の割合(12)とほぼ同じである。

002m_20210801185201 民主党 リベラル派は,数十億ドルの個人的な財産を持つ人々がいることは国にとって悪いことだと特に言う可能性があり,54がこれを言い,わずか6が良いことだと言っている。保守的で穏健な民主党員の約3分の132)は,億万長者がいることは国にとって悪いことだと述べ, 12が良いこと答えている。

共和党員と共和党支持者の間で,億万長者が国にとって悪いことだと言う割合は5パーセンテージポイント(9から14)増加し,良いことだと言う割合は減少し 7ポイント(28から21)。

共和党員のほぼ3分の264)は,共和党内のイデオロギーグループ全体で同一の割合を含め,億万長者の存在は国にとって良いことでも悪いことでもないと述べている。しかし,影響が見られる穏健でリベラルな共和党員は,億万長者がいることは国にとって悪いこと(20)であると言うのと,良いこと(16)であると言う可能性がほぼあまり差はない。保守的な共和党員の間では,何人かの人々が数十億ドルの財産を持っているという事実は,それが悪い(11)と言うよりも国にとって良い(24)と言う人が約2倍いる。

ホワイト(30),ヒスパニック(32),アジア系アメリカ人の成人(34%)の約3分の1が,億万長者がいることは国にとって悪いことだと述べている。黒人の成人はこれを言う可能性が低く,19だけが億万長者は国にとって悪いことだと言っている。 (黒人の成人は,他の人種や民族グループの成人よりも,これは良くも悪くもないと言う傾向がある。)

003m_20210801185201 若い成人は 年配の成人よりも億万長者がいることは国にとって悪いと言う可能性がかなり高く,この年齢差は昨年より大きくなっている。

今日,30歳未満の成人の半数は,一部の人々が10億ドル以上の財産を持っているという事実は,昨年の39から増加して,米国にとって悪いことだと言っている。そして,30歳から49歳までの3分の1がこれを言っており,昨年の約4分の124)から増加している。比較すると,50歳以上の成人の約10人に2人(18)は,億万長者は国に悪いと言っており,昨年1月に言った15よりわずかに高い。

各党内では,30歳未満の成人は,高齢者よりも10億ドルの財産を持つ人々の存在について否定的な見方をする傾向がある。1829歳の共和党員の10人中3人は,3049歳の共和党員の165064歳の965歳以上の8と比較して,10億ドル以上の財産を持っている人がいるのは悪いことだと言う傾向が強い。

民主党員の中で,18歳から29歳の61は,億万長者がいるという事実は国にとって悪いことだと言っている。これは,3049歳の民主党員の475064歳の民主党員の24% は65歳以上の民主党員の32と比較さる。

ホワイトとヒスパニックの共和党員の同様の割合は,億万長者は国にとって悪いことだと言う。(黒人とアジア系の共和党員は,国民の小さな割合であり,それぞれのサンプルサイズは小さすぎて個別に分析できない。)しかし,民主党員の間では人種や民族によってかなりの違いがある。

白人民主党員の約半数(52)は,ヒスパニック系民主党員(39)やアジア民主党員(40)と比較して,億万長者は米国にとって悪いことだと述べている。比較的少数の黒人民主党員は億万長者の影響について否定的な見方をしており,2110億ドル以上の財産を持っている人がいるのは国にとって悪いことだと答えている。

低所得の共和党員は,中所得および高所得の共和党員よりも,億万長者の影響が国に悪いと言う可能性がわずかに高い。民主党員は,家族の収入によるこの質問に大きな違いはない。

(転載了)
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そろそろ 自由の国も 変わっていくのでしょうか?

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